マルチバイトに向かないFirefox

[PC] Misc

 Firefoxを既定のブラウザにしていると、オフラインでhtml(htm)ファイルを開こうとした場合、ファイル名(フォルダ名)に日本語があると、その部分の文字エンコードがUTF-8となって文字化けし、ファイルが表示できないというバグ。1.0PR(Preview Release)では問題のなかったものが、正式版の1.0でダメになり、3月13日にリリースされた1.01でも修正されていない。
 ちなみに、ブラウザが立ち上がっていない状態でならOK。立ち上がって何かのページを表示していると、ダメ。ごちゃごちゃ作業をしている際にこれをやられると、ひじょーにムカつく(苦笑)。
 ま、要は、Mozilla Foundationがマルチバイトに無関心であること、一般(個人)ユーザーに大して冷淡であること、が要因なんでしょうねぇ。シングルバイト圏ではバグと見なされないものなので、修正もされないと。マルチバイト圏での文字コード問題は何をやってもついてまわる問題なものの、これって大多数の(日本人)一般ユーザーには致命的なバグでもあるよーな。。。Mozilla Japanがどの程度の組織なのか知りませんが、それぐらい何とかしろやー、と言いたくなるところ。
 だったらOperaを使えばいいじゃん、と言われそうですが、Firefoxの、特にタブ関連の使いやすさに慣れてしまうと、他ブラウザを使えなくなってしまうので。。。
 逆に、Operaの操作性って、自分にはイマイチなんですよねぇ。中でも、いちばん困るのが、右クリックの使い勝手が悪いこと。例えば、表示されているページ内の語句を検索したい場合。Firefoxだと、その語句を指定し、右クリックで検索すると、検索結果が別タブで表示される。でも、Operaの場合、表示しているページが検索結果ページに切り替わってしまうんですね。これって、元のページを見ながらちょっと検索…といった場合はひじょうに不便。
 また、過去の表示ページに戻りたい場合、FirefoxはIE同様、ツールバーの“←”“→”を右クリックすると表示履歴が表示され、一発で該当ページのキャッシュへ戻れる(進める)のに対し、Operaは1アクションで(直感的に)それができない。ツールバー以外にパネルを表示させておけば“履歴”からそれができるものの、パネル分だけWEB表示画面が狭くなるのはイヤ(^^;; それ以外に使いもしないパネルを表示させておくのもウザいし。パネルは隠しておけるものの、履歴を表示されるのには2アクションが必要となりますからね。
 まぁ、もろもろ、ブラウザとしての基本機能はOperaのほうが優れているとは思うんですけどねぇ。実際、用途によってはわざわざ別にOperaを立ち上げて使ったりもするので。これでもう少し、インターフェイスが改善されてくれれば…は、ないものねだりなんでしょーか。。。


追記

 Firefoxのオフラインでの日本語htmlファイル表示に関する不具合は、1.5.*シリーズになってから解消されますた。

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