走行距離:30,050km。
寒さで乗る機会が激減していたRV125JPは、この冬、バッテリー上がりでセルの回らない事態が4回も発生。
2週間ほど乗らなかった2回は完全に放電してしまったらしく、キックでどう奮闘しても始動せず、ロードサービスを呼ぶことに。5日~1週間程度で上がってしまった2回は、キック10発程度で始動。昨年までにも数回バッテリー上がりを経験していますが、キックで始動できたのは初めて。完全放電していなければ、けっこうキックでもイケるものなんですね(^^;;
とにかく、バッテリーが消耗しているのは明らか。1年ほど前に完全放電~充電で復活させたものの、もう限界ということなのでしょう。
現在のバッテリーは、2009年3月から使っていたもの。ショップに長期修理で預けておいたら上がってしまい、新品をサービス扱いでつけてもらってから丸4年。ここまでよく保ったと言えるのでは。
交換は必須なものの、18,000円もする純正品は、あまりに高価…。ネット通販なら、安いもので2,000円程度から販売されているのに。
RV125JPに適合するバッテリーは、YTX9-BS、GTX9-BS、FTX9-BSの、いずれか。3タイプがそれぞれ互換品に指定されているため、どれを購入しても大丈夫なはず。激安品はどれも中国製で品質に疑問があるので、今回は信頼ブランド:GS YUASAの製品を選びました。
ただし、国産よりはるかに安価な台湾YUASA(湯浅)製。
送料を含めると最安だったamazonで、YTX9-BSが3,292円。
amazonの販売なので送料無料ですが、在庫を持っているわけではなく、取次店から取り寄せてamazonが発送・販売する商品。今回は週末の注文で、発送されたのは翌営業日(平日)。amazonが在庫を管理する商品と違い、即日発送とはならないので、急ぐ方は要注意。
とはいえ、電解液を注入した初期充電済みの、すぐに使える状態で発送されてくるのは有り難いです。安売り店の場合は、自分で電解液を入れ、初期充電(1日程度の放置)しなければならないケースも多いので。
長期保存するならともかく、即交換が前提なら手間のかからないほうがいいですよね。
台湾湯浅と国内GSユアサ製品の違いはわかりませんが、そもそもRV125JP自体、台湾製なので気になりません。
SYM:日本国内販売車の純正バッテリーはGSブランドのようですが、KYMCOや台湾ヤマハは台湾湯浅が純正指定だそうですし。GSとユアサも今や同じ統一ブランドなので、変わりない?
中国製と台湾製をごっちゃに考えている人が多すぎなのは困りますが、バイク関連製品にしろ、PCパーツにしろ、中国メーカーと台湾メーカーでは信頼性が雲泥の差ですから。中国製はダメという概念を、台湾製にまで持ち込まないで欲しいですよね。
【↑ (左)デカい箱で過剰包装気味なamazon直接販売製品と違い、外箱に伝票を直接貼りつけた状態で送られてきたのは、ちょっと…】
【↑ (右)外箱背面の説明書きは、中国語】
【↑ (右)箱に入っている取扱説明書は、日本語】
【↑ (左)購入した台湾湯浅製YTX9-BS。端子部用の接続金具&ネジも付属する】
【↑ (右)取り外した純正品、GS YUASAのGTX9-BS。こちらもMade in TAIWAN】
【↑ (左)台湾湯浅 (右)純正品】
【↑ 取り付けた際の端子部は高さ・位置ともまったく同じなので、金具やネジは従来品を再利用。工作精度が低い激安な中国製を購入すると、共通型番なのに端子部の高さなどがズレていて、そのままでは取付けできないケースもあるらしい】
【↑ (左)台湾湯浅 (右)純正品 上面に記載された容量(Ah)表示も、まったく同じ】
【↑ (左)台湾湯浅 (右)純正品 背面の注意書きは、いずれも中国語。類推される内容もほぼ同じ】
当然ですが、交換して即、元気にセルが回りエンジン始動。
にしても、バッテリー作業にリア&サイドパネルの両方を外さなければならないのは面倒。。。
どうせリアパネルを外すのだし、ついでに反対側の左サイドパネルも外し、エアクリーナーもチェックしてみようか。
でもこれ、「ついで」というには面倒すぎる作業かもー。エアクリーナーという性質上、周囲が密閉されていなければならないのはわかるのですが、カバーを外すためのネジが9本もある。。。ちょっと、うんざり。
【↑ 前回の交換、2011年6月(走行22,177km)からほぼ2年が経過し、約8,000kmを走行。まだ大丈夫そう?】
*追記
不要になったバッテリーは、ナップスで引き取ってもらいました。
同店でバッテリーを交換しなくても(買い物をしなくても)、無料で引き取り&処分してもらえるのは嬉しいサービスですね。行ったついでに買い物もしましたが、通販と変わらない価格で購入できるようなものは同店で買いましょ。
(店舗によっては、無料引き取りをしていないところもあるようです)
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