RV125JPのスピードメーター修理でアライモータース ワールドスクーターズへ行った際、店頭に置かれていたSYMの後継モデル:RV125iにフと目をやると…。
あれ? なんか印象が違う?
よくよく見ると、気づきました。
「あ、シートが変わってる! 以前の(モデルチェンジ前の旧RVシリーズと同じ)ものに戻ってる!?」
正確には、縫い目(?)の部分がドレスアップされたりと若干の豪華仕様(??)になっていますが、要は以前と同じモノ。
「そう言えば、バックレストって新型では非装備だったんじゃなかったっけ?」
何これ、特別仕様車?
尋ねてみると、新たな入荷分からこのシート&バックレスト付きに変わったとのこと。
メーカーサイトを見てみると、写真にはこの変更が反映されていないものの、
RV125i/200i 仕様変更のご案内
1.シート形状
3段階に調整可能なアジャスタブルシート(RV125EFi)へ変更。
2.リヤグリップ
タンデムバックレストを標準装備。
という説明が追記されていました。
って、写真ぐらい変更しようよ。。。
ちなみに、変更されていない写真はこれ。やっぱり、だいぶイメージが違う。。。
(すいません、近いうちに消滅すると思われるため無断使用しました…)
新型シートは表面材質と形状が変わったため、本国では腰に付けたキーホルダーなどによるシート表面の損傷が増えたらしいですね。
また、長時間乗車で腰が痛くなるという苦情も多かったそうな。自分が試乗した際に感じたのと同じで、やっぱりそうだよね、うんうん。
メーカー(本国)から日本のディーラーにもシートについてのアンケートがあり、結果はやはり旧型シートを推す声が高かったとか。
新型(現行)RVシリーズに関しては、フロント周りのデザインが洗練されたのに対し、シートやサイド~後部はデザインが単純&安っぽくなったという印象を受けたわけで、そうした面も考慮されたのかもしれないですね。
「そもそも、なんでそんなシートに変更したんだよ」
と思うか、
「ユーザーや販売店の意見を素直に取り入れるメーカーだ」
と考えるかは、人それぞれでしょう。でも、モデルチェンジしたものを元に戻すことって、なかなかできることじゃないのは確か。その意味では、大英断ではないかと。
何にせよ、
「自分が新型に買い換えるならシートは旧型のものを流用したほうがいいな」
と思っていたので、この変更に関しては全面的に肯定しますです、はい。
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