九州へのエアライン

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 産業再生機構の支援を受けてどうなるのかと思っていたスカイネットアジア航空(SNA)が、ANA:全日空と業務提携するとともに、羽田−長崎線を8月1日から就航させることに。毎日6往復の計12便を飛ばすそうですが、どうなることやら。
 そもそも長崎空港って、位置が微妙なんですよね。長崎からの直通バスの便は悪くないものの、佐世保からだと遠く、高速バス+博多便のほうが便利だったりもするわけで。博多便の特便割引以下の料金設定にして、佐世保方面からの集客も望めるようになれば面白いでしょうね。
 まぁ、個人的には、座席配置の余裕のあるスカイネットアジア航空(SNA)は好きなので応援したいところです。逆に、座席配置が窮屈で詰め込み主義なスカイマークには、二度と乗りたくないですけれど(苦笑)。
 もっとも、そのスカイマークは7月1日から羽田−沖縄線が就航するなど好調なよう。九州へのエアラインはいろいろ活発ですねー。

 で、さらに。2006年3月16日に開港する新北九州空港からは、新たな航空会社:スターフライヤーが羽田線を就航させることに。
 ここで注目なのは、新北九州空港が24時間運用可能なことから、羽田便を早朝05:30〜24:00まで1日12便24往復も運航する予定だということ。その運航予定ダイヤを見ると、北九州/羽田24:00→25:35羽田/北九州、などという設定便もありますからね。こうした運航が始まると、東京モノレールや京浜急行でも羽田発着の深夜運転をするようになるのかしらん?
 また、使用機材はエアバスA320で、本来の170座席を144座席に改修し、“クラス最大の座席間隔・個人用TVも設置”、“早朝から深夜まで、多便数でのシャトル運航”を売りにしていく模様。余裕のあるある座席配置はスカイネットアジア航空(SNA)と同じコンセプトで、もっと世間一般から注目されてもいいんじゃないかなぁ。日本人の体格も年々大きくなっているのだし、飛行機に限らず、公共交通機関の座席がいつまでも“数十年前の平均身長”をベースにしているのっておかしいですからねぇ。
 あとは、空港←→北九州、博多方面へのアクセスがどうなるか、でしょうね。構想通り連絡道路で九州自動車道と直結されるなら、西鉄バスが博多との直通バスを走らせるでしょうし。

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