四国お遍路ツーリング第3弾(11月)で利用した宿泊施設の一部を、覚え書き的に。
旅日記をまとめるのは、いつになることやら…なので(苦笑)。
大手ホテルチェーンの中で、もっとも利用頻度が低いアパ。
既存廃業ホテルの居抜き開業が多いため、玄関からロビー、フロント周りだけはやたら豪華で広いものの、建物や設備の古さから中身はボロボロなホテルも少なくないわけで。
お遍路の行程上、高松市内中心部ではなく、(徳島県境の)山間部に少しでも近い宿泊施設をと考えての利用。お遍路の行程から遠く離れた立地で、わざわざ選ぶ意味がなかったことは、ホテルへ向かい始めてから実感したわけで。
それだけ、高松空港が辺鄙な場所にあるとも。空港利用なら便利なホテルかもしれませんが、徒歩だと空港ロビーから20分ほどかかりそうなので、どうなんでしょ。
御多分に漏れず、ここも玄関~ロビー、フロントは豪華&広大な高級シティホテル風。
フロントでバイク駐輪について尋ねると、「特に決まっているわけではありませんが…」と、建物の庇がちょっとした屋根代わりになっている場所を案内されました。そこに停める人が多いとのことで、なるほど、小雨程度なら濡れずに済みそうです。
で、肝心の部屋は…。居抜き前の広い部屋をシングルルームに区分け改装したのか、遮音性が限りなくゼロに近い。特に酷いのが廊下の音で、人が歩く足音まで、ドアを通してデスクまで聞こえてきます。椅子に座って落ち着く場所はそこだけなので、音から逃れようがない。パタパタ歩く廊下の足音があれほど室内に聞こえてくるホテルは、そうそうないんじゃ(苦笑)。
当然、廊下で喋る声も筒抜け。「他人の迷惑など気にしない」大陸系の大騒ぎグループがやたら多い客層もあって、騒がしいのなんの。エレベーター至近の部屋だっただけに、まったくといっていいほど、くつろげません。
さらにこの連中が互いの部屋を行き来し、間違えたのか深夜にドアをノックされてブチギレ…。
おそろしく低い遮音性と客層の悪さから、二度と利用しないホテル候補にインプット確定。
運が悪かったともいえるでしょうが、空港利用者が大半と思われるだけに、インバウンド需要を考えると客層が良いとは…。
チェックアウト時に小言を伝えても、「何か問題が生じた際は、いってもらえれば対処します」と機械的な返答のみ。客層の悪さを謝罪しろとはいいませんが、宿泊者への心遣いは感じられず。(チェックイン時とは別人)
まぁ、アパはそんなもんでしょう。
ちなみに、北海道ツーリングで利用したアパホテル&リゾート<札幌>も酷かったですね。
大雨強風の日だったため、壁の通風孔(通気口?)がパカパカと開閉したあげく、雨水が室内に流れ込み…。ちょうど真下に置いてあった荷物は、ずぶ濡れに。さすがに苦情を入れましたが、満室で部屋の変更もできず、支配人が謝罪に来ただけ(呆)。
ここも見るからに廃業リゾートホテルの居抜き改装で、根本的な要因は建物・設備の老朽化。大雨の日に泊まると、酷い目にあうホテルですね。
他のアパでもいろいろありましたが、やはりいちばん印象的なのは、(部屋にある)サービスの水ペットボトルに、社長の顔写真付きラベルが貼られていることでしょか。
滞在中に飲みきれなかった場合は、ラベルを剥がして持ち歩かないと後悔します(苦笑)。
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