北海道のばんえい競馬が、今年度(2007.03.26)限りで廃止となり、61年間の歴史に幕を閉じるそうな…。
最大の要因は、赤字経営に転落した98年度以降、赤字増大が止まらないこと。現行の4都市開催(旭川・北見・岩見沢・帯広)から2都市開催に減らすなどの案を検討されたものの、難しかったらしく。存続にもっとも熱心な帯広市は、岩見沢市との共催で存続の道を探っていたようですが…。岩見沢市が存続を断念し、帯広市も単独開催は無理との結論に至ったとか。
北海道には何度も旅をしてきて、その度に「見てみたいな」と思いつつ機会がなかった、ばんえい競馬観戦。正直、「えー!?」という気持ちです。11月の北見開催が終わり、残るは帯広開催のみ。しかも、3月26日の最終日を待たずして、開催打ち切りになる可能性も高いとか。
冬季の北海道は既に二度ほど旅していますし、改めてこの時期に訪れるのは、難しいなぁ。
Read the rest of this entry »
来シーズンから富士スピードウェイで開催されることになった、F1日本GP。
11月9日、その初年度開催(2007.09.28-30)の概要が発表されるとともに、特設サイトもオープン。
それによると、もっとも気がかりとされていたアクセスは…。
観戦ツアー等は別にすると、
- 鉄道(指定駅)+無料シャトルバス(決勝日来場者が14万人の場合約4万5000人が利用予定)
- JR三島駅
- JR東海道新幹線・新富士駅
- 富士急行・富士急ハイランド駅
- 伊豆箱根鉄道大雄山線・大雄山駅
- JR御殿場線(指定駅は調整中)
- 小田急小田原線(指定駅は調整中)
- 乗用車(場外駐車場)+無料シャトルバス(同約5万5000人)
- 東名高速・裾野IC周辺
- 中央自動車道・河口湖IC周辺
- 上記2方面に約20箇所、約2万5000台分の駐車場を確保
の予定なのだとか。
富士スピードウェイに行ったことがある方ならわかるでしょーが、はっきり言って、あそこは“陸の孤島”ですからねぇ。シャトルバスしか手段はないんだろうなぁ…と思っていたら、やっぱり。
鉄道利用に関しては、もっともアクセスが良く、利用者が多いと思われるJR御殿場線、小田急線の“指定駅”が未定というのが…。駅周辺にシャトルバスが待機・発着できるスペースがあり、地元住民の理解が得られ…って、とてつもなく困難な状況だと思うのですが。
そもそも、三島駅や新富士駅、富士急ハイランド駅からって…何分かかるんだ。関連渋滞を考えたら、1時間では無理!?
まぁ、穴場は大雄山駅ですかねぇ。。。
クルマ利用にしても、裾野ICはまだしも、河口湖ICなんて…。ただでさえ道路状況が良くなくて渋滞するIC周辺が、どんな状況になることやら。東名の厚木−秦野中井周辺、中央道の大月周辺が大渋滞になるのも目に見えてますね。クルマで行くのは自殺行為かも。
なお、チケットに関しては、2007年1月中に専用サイトがオープンし、4月2日から発売開始。
販売方法は2回に分けての抽選で、第一次が4月2日〜15日受付→25日当選発表、第二次が4月26日〜5月9日受付→5月19日当選発表。6月1日以降、残席を先着順で販売(完売の場合は中止)。
最初から、どのアクセスルートを選択するかを決めて抽選申込みをするシステムらしいですね。
ちなみに価格は、もっとも安い自由席が11,000円。指定席は31,000〜71,000円まで17カテゴリー。常設・仮設合計で約10万席。
なんかねぇ。。見込みが甘くて、とんでもないことになりそーな気もする。一年目は見送りかなぁ。
2004年9月から栃木県の牧場で休養していて、事実上の引退状態だった高知競馬のヒロイン(?)・ハルウララの競走馬登録が、10月1日付けで正式に抹消。これで完全引退ですね。
地方競馬全国協会には、「1年以上出走していない競走馬については、4月と10月の年2回、関係者に現役続行の意思があるかを確認する」規定があるそうで、馬主・安西美穂子さんと宗石大調教師とが相談の上、引退を決定したとか。
また、地方競馬では、一定期間以上の長期不出走馬が出走登録をする際には、能力検定競走(能検)で基準タイムを上回る必要があるんですね。高知競馬の場合は、150日以上出走申し込みがない場合。よってハルウララも、復帰するためにはこの能検を受けなければならなかったわけですが、高齢になった同馬が能検をクリアできる可能性は…限りなくゼロに近かったでしょうから。
もともと2005年3月での引退が発表され、秋には引退レースをという話もありましたが、放牧を巡って馬主と調教師サイドの確執がクローズアップされるなど、すったもんだ。話題になったことで、金銭面の問題が裏にあるのでは…などと推測されたもの。そのまま話題は忘れ去られ…。
あれだけ話題になったにもかかわらず、引退レースやセレモニーなど、何のイベントもないまま引退というのも寂しい気はしますが…。
もっとも、このほうが自然なのかもしれないですね。ある意味、妙なカタチで話題になりすぎたわけですから。もともとその存在は競馬好きの間では知られていましたが、映画『ハルウララ』が製作されるなど、一時期の話題沸騰や大騒動は異常でしたから。。。
カルペッパーの苦悩
ダン・マリーノ引退(って古い話だ)でドルフィンズに冷めて以来、応援するチームがない。
一時期、晩年のムーンがQBを務めていた頃のシーホークスに、ちょっと興味ありだったけれど。
これが、近年のNFL熱が今ひとつ盛り上がらない理由。
すっかり魅力のないチームに堕落してしまったドルフィンズ。
それでも毎シーズン、何かと気にはなっていたわけで…。
長年エースQB不在に悩んできたものの、今シーズンはバイキングスからあのQBダンテ・カルペッパーが移籍。過激なパスオフェンスを駆使してきたカルペッパー加入が、チームを変革させる起爆剤になるかと思っていたら…。
開幕週のピッツ戦はともかく、同地区ライバルのビルズにも完敗。
期待していたパスオフェンスもほとんど見られず。まぁ、WRを3〜4人も配置し続けるようなミネソタ時代のオフェンスを、マイアミでやれと言っても無理でしょうが。。QBとレシーバー陣の連携、信頼関係がまったく築かれていない印象で、見るも無惨な状態とはこのこと? レシーバーを信頼しきれない→なかなか投げられない→サックの連続、なんだもの。。。
ディフェンス陣は相変わらず強力なので、オフェンスの体制がもう少し整ってくれば…。まぁ、そこがマリーノ引退後の、永遠のテーマなのだけれど(苦笑)。チームの低迷は、そのまま無意味な十数年だったとも言えますねぇ。名将、ドン・シュラの存在があまりにも大きすぎるのか。
基本的には、ワイルドカード争いに加わってもおかしくはない戦力なのに。ただ、チーム全体がうまく機能していないことを考えると、2シーズン目となるヘッドコーチ、ニック・セイバン体制も今シーズンで終わり?
アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』が、今シーズン開幕時のNFL各チームの資産価値ランキング(2005年度版)を発表。
*()内は昨年比率
- 01 Washington Redskins 14億2300万ドル (↑13%)
- 02 New England Patriots 11億7600万ドル (↑13%)
- 03 Dallas Cowboys 11億7300万ドル (↑10%)
- 04 Houston Texans 10億4300万ドル (↑10%)
- 05 Philadelphia Eagles 10億2400万ドル (↑08%)
- 06 Denver Broncos 9億7500万ドル (↑07%)
- 07 Cleveland Browns 9億7000万ドル (↑09%)
- 08 Tampa Bay Buccaneers 9億5500万ドル (↑09%)
- 09 Baltimore Ravens 9億4600万ドル (↑09%)
- 10 Chicago Bears 9億4500万ドル (↑09%)
- 11 Carolina Panthers 9億3600万ドル (↑07%)
- 12 Miami Dolphins 9億1200万ドル (↑07%)
- 13 Green Bay Packers 9億1100万ドル (↑07%)
- 14 Kansas City Chiefs 8億9400万ドル (↑17%)
- 15 New York Giants 8億9000万ドル (↑10%)
- 16 Seattle Seahawks 8億8800万ドル (↑08%)
- 17 Tennessee Titans 8億8600万ドル (↑06%)
- 18 Pittsburgh Steelers 8億8000万ドル (↑07%)
- 19 New York Jets 8億7600万ドル (↑18%)
- 20 St Louis Rams 8億4100万ドル (↑11%)
- 21 Detroit Lions 8億3900万ドル (↑08%)
- 22 Indianapolis Colts 8億3700万ドル (↑17%)
- 23 Cincinnati Bengals 8億2500万ドル (↑15%)
- 24 Arizona Cardinals 7億8900万ドル (↑17%)
- 25 Buffalo Bills 7億5600万ドル (↑07%)
- 26 Jacksonville Jaguars 7億4400万ドル (↑08%)
- 27 New Orleans Saints 7億3800万ドル (↑03%)
- 28 Oakland Raiders 7億3600万ドル (↑09%)
- 29 San Francisco 49ers 7億3400万ドル (↑05%)
- 30 San Diego Chargers 7億3100万ドル (↑08%)
- 31 Atlanta Falcons 7億3000万ドル (↑06%)
- 32 Minnesota Vikings 7億2000万ドル (↑09%)
さすがNFL。優良企業が揃ってますねぇ。トップのレッドスキンズで約1565億3000万円ですか…。
と言うか、資産価値と成績は必ずしも一致しないという、相変わらずの法則も(苦笑)。
全チームの平均資産価値は、8億9800万ドル(約987億8000万円)。
ちなみに、同誌が4月に発表したMLB各チームの資産価値ランキングを見てみると…
(面倒なのでトップ5とラスト2のみ)
- 01 New York Yankees 10億2600万ドル (↑08%)
- 02 Boston Red Sox 6億1700万ドル (↑10%)
- 03 New York Mets 6億0400万ドル (↑20%)
- 04 Los Angeles Dodgers 4億8200万ドル (↑14%)
- 05 Chicago Cubs 4億4800万ドル (↑12%)
〜
- 29 Minnesota Twins 2億1600万ドル (↑21%)
- 30 Tampa Bay Devil Rays 2億0900万ドル (↑19%)
さすがヤンキース。
しかし、2位のレッドソックスでも、NFL最下位のバイキングス以下ですからねぇ。。
全チームの平均資産価値は、3億7600万ドル(約438億2300万円)。
いかにNFLが“凄い”のかを、改めて感じさせられます。