白骨温泉で入浴剤使用

[Travel] 温泉

 長野県の白骨温泉で、公共野天風呂に白濁用の入浴剤を添加していたことが発覚。それが草津温泉の入浴剤だというのが、何とも。。。野天風呂だけでなく旅館も2軒、同様に入浴剤を使用していたらしく、ひでー話だ。問題は白骨温泉だけにとどまらず、他の温泉でもやってるんじゃないか…という疑惑が全国に広がってしまうのだから。
 泡ノ湯や斉藤旅館など老舗有名旅館は、源泉も古くからのもので無関係なようだけれど。にしても、入浴剤使用を知らなかったわけじゃないだろーし、「ウチは使ってません」と発表すればいいってもんじゃないでしょ。旅館組合が確信犯的にやっていたのだから、ある意味、同罪。
 これも、もともとひなびた山の湯だった温泉地が、ヘンに脚光を浴びて“有名”観光地化してしまった弊害なんでしょうねぇ。だいぶ以前に泡ノ湯には泊まっているけれど、今の宿泊料ではとてもとても…だものなぁ。あの頃の白骨温泉は平和で良かった…と思っている人も少なくないかと。

*以下、白骨温泉公式サイトより

お詫び

 この度、白骨温泉公共野天風呂に関しまして、白濁を増すため、お湯に入浴剤を加えていたことは事実であり、あってはならないことでございました。古くより白骨の温泉を楽しまれているお客様、また関係各位の皆様方には、多大なるご迷惑とご心配をお掛け致し衷心よりお詫び申し上げます。

 心身の安らぎを与える生業でありますのにこのような事態になってしまい、言い訳のしようもございませんが、これを機会に各旅館におきましても、源泉の使用状況の表示、あるいは情報開示をすることを申し合わせ、限りある温泉資源を後世に守り伝えていくことが与えられた使命であると白骨温泉旅館組合全員で確認を致しました。

なお、7月8日以降、入浴剤をいれずに営業致しております。

今一度、基本に立ち返り皆様方に信頼され、安心してご利用いただけますよう一層の努力をしてまいりますので、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

2004年7月12日
白骨温泉旅館組合

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