CS第2シリーズに楽天、中日が進出決定。

[Sports] BaseBall

 パは楽天が岩隈(VS杉内)、田中(VSホールトン)で連勝。
 セは中日がチェン(VS石川)で敗れた後、吉見(VS館山)、中田(VS由規)で連勝し2勝1敗。
 予想通りの結果でしょうか。しかし、楽天の勢いは本当にすごい。あの岩隈が「てっぺん獲るのは本気です!」なんてヒーローインタビューで答えてしまうのだから。。近鉄時代の2001年日本シリーズ(VSヤクルト)で第2戦に先発しKO。その後、第6戦の先発を待たずにチームは1勝4敗で敗退。。。あの悔しさが、未だに忘れらないのかもしれない。
 第1シリーズ勝者チームは、その初戦から第2シリーズ初戦までが中4日。楽天が先発ローテーションをどう回すのかは第1シリーズ前から興味津々…だったけれど、まずは順当に。第2シリーズ初戦は永井で、第2戦から中5日で岩隈、田中なのでしょう。日本ハムはダルビッシュが登板回避と、楽天にとってはまさに「全てがうまく回っている」状態でしょうねぇ。

 対照的に、やることなすことうまくいかなかったのがヤクルト。
 初戦こそ1チャンスを生かして勝ったものの、第3戦では層の薄さを露呈して完敗。1-5で迎えた8回の攻撃は、2点を返しなお1死満塁で7番・投手への代打が志田。。。結果は併殺打でほぼ終戦。「ここで代打が志田しかいないのか?」と思った人も多いでしょう。
 いなかったんだよね(苦笑)。デントナに代走・三輪を出したので、その後のファースト守備に吉本を残しておかなければならない。米野は捕手の控えなので使えない。となると、ベンチに残る野手は志田と森岡しかいないんだもの。どっちもどっち。。。
 その前の6回に二死走者なしから投手に代打・鬼崎を送り、その鬼崎を生かして7番・畠山のところに投手を入れてしまった。これが致命的な采配ミスでしょう。8~9回に7番まで打順が(走者を置いた状態で)回る可能性は大だったのに。8回1死満塁で一発のある畠山だったら、アップアップ状態の浅尾では…まぁ、その時点で岩瀬投入→解決だったかもしれないけれど。
 鬼崎も志田も高田が育てようと目をかけている選手なので、ベンチとしては納得かもしれませんが。
 いかにも選手層が薄いよね。
 新型インフルエンザで先発予定の高木、ユウキ、好調だった捕手・川本の離脱が痛かったということか。あの場面、第2戦までと同様に川本がスタメン捕手であれば、ベンチには相川と米野(衣川もインフルエンザで離脱)がいたはず。当然、代打・相川だったでしょうからね。あるいは、5回の代打がユウイチではなく相川で、8回にユウイチが残っていたか。。。

 落合のほくそ笑む顔が見えるようですねぇ。空回り気味だったチーム状態が復調してきたところで、第2シリーズに突入できるのだから。先発のコマがあってこその余裕だろうけれど、最初から「2位でいい。むしろ2位のほうがいい」と考えているかのようにシーズンを戦い、ここまでは筋書き通り。さて、どうなりますか。。

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