昨年5月、DJI OSMO ACTION 3での走行動画撮影用に購入したUlanzi:ワイヤレスマイクセット。買ったまま1年以上が経過し、今年の北海道ツーリングに初めて持ち出したところ、使い物にならなかったという話。
【送信機(マイク)とワイヤレス接続の受信機、さらに収納を兼ねた充電器などがセットに】
【受信機をOSMO ACTION 3の接続端子に装着する際は、端子カバーを取り外す必要あり】
*購入店:Amazon(メーカー公式ショップ:Ulanzi.jp)
*購入代金:6,380円
使い物にならなかった最大の理由は…。
録画開始から数秒で音声が途切れ、以後は無音状態になってしまうこと。
正常に録画(録音)できたファイルも、同じく録画開始から数秒のところで音声が乱れます(一瞬ですが)。
つまり、録画開始から数秒後に必ず、ワイヤレス接続が何かしらの影響を受けているわけで。
大半の日は、朝一番の録画から無音ファイルばかり。
当初こそ正常録画できた日も、数ファイル目(計20~30分ほど経過後)からは無音状態に。その後も、一日じゅう回復せず。
ちなみに送信機・受信機とも、毎日必ずフル充電していました。
無音になる原因は不明ですが、バイクは電気的ノイズの塊ともいえるため、車体からのノイズでワイヤレス接続が途切れてしまうのでは。送信機と受信機間の距離は1メートルもなく、他の理由は考えにくい…。
Bluetooth接続のインカムもたまに接続切れを起こしますが、この製品はワイヤレス接続の詳細が非公開なため、何がどう影響しているのかも判断できず。怪しげな大陸系ワイヤレス機器を、バイクで使ってはダメだと身に染みました…。
【送信機(マイク)はピンタイプ。防風用のもふもふ(ウインドジャマー)も付属】
音質に関しては、価格なり? 帯域が広いとはいえず、高音部の強調がキツめ。正直、耳が疲れるサウンドかも。マイク感度がそれなりに高く、余計な音まで律儀に拾いすぎるから、ともいえそうな。
マイクの防風性能も、今ひとつ。
なるべく風が直撃しない場所に付けたつもりですが、風切り音ばかりが際立ち…。やはり屋内か、静止状態の屋外で使用する製品ですね。少なくとも、バイク走行動画には役不足。
トラブルに気づいた後のツーリングでは、本体内蔵マイクを使用。
わかっていたことですが、風切り音が酷い…(というか、それしか聞こえない…)。
OSMO ACTION 3をバイク走行動画で使うためには、さらなる工夫が必要ですね。内蔵マイクの防風性能は、明らかにGoProやSONY製品より劣るので…。
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