秩父34ヶ所観音霊場を結願

[Travel] Diary

おおよそ足掛け2年、少しずつ進めてきた秩父34ヶ所観音霊場の巡礼を結願しました。
巡礼といっても徒歩ではなく、バイク移動ですが。

並行する形で坂東33観音霊場も巡礼し始めてみたものの、そちらはさらに遅々と…。
人・人・人の大混雑に加え、境内が祭りの出店状態だったり、駐車場代+拝観料+納経料で2,000円近くかかるなど、何だかなぁと思う札所も多く…。
中には、駐車場がないどころか、「四輪車の駐車場と自転車の駐輪場はあるが、バイクは不可」なんて寺院まで。何かバイクに恨みでも? 基本の移動手段がバイクだけに、そうした寺院は訪れる気すら失せてしまうわけで。
もちろん、一部には素朴な雰囲気に癒やされる寺院もありますが。

ちなみに、四国八十八ヶ所に拝観料が必須な寺院はありませんでした。
駐車場代は一部の寺院で必要でしたが、その多くは、山岳寺院の参拝道整備が名目。実際に訪れてみれば納得する場所(立地)も多く、違和感を抱くケースはほとんどなく。
やはり四国はいいと、坂東を巡ることで再認識させられたりも。

秩父も、拝観料や駐車場代が必要な寺院は皆無。
拝観者や檀家の人数、様々な収入などを考えれば、いくら土地代が安くても維持管理は大変かと。住職が不在で檀家もなく、地域の方たちが巡礼者のために維持してくださっている寺院も。
それでも大半の寺院がしっかり管理され、境内もキレイに保たれています。豪華絢爛さとは無縁でも、素朴で鄙びた雰囲気に癒やされる感が心地良い。故に、「秩父はいいね」と思わせてくれるわけで。
四国八十八ヶ所は「一度巡ると二度目をしたくなる」といわれますが、秩父も同様かなと。
唯一、残念なのが、四国のような結願証をいただけないこと。結願の色紙(1,000円)はラスト34番礼所・水潜寺で購入できるものの、名前や日付などの記入はなし。坂東・西国の各観音霊場と合わせ、計100ヶ所を巡ると正式な結願証をいただけるようですが…。
坂東ですら萎え気味なのに、遠方の西国は…。100ヶ所は「ない」なと、妙な確信が…。

水潜寺

水潜寺2

【秩父34観音霊場のラスト、34番礼所・水潜寺】

この日は残っていた2寺を巡るため、33番・菊水寺~34番・水潜寺へ。
秩父から小鹿野を通って行くため、小鹿野町の安田屋(小鹿野本店)でお昼。
今や小鹿野名物となったわらじカツ丼の元祖・発祥として知られる有名店ですが、営業時間の短さなどから、なかなか行けずにいて。時間に余裕がある今回、ようやく初訪問できました。
平日でも昼時は混むだろうと、ちょっと早めの11時半頃に到着。店内のお客は4組5名。2人席が基本でカウンター的な1人席はないため、おおよそ6組以上だと相席感が生まれるかと。
お客が入れ替わりつつ、お店に滞在した11時50分頃までは概ね同人数。平日なためか、ほとんどが1人客でした。

安田屋

【一見しただけでは店舗だとわからない? 人懐こい猫がお出迎え】

安田屋2

【ワラジカツのイメージほど巨大ではないタレカツ2枚載せが、基本の「カツ丼」(2枚丼)。お味は、なるほど人気店だけのことはあると。メニューは1枚丼・2枚丼・3枚丼の3種類のみ。味噌汁が欲しい…。】

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