四国お遍路ツーリング第3弾(11月)で利用した宿泊施設の一部を、覚え書き的に。
旅日記をまとめるのは、いつになることやら…なので(苦笑)。
松山市内中心部にあるホテルで、伊予鉄道・松山市駅や、同市内線(路面電車)の南堀端や市役所前電停から至近。県庁にも近く、坂の上の雲ミュージアムまでも徒歩10分圏内。ビジネス・観光ともに便利な立地なのでは。
「共済会館」だけに本来は市町村など県内公務員向け宿泊施設なのでしょうが、楽天トラベルから予約できるように、空室があれば一般客も利用可能です。
お遍路ツーリング第2弾で宿泊した高知の共済会館(COMMUNITY SQUARE)が大満足だったので、愛媛県も…と利用してみたわけですが。
その感想は、何とも言えないというのが正直なところ。
このホテルにはシングルが2種類あり(ユニットバス付きorアウトバス)、料金プランも異なります。施設の公式サイトには各部屋の写真が載っていて、安いアウトバス部屋は、窓枠に耐震化工事による巨大な柱が埋められているとわかるはず。室内の様子を見ても、この部屋はちょっと…な印象だったので、通常のユニットバス付きシングルを予約しました。
が、その部屋は、上記のアウトバス部屋にユニットバスをくっつけただけ。窓枠が巨大な柱で埋まる圧迫感に加え、サイドテーブルや机、冷蔵庫などをバラバラの位置に配した室内形状が最悪で。何をするにも立ち上がって数歩動かなければならず、ちっとも落ち着けない。ノートPCを広げられるスペースは、ユニットバス扉前(事実上の通路)に置かれたボロいテーブル&腰掛けのみ。真上にはエアコンの吹き出し口(天井埋め込み)があり、身体に風が直接当たって寒い・暑い…。
部屋の面積自体はそれなりの数値でしょうが、とにかく使い勝手が悪い。よくよく見れば、部屋の作り自体がそうなっても仕方ない構造なのですが…。
税込5,700円とお手頃価格ではあるものの、この部屋で過ごすぐらいなら、6,000~7,000円で別のホテルに泊まったほうがいい。連泊予定だったこともあり、余計にそう感じさせられたわけで。
(松山市内のホテル価格はインバウンド需要で高騰し、6,000~7,000円でも選択肢は少ない)
翌朝、フロントで「サイトに載っていた写真と部屋が違う」旨を告げたところ、同じ料金で2種類の部屋があると判明。
別の(写真通りの)部屋にキャンセルが出たため移れるとのことで、2泊目はそちらに替えてもらったところ…。前夜とは逆に、「この料金なら安い!」と絶賛したくなるほど快適かつコストパフォーマンス抜群な部屋でした。
それだけに、2種類ある部屋の格差が大き過ぎて…。チェックインするまで、部屋がわからないロシアンルーレット状態なことも…。
(ひょっとすると、まともな部屋のほうは公務員優先?)
楽天トラベルの口コミで真逆の評価が目立つことにも、納得。同じ料金のシングルで、どちらの部屋に泊まるかで快適度は雲泥の差でしょうから。
バイクは車の駐車場とは別で、建物前(玄関の両サイド)スペースが駐輪場に。
ただここ、宿泊者以外の施設利用者も使用するようで、1日目はバイク(ほぼ原付二種か原付スクーター)でいっぱい。大型バイクだと隣のスクーターに擦られたりする可能性も低くないため、積極的には駐めたくないような…。道行く人の会話から、どうやら(異様なほど)バイクが多いタイミングで宿泊したようですが。
(松山市内を走るスクーターの多さには、驚かされました)
何とか駐輪スペースを作ってもらえたように、スタッフの対応や親切丁寧さには不満なし。皆さん、きちんと仕事をされてます。
問題は、あれだけ環境が異なる部屋を同じシングル、同じ料金プランに設定していることですね。共済会館なことを踏まえて、ダメなほうが5,000円以下、快適なほうが6,000円ぐらいなら納得でしょうか。
*追記
日本二輪車普及安全協会によると、松山市は「原付普及率が日本一」なのだとか。
20万世帯以上の全国市区町村で、松山市(人口51万人・25万世帯)の1,000世帯当たり原付(50㏄以下)保有台数(普及率)は236.2台(約24%)。これは、圧倒的に日本一らしく。
確かに、市内でもやたらと原チャや原二(スクーター)を目にしたような。えひめ共済会館の駐輪スペースが、バイクで一杯だったことにも納得。
「市民の足として大活躍 原付普及率が日本一のまち」(日本二輪車普及安全協会)
https://www.jmpsa.or.jp/society/utility/mi2003b.html
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