プリンター(HP:Deskjet 5740/2004年購入)が故障した(100%紙詰まりしてしまう)ため、急遽、買い換えに。
これまでが何の機能もない単なるインクジェットプリンターだったので、どうせ買い換えるなら…
- 複合機であること。 (プリンターとスキャナが別々でラックを2段消費していたものを、1段で済ませたい)
- CD/DVDレーベル印刷ができる。
- 各色独立型インクタンク使用。 (これまでは黒+カラー3色カートリッジ式)
を、前提に考える。
写真印刷はしないのでインクが各色独立である必然性はないのだけれど、詰め替えインクまで含めたランニングコストを考えると、黒+3色のカートリッジ式より有理かなと。インクタンクが透明で残量が見えるから、詰め替えも楽かなとか(^^;;
で、調べてみるとこの時期は各社が秋の新機種を発表・発売した直後。まともに考えると、どれも高い。。。(T_T)
逆に型落ちモデルなら、ほぼ底値に近いはず。でも、新機種と旧機種のスペックと実売価格を両方調べなきゃならないから大変だ…。
とりあえず、上記の条件からHPは該当機種ナシ。
エプソンは、インク噴出が濃くて色合いは鮮やかな代わりに、ノズルの詰まりが早いらしい。
エ? それって、インクジェットプリンターとしては致命傷に近い要素なのでは…? 美しい印刷を売りにしつつ、耐久年数を意図的に抑え、ユーザーの買い換え需要を喚起するメーカー戦略ではないかと疑ってしまう(苦笑)。
FAXも一体化されたブラザーの複合機は、ノズルクリーニングが頻発し、インクのランニングコストがべらぼーらしいのがネック。
これまでのスキャナが1200dpiながらCCD機(NEC:MR1201U)なので、同じ1200dpiのCSI機は辛い…という理由もあって却下。
で、最右翼候補に挙がったのが、キヤノンのPIXUS MP610。
発売直後の後継機(MP630)は印刷速度が上がったのと、ちょっぴり小さくなっただけ。それで実売価格が半額なら、旧型機のMP610が圧倒的にお買い得だもの。まさに底値激安で市場から在庫が消えかけているようだし、買うなら今。
などと調べている数時間のうちにも、家電量販店の通販サイトでは在庫が「数量限定」から「完売」に。。。
すぐにも印刷を再開できないとマズイ状況で、壊れたのが土曜の夜。日曜には各所で完売続出になる予感から、焦らないと(苦笑)。
あちこち電話で問い合わせた結果、ヨドバシカメラ吉祥寺で16,400円(ポイント20%:3,280円)=実質13,120円だったため、これに決定。
昼過ぎに電話した時点で残り7台、買いに行った時点で残り数台だったらしいので、幸か不幸かベストタイミング? 処分&決算期&週末特価だったようです。こうした特価品の場合、通販より量販店のほうが(実質)安く買えることが多いですね~。
しかし、重い&箱がデカイな、これ。梱包で10kg近くあるんじゃないか?
箱から出してみても、やっぱりデカくて重かった(^^;;
セッティングは拍子抜けするほど簡単。ドライバのインストールで機嫌を損ねることもあるHPとは大違い(苦笑)。
説明書も親切丁寧で、実にわかりやすい。さすが、純・国産機だけのことはあります。説明書が驚くほど簡素だったり、実用一転張りな作りだけにいろいろ不親切というHP機からの乗り換えなので、余計にそう感じるのかも。。
その使用感は、使いやすいと言えば使いやすい。よく考えられているとは感じます。
自動両面印刷は便利だけれど、遅いなぁ…。
印刷画質は、HPに比べ、全体に色合いが淡泊め。キヤノンとエプソンの比較でも、やはりエプソンのほうが濃いめで(コントラストが高い)、キヤノンは自然な色合いで再現性が高いと言われるそうですが、HPとでも同じ比較論になるかと。
言うなら、上品な印刷? これでもか! と強硬に主張してくるようなHPの印刷とは、質がかなり異なる。写真ではなく、ビジネスユースでの資料やテキスト印刷なら、HPのほうがいいかも。
気になるのは、インクの乾きが遅いこと。安モノの普通紙印刷だと、写真部分などは裏までベッタリ…。事実上、両面印刷は不可能ですね。純正インクの出来、どうなんでそ。
ま、いっか。購入金額を考えれば、大満足の多機能&高解像度&高性能ですからね。
コメント