RSタイチ:クイックドライカーゴパンツ(RSY258)を買い増し
パワーエイジのコットンカーゴパンツでいろいろあったこともあり、夏場も履ける3シーズン用ライディングパンツとして、RSタイチ:クイックドライカーゴパンツ(RSY258)を買い増すことに。
*参照:パワーエイジ コットンカーゴパンツとウォータープルーフライダースの問題(2025.02.21)
2025モデルのASH NAVYとKHAKIを追加
同モデルは以前から黒(2023モデル)を所有していたので、今回は発売されたばかりの2025モデルからASH NAVYとカーキを選択。
ASH NAVYは、今ひとつ「どんな色? ガンメタとどんな違い?」な状態で注文。
(注文時には、まだ量販店の店頭に並んでいなかった)
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*購入店:サイクルワールド楽天市場店
*購入価格:17,380円(税込)/送料無料
定価は19,800円なので、2025モデル発表から間もない3月上旬の注文にしては最安値だったはず。
しばらくしてナップスや2りんかんといった量販店の店頭にも並び始めましたが、スプリングセールでも新作春物ウェアは定価販売でした。
RSタイチ製品は発売開始から完売~再出荷~完売~再出荷を何度か繰り返し、春夏(秋)ものは夏前に市場から消えることも珍しくないため、割高なことは承知しつつ速攻で注文したと。
特に、自分にフィットするXXLなど、XL以上のサイズは早めに完売してしまうので。
ちなみに、もともと所有していたBLACKのXXL(2023モデル)は、同年8月半ばにナップスの処分特価(13,871円/税込)で購入したもの。
かなりお安く買えましたが、2りんかんと合わせて数店舗を巡り、残っていたXXLは購入した黒1本のみ。あれは、かなりラッキーだったのでしょう。
それに比べると「高いなぁ」でしたが、致し方なし。
届いた後に15,666円(税込)まで値下がりしたものの、ASH NAVYのXXLは注文不可。入荷予定の記載はなく、メーカーでも完売?
(3月上旬~中旬に「3月下旬入荷予定」で注文し、届いたのは4月第1週)
商品イメージ写真と実際の色は大違い
上記画像は光の加減で色合いが誇張され気味とはいえ、ASH NAVY(画像右)が、商品イメージ写真以上に青みがかった色なことはわかるはず。
確かに「NAVY」といわれればそれまでなのですが、メーカー提供の商品イメージ写真だと、もっとシルバー寄りの色合いに見えるんですよね。だから「GUNMETAL(ガンメタ)との違いが…?」と思ったわけで。
KHAKI(カーキ)のほうも、予想イメージとはちょっと違うもの。ネット上のレビューから、もう少し明るめ&薄めのカラーかと思ったのですが、実際にはカーキとオリーブの中間ぐらいな印象ですかね。
RSタイチのウェアは全般に、文字カラーと実際色が異なるような…。
仕方ないとはいえ、メーカー提供の商品イメージ写真は、もっと実物色に近くなるよう調整してもらいたいものです。
クイックドライカーゴパンツのお勧めポイント
さて、RSタイチ:クイックドライカーゴパンツ(RSY258)を買い増した理由は…。
端的に言えば、使用感が気に入っていたから。
以前に購入した黒は何度もツーリングで着用し、メーカーが謳う商品特性に好印象を抱いていたことから、買い増すならこれかなと思ったわけで。
柔らかく速乾性も高い生地には文句なし
メーカー公式サイトより、製品の特徴やセールスポイントを引用・要約すると、こんな感じ。
超撥水加工/速乾素材
生地表面には水滴や汚れが付着しにくい超撥水加工を施しています。また、速乾素材を使用することで、雨で濡れてしまった場合にも素早く乾かし快適に保ちます。優れたストレッチ性
ストレッチ性に優れた生地を使用し、スッキリとしたシルエットながら、やわらかい着心地でライディング時の動きに追従します。
「水滴や汚れが付着しにくい超撥水加工」
「速乾素材で濡れた場合も素早く乾き快適」
「ストレッチ性に優れた生地」
「やわらかい着心地でライディング時の動きに追従」
等のポイントは体感済で、まさにロング(長期)ツーリング向き。
通り雨に遭遇したケースはもちろん、宿泊先での洗濯時にも乾燥機30分運転でOK。こうした速乾性は、長旅になるほど便利さを実感できます。
シルエットがタイト気味にも関わらず、着用後の第一印象からは意外なほど「やわらかい着心地」も、特筆すべきかと。おかげで、長時間走行でも疲れを感じさせません。
風通しが良く、ベタつかない生地素材なので、猛暑の真夏ツーリングも予想以上に爽やか。太陽光の熱を吸収しやすい黒であれなら、他色はもっと楽?
近年の猛暑・酷暑を考えると、これはポイント高いでしょ。メッシュパンツはあまり履きたくないので、夏場の選択肢が他にないとも。
コットン生地でないカーゴパンツとして唯一の選択肢
そもそも今回の買い増しは、『パワーエイジ コットンカーゴパンツとウォータープルーフライダースの問題』で痛感した「コットン生地でない製品を」が原点なわけで。
あれはもう、トラウマになりそうなほどのショックでしたから。
が、「コットン生地ではないカーゴタイプのライディングパンツ」は、全ブランドを見渡してもめぼしい選択肢がなく。金に糸目をつけなければ、違うのかもしれませんが。
それで生地素材に満足なら、多少お高めでも仕方ないと。
とはいえ、ライディングパンツの価格は、やはり高い。ジャケットに比べても、割高感が…。もう、これ以上は買えませぬ(泣)。
クイックドライカーゴパンツの問題点
いっぽう、実際の着用で感じたウィークポイントもいくつか。
良くも悪くもタイトフィットなデザイン
総じてタイトフィットな作りだけに、ルーズ感には欠けます。自分はそちらのほうが好みだけに、件の「やわらかい着心地」でギリギリ許容範囲というか。
また、裾がタイトなため、ブーツアウトはほぼ無理。とはいえ全長がやや短めなので、ブーツインだと走行中・歩行中にめくれてきます。結果的に、商品情報ページにあるモデル着用写真のような、ブーツ上部にクシャクシャッとラフに崩すような履き方しかできないと。
このあたりが、100点満点とはいえないところ。もう少し裾の幅&長さに余裕があり、ブーツアウトできれば完璧だったのですが。逆にこうしたシルエットが好みな方もいるでしょうし、印象には個人差がありそうな。
足元(くるぶし部)が走行中にめくれやすい分、気温低下で寒さを感じやすいことも注意点。3シーズン使えるものの、ベストは春>夏>秋と考えたほうが良さそう。
カーゴパンツとしては役不足なサイドポケット
カーゴパンツという名称からは、ちょっと…な、サイドポケットの小ささ(浅さ)もウィークポイントに。実用性よりデザイン性を重視?
タイトフィットの薄さもあって、大したものは入りません。嵩張る物はボコッと膨らんだ感が強調され、見た目が…。
ポケットティッシュやスペアキー類など小物は入れられるので、あるだけ有り難いと考えるべきかも。
スマホは、シャープ:AQUOS sense liteシリーズや、ソニー:Xperiaの小型版なら、斜めに入れれば何とか。タイトフィットだけに足(太もも上部)への違和感が強く、あまり入れたくはないですかね。
上記の小型版スマホなら、腰横のポケットにスポッと入れたほうが楽かと。非コットン素材なので、『パワーエイジ コットンカーゴパンツとウォータープルーフライダースの問題』のようにスマホ跡が残ることもないでしょうし(苦笑)。
膝プロテクターの位置が(膝に)合わない
人にもよるでしょうが、自分的には、もうひとつ問題点も。
この製品に標準で付属するCE2対応の膝プロテクター:TRV077が、イマイチ膝に合わない。
どう調整しても履いているうちにズリ下がり、膝から外れ気味になってしまう。それでは、プロテクターの意味がないわけで。
なので、所有する2023モデルでは、膝プロテクターをコミネ:SK-635に交換していました。
(まるで純正品かのようにシンデレラ・フィット)
SK-635は膝・肘兼用のプロテクターで、ハードタイプながら違和感が少なく、膝を曲げてもキツくない優れモノ。CE規格はレベル1ですが、ハードタイプなので問題ないでしょう。何より全長が長く、膝のお皿部分をカバーする面積が広いため、走行中に膝からズレて(ズリ下がって)しまうことがない。
しかもこのSK-635、コミネ製ジャケットには標準の肘プロテクターとして付属。何着か所有するコミネ・ジャケットは肘プロテクターをCE2対応:SK-810に交換しているため、余って(転がって)いるSK-635を有効活用できて素晴らしい(苦笑)。
【左/RSタイチ:TRV077 右/コミネ:SK-635】
ちなみに、TRV077をパワーエイジのコットンカーゴパンツで使うと、ズレません。
このことからも、クイックドライカーゴパンツ側(膝プロテクター収納袋部分の形状)に難があるのでは? と。要は、袋部分の調整域が広すぎる(=袋部分がデカすぎる)?
で、今回購入した2本も同様に…と思いきや、室内で試着してみると「ん?」。
標準装着の膝プロテクターは同じTRV077ながら、あまりずり落ちないような? ひょっとして、プロテクター収納袋部分が改良された?
実際にある程度の時間、走行してみなければわかりませんが…。
まぁでも、プロテクターがカバーする範囲は、明らかにSK-635のほうが広いわけで。どうしますかね。
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