羽田空港・第2駐車場(バイク駐輪場)

[Bike] 駐輪場

 この日は沖縄に向かうため、バイクで羽田空港へ。
 今回は東京国際(羽田)空港 第2駐車場を利用してみました。
 *s-park for riders 東京国際(羽田)空港第2駐車場
 (以前に第3駐車場を利用した際の日記

 羽田空港は利用する航空会社によって旅客ターミナルが分かれ、ターミナルに直結する駐車場(駐輪場)もそれぞれ別の場所となり、初めて利用する人には複雑怪奇な構造でしょう。
 その相関関係は、以下の通り。

  • JAL、スカイマーク、スターフライヤー(九州方面)など/第1旅客ターミナル
    • 南方面(南ウイング) P1(第1駐車場)/運営:日本空港ビルデング株式会社
    • 北方面(北ウイング) P2(第2駐車場)/運営:空港振興・環境整備支援機構
  • ANA、エア・ドゥ、スターフライヤー(関西方面)など/第2旅客ターミナル
    • 北側 P3(第3駐車場)/運営:空港振興・環境整備支援機構
    • 南側 P4(第4駐車場)/運営:日本空港ビルデング株式会社

 *駐車場(東京国際空港ターミナル/P1・P4を運営する日本空港ビルデングの案内サイト)
 *羽田空港国内線駐車場(P2・P3を運営する空港振興・環境整備支援機構の案内サイト)

 第1ターミナルは、搭乗口が行き先方面別に北ウイングと南ウイングで2分されるため、最寄りの駐車場(駐輪場)もP1かP2のどちらかを選ぶことに。北海道など北行きは北ウイング=P2、関西・九州など南行きは南ウイング=P1が便利。
 第2ターミナルの搭乗口は、利用する便によって搭乗口があちこちに分散するため、P3とP4のどちらが便利かは搭乗手続きを済ませるまでわかりません。ANAでは、直前になっての搭乗口変更も頻発するようですし。

 駐車場名称:P1~P4(第1~第4)の割り振り方も、混乱を招く一因。
 第1ターミナルは南ウイングがP1(第1)、北ウイングがP2(第2)なのに、第2ターミナルでは南側がP4(第4)、北側がP3(第3)。両ターミナルで南~北の順番に統一するなら、第2ターミナルは南:P3&北:P4となるはずなのに。というか、フツーは北から順に思考するものだから、第1ターミナル・北:P1&南:P2、第2ターミナル・北:P3&南:P4が違和感のない名称じゃない?
 これだけでも複雑なのに、P1とP4、P2とP3でそれぞれ運営事業者が異なるため、案内サイトも別々のリンク先に。こうした縦割り・お役所仕事然とした構造が、余計にわかりづらくさせているんですよね。

 何を隠そう今回の自分も、JALで第1ターミナルから沖縄へ飛ぶ(南行き)=最寄りの駐車場はP1なのに、何を勘違いしたのかP2に駐めてしまい、ターミナル内を延々と歩くハメに。遠いんですよねぇ。。。

 その構造とともに複雑怪奇なアクセスルートは、P1駐車場案内ページに掲載されたマップが、いちばんわかりやすい。
 利用したP2を含む第2、第3駐車場:公式案内サイトは、「アクセス方法」が首都高のサイトに直リンされているだけという手抜きなので。一般道からのアクセスルートを、完全に無視している姿勢はどうなのよ。P1&P4を含む羽田空港:ビッグバード自体を運営している日本空港ビルデングと、P2&P3駐車場だけを運営する空港環境整備協会の差が大きすぎて、これまた利用者不在の構造ですわ。

(上記マップは消滅。詳細案内図は空港振興・環境整備支援機構の案内ページに移行)
(インフォメーションが一元化されていない、利用者不在な状況は相変わらず)
空港内道路詳細マップ

 自分は一般道(環状8号)からのアクセスなので、上記のマップ通り、環8を延々と末端まで進み、湾岸道路にぶつかったところで左折。「P1、P2方面」の案内表示に従って空港内へと入り、ターミナル前を通過し、P2建物をグルッと回り込むような形で(ターミナルの)反対側から入庫します。
 ちなみに第2ターミナルのP3&P4を利用する場合は、環8で穴守橋を越え、しばらく走った先のT字交差点(空港二交差点)で左折。長いトンネルで空港地下を抜ける、空港連絡道路からアクセスしたほうが便利かつ早いです。

 羽田空港第2駐車場1 羽田空港第2駐車場2
 【↑ (左)駐車場ゲート。バイクの場合は、「自動二輪」「バイク」と記された一番右側のゲートから入庫すること。他のゲートから入庫すると駐車券が四輪車扱いとなり、出庫時にとんでもない駐車料金を請求されることに】
 【↑ (右)ゲートを抜けると右にカーブし、駐車場内へ。ゲートからそのまま、道路右側のポジションを維持して進むと良い】

 羽田空港第2駐車場3 羽田空港第2駐車場4
 【↑ 駐車場に入る。正面は2階へ昇るアプローチ。その右側の一角が、バイク用スペース。右斜め前を注視しながら入れば、すぐわかる】

 羽田空港第2駐車場5 羽田空港第2駐車場6
 【↑ (左)出入口から見る (右)奥から出入口方向を見る。駐輪スペースはこれだけ。撮影は平日昼過ぎ】

 2階への通路下になるデッドスペースを、後からバイク駐輪スペースに改修したのでしょう。照明が少なく、昼間でも薄暗い場所で、「とりあえず」「後付け」感が半端ない(苦笑)。
 法改正でバイク駐輪場も設置しなければならなくなったため、無理矢理に作ったのかもしれません。駐輪台数もP1、P2各20台分と、第2ターミナルのP3、P4に比べて半分ほど。混雑は必至ですね。
 斜めの通路下という構造から、駐輪スペースは奥へ行くほど天井が低くなります。最奥部分は頭がぶつかってしまうため、バイクも駐められない完全なデッドスペースに。その手前部分も、大型車を駐めようとすれば頭をぶつけがち。奥のほうに駐められているのは、原付や原付二種などミニバイクばかりでした。

 羽田空港第2駐車場7   大きな地図で見る
 【↑ 1台あたりのスペースは、狭くもなく広くもなく。通路もあまり広くはないので、大型車の切り返しは大変かも。第2ターミナルの駐輪場に比べ、狭くて使いづらい】

 上記写真のキャプションでも触れましたが、入庫時に四輪用ゲートから入ってしまうと、駐車券が四輪車扱い(駐車料金が四輪車扱い)になるので要注意。自分もやってしまい、出庫時の表示金額に驚愕(苦笑)。出入口横の管理事務所で事情を話すと、二輪車用の料金で精算してくれました。
 (係員の方は、とても親切でした)
 同様のミスをする人、けっこう多いらしいです(^^;;

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