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鉄道路線廃止、存続あれこれ

2006年4月23日 - Posted by admin - Inside [Traffic] Railway   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
23 4月.

 北海道ちほく高原鉄道の廃止をきっかけに、しばらく見ていなかった各地の中小私鉄&第3セクターの現状を調べてみると…やはり、かなり深刻な状況が見えてきますねぇ。
 これまで取り上げていなかったもので、特に最近の動きがあった路線を見てみると…




くりはら田園鉄道 (宮城県/石越−細倉マインパーク)

 1995年、旧・栗原電鉄から現在の社名に変更。同時に、架線がありながらディーゼル列車運行に切り替えたほか、1990年に細倉駅を移設し、細倉マインパーク前駅と改称して集客に努めるなど、鉄道存続の努力を続けてきた同鉄道ですが、2007年3月末での廃止が既に決定。
 同線には古くからの鉄道施設が数多くのこり、終点には観光施設の細倉マインパークもあるだけに、何らかの形での保存運動が期待されるところ。

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鹿島鉄道 (茨城県/石岡−鉾田)

 航空自衛隊百里基地へのジェット燃料輸送が打ち切られた(施設老朽化のため)ことから窮地に立っていた同鉄道が、2007年4月1日での廃止届けを国土交通省に提出(3月20日)。親会社である関東鉄道からの支援が、同年以降は打ち切られる(予定)ためでしょうね。
 が、このまま一方的に廃止という流れではなく、地元で存続活動が盛り上がっているよう。
 中でも茨城県立小川高校生徒会による活動は注目されるところ。こうした“鉄道を通学の足にする沿線の学校”による存続運動は、今後も全国に広がっていくのでは。ブルーバンドを販売して存続活動をしていくというかしてつブルーバンドプロジェクトなど、“ならでは”な活動も目立ちます。ただ、公式サイトが生徒会年度別で、活動報告サイトへのリンクがバラバラになっているなど、総合的な活動内容を把握しにくいのが難点。
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桃花台新交通 (愛知県/小牧−桃花台東)

 愛知県小牧市の名鉄小牧線・小牧駅と、愛知県が主体となって開発された桃花台ニュータウンとを結ぶ新交通システムとして、1991年に開業。それからわずか15年の今年3月、出資元である愛知県と小牧市から廃止が発表され、2006年10月1日(実質9月30日)での廃止が決定。
 これは…路線の需要を見誤った、行政の責任問題でしょうねぇ。他の鉄道廃止問題とは、ちょっと意味が違いますね。国土交通省では、建設支出補助金89億円のうち、減価償却分を除く36〜38億円の返還を愛知県に求めるとか。当然と言えば当然かも。
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わかやま電鉄貴志川線 (和歌山県/和歌山−貴志)

 元・南海電鉄貴志川線。
 2003年に南海電鉄が同線の廃止検討を表明後、地元自治体が中心となって存続運動を続け、鉄道用地を買い取り、運行事業者を公募。岡山電気軌道が100%出資する子会社:和歌山電鐵が誕生。南海電鉄からは貴志川線専用車両・2270系車両12両全車が無償で譲渡され、2006年4月から新たにわかやま電鉄貴志川線として運行を開始。
 こうした例は全国でも初のことだけに、今後が注目されるところですね。見方を変えれば、第3セクターによる鉄道事業運営の限界が、全国的に明らかになりつつあるということでもありますが…。
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三木鉄道 (兵庫県/厄神−三木)

 旧国鉄三木線から、1985年に第3セクター化。
 鉄道存続問題から注目された今年1月の三木市長選で、鉄道廃止を公約のひとつに掲げた薮本吉秀氏が当選。同市長が社長に就任した三木鉄道は、2006年度中に廃止方針を決定すると表明。
 こちらは、もはや風前の灯火と言った感が…。もともと、三木市から神戸方面に向かう乗客は神戸電鉄栗生線・三木駅を利用したほうが便利なのでしょうから…。その神戸電鉄栗生線にしても、所要時間がかかりすぎで“便利な路線”とは言えないような気もしますが、JRで加古川経由よりは、なのでしょうね。
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