ツーリングマップル 九州沖縄が2025年版でも相変わらずダメな件(と、昭文社の株主優待)

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昭文社の株主優待シーズンが訪れ、今年もツーリングマップルを注文。
昭文社の株主優待は、自社オンラインショップ3,000円分。昭文社の発行書籍3,000円分を、クーポン配布する的なもの。送料が無料(通常は購入額5,000円まで有料)なことを考えれば、実質もう少し、優待額は大きくなりますが。
ただ、ツーリングマップルは年々値上がり。

  • 2021年まで:1,980円(税込)
  • 2022~2024年:2,200円(税込)
  • 2025年:2,530円(税込)

と、ちょっとあり得ないぐらいの値上げを矢継ぎ早に実施され…。紙代が暴騰しているとはいえ、4年間で1,980円から2,530円というのは…。
これでは、ますます地図離れが進んでしまうのでは。

いっぽう株主優待の金額は、3,000円で据え置かれたまま。
以前は優待システムが異なっていたこともあり、ツーリングマップル+何か1冊を入手できたのですが、今や無理。ツーリングマップルを注文した残額500円程度の書籍(地図)など、ないわけで。
これだけ書籍(地図)の値上がりが激しいのだから、株主優待の内容も見直すべきでは…。

それはともかく、今年はツーリングマップル九州沖縄2025と、『日本の遺構』を注文。合計3,500円ほどで、500円は(まんまと)自腹。
『日本の遺構』は、もっとも安価な1,000円クラスの書籍。同価格帯では、いちばん読めそうな本だったので。掲載地の半分以上は既知か訪問済ですが、古写真とともに改めて解説を読めば、なかなか学びがあります。

ツーリングマップルの九州沖縄版は、2023年版のRも所持。
2023年版から買い替える意味はあまりないものの、ツーリングへ持ち出すにはRだと大きいため(折り曲げなければタンクバッグに入らない)、改めて通常版を入手したと。
数年おきに更新する各地域版を、Rから通常版へ変更している過程なので。

で、この九州版。Rの2023年版でも感じていた問題点が、相変わらずで…。

ツーリングマップルは各地域版とも、地図に記載されるダムのうち、ダムカード配布のダムが赤字になっています。目次にもダムカード項目があるぐらいなので、編集サイドもニーズを意識しているはず。
例えば東北版などは、やるなぁ…と唸るほど、地方自治体や電力会社が管轄(非公式ダムカードを配布)するダムまで網羅されています。著者(担当者)が仙人級なので、当然かもしれませんが(苦笑)。
ツーリング先でダムカードを入手したい自分には、下調べの手助けになるため有り難く。

その他の地域版も、情報が必要なダムは概ね押さえられている印象で。
が、九州版だけはダメ。ダムカード有無の記載は、九州北部(主に福岡県)のみ。九州中部以南のダムは、ダムカード情報が皆無。
そもそも、ダム自体の存在が地図上で無視されている(未掲載な)ケースも珍しくない。2025年版では掲載ダム数が若干増えたものの、他地域版に比べれば…。
福岡県のダムだけはきちんと掲載・情報記載されているので、余計に中・南九州の粗が目立つとも。

*地図上のマーキングは自分が行ったもの

ツーリングマップル九州

【ダムカード配布記載の有無が同ページ内で混在】

ツーリングマップル九州2

【福岡県にもダムカード配布情報を無視している地域が】

ツーリングマップル九州3

【大分県はごく一部を除き、ダムカード配布情報なし】

ツーリングマップル九州4

【熊本・宮崎・鹿児島県のダムカード配布情報は皆無】

他にも、「ここはツーリングスポットなんじゃ?」と思われる場所や、Googleマップに載っているライダーズカフェが未掲載だったり。
こちらもダムカードと同様に、九州北部(主に福岡県)と九州中・南部の情報量・精度差が明らかで。
少なくとも他地域版で、これほど情報量のエリア差を感じることはないような。
取材拠点が福岡なのはわかりますが、ツーリングスポットとしては中~南九州ほど濃くなるはずなので、南へ行くほど情報量が薄くなる様は本末転倒だとも…。
沖縄ではツーリングマップルを使ったことがなく、細かい部分まで検証できていませんが、鹿児島より遠い地だけに推して知るべしかと…。

ツーリングマップル九州5

【日南海岸/R220沿いのライダーズカフェ:ROUTE220(2023年5月オープン)は未掲載】

ツーリングマップル九州6

【錦江湾/R10沿いのライダーズカフェ:RIDERS CAFE SSR(2023年5月オープン)も未掲載】

そもそも、九州版はページ数も少ない。
各地域版のページ数(地図ページのみ)を比較すると…。

  • 北海道:83
  • 東北:109
  • 関東:124
  • 中部:111
  • 関西:101
  • 中国・四国:104
  • 九州:80

人口密度が少なく、縮尺も他地域版と異なる北海道版は別扱いと考えれば、九州版の「薄さ」が際立つわけで。
ページ数が少なく薄い上に、内容も浅いとなれば、他地域版とのギャップがあり過ぎで…。
確実に売れる地域版と逆の地域版を同価格で販売する以上、おそらく「もっとも売れない」だろう九州版をコストダウンする(=ページ数を減らす)手法はわからなくもありません。でも、物理的なページ数と情報量のどちらもが圧倒的に少ないとなれば、話が別なのでは?

ついでにいうなら、九州版ほどではないものの、中部版も今ひとつ。
総じて情報更新がおざなりな印象で、10年以上前に廃止されたスポットやキャンプ場が、平気で掲載され続けていたり…。名称や営業内容が変わった施設なども、10年近くそのまま…。どこが「毎年、実走調査」なんだ? と。
そもそも中部東海エリアで、中部版にしか掲載されない地域は能登半島と富山県中心部のみ。
紀伊半島側を見れば、掲載は尾鷲の手前(紀伊長島あたり)まで。「中部」版なのに、三重県が全域掲載されないとは?
関東圏の自分が紀伊半島ツーリングを考えれば、中部版ではなく関西版が必須に。しかも能登半島と富山市周辺にしか存在意義がないとなれば、中部版の購入頻度がもっとも低くなるのも致し方ないかと。

ツーリングマップルのエリア分けに関する疑問は、今に始まったことではありませんが。
もうちょっと何とかならないのか…とは、多くの方が思うところでしょう。

なわけで、ツーリングマップルの中でも九州版と中部版は、自分の中で鬼っ子的な存在に。
九州版は他地域版で代用できないため、少しは良くなっているかと期待して2025年版を入手したものの…。相変わらずだったという話で。
零細小口ながらも昭文社の株主なので、言いたいことは言わせてもらいますよと。

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