豆乳の(内側が銀色の)紙パックって…

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 *情報が古くなっていたので、修正・加筆しました。
 (リサイクルに関するリンク先・ページ構成が頻繁に変更されるため、あくまで、この日記を書いている時点での情報です)

 なんだか最近、豆乳を飲み始めたw そこで気づいたこと。
 豆乳の紙パックは内側が銀色のアルミでコーティングされているため、地元の自治体ではリサイクル回収をしてくれない。案内には、「回収は(フツーの牛乳の)内側が白色の紙パックだけ!」などと明記されている。
 うーん?
 なら、内側が銀色の紙パックはどうしたらいいのだろう。
 「再生紙回収でもダメ」と書かれているので、燃えるゴミ? いや、アルミなのに可燃ゴミのわけがないから、不燃ゴミ?
 ちなみに地元の自治体は、可燃物、不燃物、プラスチックごみの収集は有料。東京では、当たり前の話です。6~7月に北海道ツーリングをした際には、有料収集が始まる札幌で駆け込みのゴミ出しが激増し、収集作業がパンクしているなどというニュースも見かけましたが。こちらでは、1年以上前から有料なんですって。
 有料化とともにゴミの収集日も減少し、不燃ゴミなんて隔週1回の収集ですから。該当日に出せなければ、ほぼ1か月間、家の中に置いておかなければならない。豆乳の紙パック=不燃ゴミでは、困る。本当に困る。だったらもう、豆乳なんか買わないよorz
 今や自治体も、「集めないからゴミを出すな、ゴミを作るな」という姿勢なわけで。

 話は戻って。そもそも、なぜ内側がアルミコーティングされているのだろう。
 調べてみると、日本テトラパックのサイトに解説があった。(現在はありません)

紙容器はその飲み物の種類やそれを運ぶ方法によっていろいろなくふうがされています。
銀色に見えるアルミはくもその一つ。
アルミはくには中の飲み物に悪いえいきょうをあたえる光や空気をさえぎる性質があり、おいしさを外から守る役わりを果たしています。
またアルミはくのついたレンガ型容器の底にあるTetra Brik Aseptic(右図→)はおいしさを長持ちできるしるし。
容器の上の面に書かれてある品質保持期限(いつまでおいしく飲めるかの日付)を確にんしてみてくださいね。

 ふむ。。。子供向けの説明だからなのか、平仮名が多くて読みにくいな(苦笑)。
 (その後、《2020年アルパ号の旅》というコンテンツに変更)
 (さらにその後、サイト全体が事業者向け構成に変わり、消費者向け解説ページはなくなってしまいました)
 
 牛乳は平気でも、豆乳はアルミコーティングしていないと品質劣化が早いの? フツーに考えれば、牛乳のほうが腐りやすそうだけれど。
 スーパーで売られている各社の豆乳は、どれもアルミコーティングされた紙パック入り。牛乳や野菜ジュースの紙パックで、アルミコーティングされているものなど見たことがないのに。捨てるのが不便なだけじゃないか。困るぞ。
 で、同社サイト内をさらに探すと、「牛乳、豆乳、ジュース、お茶など、飲用後のアルミ付き紙容器のリサイクルの回収拠点についてご紹介します。」というページを発見。(現在はありません)
 なんだ、ちゃんとリサイクルできるんじゃない。
 やはり、豆乳需要の増加とともに「困るぞ!」という人が増えたんですかね。健康を考えると、社会勉強になるなぁ(笑)。

牛乳パック(開くと中が白いパック)は自治体による地域回収が行われており、スーパー・生協等でも店頭回収を行っているところが全国各地にあります。一方、アルミ付き紙パック(開くと中が銀色)は、これまで回収拠点があまり多くありませんでした。しかし最近は、再生紙工場のリサイクル技術の向上等によって、徐々にアルミ付き紙パックのリサイクルが進んでおり、回収拠点も少しずつ増えてきています。
どこにお住まいの方にでも、アルミ付き紙容器の回収に参加していただける「テトラパック リサイクル便」をご紹介します。

 上記のテトラパック リサイクル便(http://www.recycle-bin.jp/)は、2008年4月から始まったアルミ付き紙容器のリサイクル・システム。日本豆乳協会、製紙業者のコアレックス信栄、日本テトラパックが共同で運用し、各家庭から宅急便で無料回収してくれるのだとか。(会員登録が必要)
 また、同システムのFAQページには、以下の記載も。

Q. リサイクル便のほかに、アルミ付き紙容器をリサイクルに出す方法はありますか?

まず、お住まいの自治体の「ゴミと資源の分け方・出し方」をご確認ください。また、こちらからアルミ付き紙容器の回収拠点等の検索ができますので、お住まいの都道府県名をクリックしてご覧ください。キーワードは「hiraitene」です。アルミ付き紙容器リサイクルへのご協力、ありがとうございます。

 んー、どうしてこんな面倒な手続きを踏ませますかね。
 以前(この日記を最初に書いた頃)は、もっと簡単に回収拠点一覧が見られたのに。
 要は、「なるべくならテトラパック リサイクル便を使って下さい。スーパー等の回収拠点は、いつリサイクル受付がNGになるか、わからないので」という意図なのかしらん。「記載されている拠点で回収できなくなったじゃないか!」的な苦情が多かったのかも。

 (この日記を書いた当時は、検索ページへ辿り着くまでにキーワード入力など数ステップを要しました。が、現在は前記ページから直接リンク先に飛べるようになりました。「最初は誰でも見られた」→「簡単に見られなくなった」→「苦情が多かったのか、再び誰でも見られるようになった」という経緯があるため、このような書き方になっています)

 リンク先は前述した《2020年アルパ号の旅》サイト内:アルミ付き紙容器の回収拠点等検索ページなので、試しに東京都内で回収拠点になっているスーパーを調べてみると。

  • コモディイイダ
  • サミット
  • マルエツ
  • オーケー
  • ピーコック
  • いなげや
  • ヤオコー

 サミットなら近くにあるからいいか。一安心。
 じゃなくって。これだけしかないの? PB=プライベートブランドで豆乳を販売しているスーパーも多いのに、その大半が回収拠点になっていないのって、どーゆーこと? 要は「売りっぱなし」で、無責任じゃない?
 他店で買った豆乳パックを持ち込むばかりでは申し訳ないので、せいぜい同スーパーで買い物をしますか。
 というより、上記以外のスーパーでは豆乳を買うべきじゃないかも。

 *追記

 テトラパック リサイクル便は、2022年12月末日でサービス終了とのこと。

リサイクル便ユーザー様各位

平素はリサイクル便をご利用頂き、誠にありがとうございます。

リサイクル便は2008年にサービスを開始し、これまで多くの皆様に紙容器のリサイクルにご活用頂いて参りましたが、誠に勝手ながら2022年末を以てサービスを終了させて頂く運びとなりました。

 専用回収箱の請求:11月30日受付分まで
 紙容器回収の受付:12月末日(年明け以降も到着した分については責任を持ってリサイクル致しますが、年内の発送・到着にご協力頂きますようよろしくお願い申し上げます。)
 リサイクル便推進事務局:12月末日

リサイクル便は、アルミ付き紙容器のリサイクル啓蒙の一環としてスタートし、皆様にご利用頂きまして、一定の成果を上げることができました。これからは、皆様の近隣でより多くの紙容器の回収・リサイクルができるような施策を強化して参ります。

今後は、スーパーマーケット等の店頭回収やテトラパックのベルマーク運動を通して、紙容器の回収・リサイクルへご参加頂き、引き続き紙容器のリサイクルへご協力頂けますと幸いです。

アルミ付き紙容器回収拠点の検索サイト
http://www.eco-kami.jp/alupa/recycle/search.html

テトラパックのベルマーク運動
http://www.eco-kami.jp/bellmark/index.html

現在、お手元に専用回収箱やアルミ付き紙容器がございましたら、是非、発送くださいますようお願いいたします。

なお、頂いた個人情報はサービス終了と同時に事務局にて削除致します。
その他、ご不明点等ございましたら事務局(TBA@recycle-bin.jp)までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022年6月
テトラパックリサイクル便推進事務局

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