測量野帳

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 今回の沖縄・与那国への旅で初めて使った手帳が、コクヨ:測量野帳
 以前から使い勝手の良さや丈夫さなど噂は耳にしていて、旅の手帳にちょうどいいのでは…と思っていたんですよね。
 でも、なかなか機会がなく、実際に使用したのは今回が初めて。その感想は、「いや~、これは確かにイイ」。

 測量野帳にはレベルブック、トランシットブック、スケッチブックの3種類があります。
 そのうち、自分が使ったのはスケッチブック(品番:セ-Y3)。自由に書き込める方眼が便利な上、3mmという方眼サイズがまた絶妙で。他2種はやや専門用途(本来の業務ユース?)向きなので、一般ユーザーはスケッチブックを使うケースが多いようですね。

 この手帳自体の特性はメーカーサイトに詳しく書かれていますが、その要約と自分の使用感をまとめると…。

  • 屋外、雨天時の使用を前提とした、作業用プロユース仕様の手帳である。
  • 中紙に樹脂ベースの合成紙を使用し、一般的な耐水・撥水紙よりも水や汚れに強く、破れにくい。屋外・雨天などハードな使用環境での高耐久性がポイント。
  • 中紙の紙質はボールペンで書きやすい。書いた字もかすれず、見やすい。
  • 中紙が丈夫なので、印刷した別紙を糊で貼り付けても裏面fがゴワゴワしない。
  • 表紙に厚さ0.75mmの樹脂を使用。立ったままの書き込みでも表紙が曲がったりせず、使いやすい。雨天時の屋外使用にも強い。
  • 作業服の胸ポケットに入るサイズは、バッグのポケット、ワークパンツのポケットなどにもジャストフィット。持ち運びしやすく、片手で持ってメモする際も持ちやすい。
  • 安いw(定価:1冊189円) 耐水・PP表紙の上級シリーズ(定価:504円)もあるが、一般ユースには通常シリーズで十分。また、上級シリーズはレベルブックのみで、自分の使いたいスケッチブックがない。

 今回の旅ではネット環境のない宿泊先が多かったこともあり、旅立ち前に下調べした情報を書き込み、別紙に印刷したものを(サイズが大きいものは折りたたんで)貼り付けておきました。行程別、ジャンル別に書き分け、現地での書き込み用スペースやページも残しておいて。
 これまでは情報をケータイにメールで送っておいたりしたのだけれど、手帳にまとめてあったほうが有機的に見ることができてわかりやすい。また、別紙に印刷し貼り付けておいた地図などは、圧倒的に手帳のほうが便利。地図自体に書き込みしておけるので。行き方がわかりにくい場所は、ネット情報(目印の写真など)を印刷&貼り付け、適当にメモ書き。これが現地では役立ちました。
 出歩く際は、ワークパンツのポケットか、サブバッグに放り込んでおけばOK。これさえ持っていれば大丈夫という安心感が、旅を落ち着かせるものに。今回の旅ではレンタルバイクを多用したため、多くのガイドブック等を持ち歩くのは極力避けたかったこともあって。目的地の住所や電話番号はもちろん、「あの場所はどこだっけ?」、「あの施設の正式名称は何だっけ?」などという備忘録としても重要でしたね。

 測量野帳 測量野帳2
 【↑ どしゃ降りの雨天時に傘が壊れ、内部までぐっしょり濡れたバッグに入れていたため、印刷&貼り付けた別紙はシワシワ気味。でも、中紙自体はまったく問題なし。普通のメモ帳であれば、ぐしゃぐしゃな状態になるか、破けまくっていたはず】

 ふだんの自分は、情報はもっぱらケータイ&PCに。仕事時に手帳は持ち歩いているものの、使うのはホントにメモ(走り書き)程度。手帳に書き込んで整理するなどという行為は、すっかり過去の文化になっていました。
 それだけに、どんなものかな? と思っていた測量野帳。でも、使ってみると想像以上に便利で。使えば使うほど、「よくできているなぁ…」と感心させられました。長期の旅になればなるほど、重要度が増しそうな予感?

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