旅にっき 【2005.05.03-06/大阪・高松・広島・福岡】

 大阪、広島、福岡でイベントを見るため、西へ&西へ。

 2005.05.03

この日の行程

 東京→大阪→姫路

 最初の目的地、三田へ向かうには、大阪空港からバスでJR伊丹駅に出て、福知山線で三田へ…。というのが、本来の最速ルート。
 が、4月25日に塚口−尼崎間で発生した福知山線脱線事故のため、同線は宝塚−尼崎間が不通。三田方面の列車は宝塚で折り返し運転をしているため、空港から宝塚へバスで出ることに。大阪モノレールで蛍池経由、阪急宝塚線を利用しても良かったのだけれど、JRの不通で宝塚線は混んでいるだろうし、これも珍しい機会だからとバスを利用してみた。
 バスの発車までは時間があるため、空港内の551蓬莱飲茶CAFEで朝食。豚まん1コ、しゅうまい2コ、ウーロン茶、お饅頭の551セット、570円。午前中はセットメニューしかないらしい。うまー♪ ただ、空港内で食事ができる551蓬莱は、ANAが発着する南ターミナルの南端のみ。JALで北ターミナルに到着すると、かなり歩かなければならないのが難ですね。

 
【↑ 南ターミナル1Fの551蓬莱飲茶CAFE。テイクアウト専用コーナーなら北カウンターにもあり】

 と、気分良くバスに乗り込んだ途端、「渋滞のため1時間以上かかりますよ」と運転手に念を押されてしまう。ゴールデンウィーク3連休初日による飛行機の遅延、福知山線の運転状況がわからないことを考え、早めの便に乗ったのが正解? 飛行機の遅延は5分程度でしたが。
 運転手の言葉通り、走り出してすぐ大渋滞に巻き込まれる。中国自動車道が大渋滞している影響を受け、平行する国道や周辺道路までもが渋滞してしまうんですねぇ。運転手は営業所や他バスの運転手と無線で渋滞情報を交換しながら、通常とは異なるルートを選んでいる様子。空港連絡バスならではの技?(笑) それでも、通常なら約30分で到着する宝塚まで1時間以上かかってしまう。まぁ、無線を聞いているのも楽しかったですけれどね(^^;;

 宝塚から三田方面への福知山線は、暫定ダイヤでの運転中。1両に2〜3人しか乗客がいない有様は、休日ということもあるでしょうが、それよりも…。何となく中間より後ろの車両に乗ってしまったけれど、降車時に先頭車両をのぞいてみると、やはり無人でした…。

 
【↑(左)阪急バス (右)宝塚駅前。左側が阪急、右側がJRの駅】

 
【↑ JR宝塚駅ホームには、事故に関するお詫びと暫定時刻表が貼られていた】

 初めて降りた三田駅。駅前周辺は閑散としていて、ホントに今日は5月3日なのか? と思ってしまうほど。駅前のバスターミナルも人気がなく…。先ほどの大渋滞といい、福知山線不通の影響からクルマ利用が増えているんでそか。
 駅前からイベント開催地:三田サティへ向かう神姫バスに乗り込むも、乗客はわずか4人。もちろん、サティ前で降りる客など自分だけ。1時間に1本程度の路線バスで、ショッピングセンターに行く人はいないでしょう(^^;; サティがなければただの田舎、山間の丘陵地を切り崩して造成したような場所なので、一般の利用者も少ないのかと。

 帰路のバス停でも、バスを待っていていたのは自分ともう1人。イベント司会のお姉さん(笑)。買い物客や一般利用者は、やはり皆無。無人でやってきたバスに2人が乗り込み、終点の三田駅前まで乗降なし。車両もかなり年季の入ったもので、大丈夫?>神姫バス

 
【↑ (左)東京の人間はどうしても「みた」と読んでしまう(^^;; (左)三田駅前バスターミナル】

 
【↑(左)神姫バス (右)サティ内の《かざぐるま》で、お好み焼きコンビ好み焼き+たこ焼き5コ+サラダ):500円の昼食】

 さて、三田から今晩の宿泊地:姫路へ向かうには…。
 福知山線が正常運転なら、黙って尼崎へ出るところ。が、これまたいい機会だからと、乗車経験のない神戸電鉄を乗り通してみることに。
 三田発車時には適度な乗車率だった列車だが、一駅毎に乗客が増え、有馬温泉からの電車が接続する有馬口ではほぼ満員の状態に。有馬温泉への日帰り客で、いぱーい。車内の賑やかなことと言ったら…(^^;; 三ノ宮方面への北神急行が分岐する谷上で、立ち客がいない程度には空きましたが。

 
【↑(左)JR駅前の立派な歩道橋の下に、ひっそりと隠れるように立地する神戸電鉄三田駅 (右)神戸電鉄5000系】

 高速神戸からJR神戸まで歩いたのは初めて。地下道で繋がっていて、想像していたより近いですねー。これなら、乗り換えも楽。
 神戸からは、ブチ混みの新快速を回避して快速に乗車。そう言えば、姫路まで快速に乗るのも初めて。運良く須磨で座れ、混んでいたのは西明石まで。加古川に着く頃にはガラガラですた。急いでない場合は、新快速を避けて快速に乗車したほうが正解ですね。新快速の223系でも、格落ちで快速に使用される221系でも、快適度は同じなので。





【← JR神戸駅。2002年サッカーW杯の際、神戸ウィングスタジアム(現:ホームスタジアム神戸)での試合観戦から帰路に利用して以来。あのときは夜だったので、明るい時間に見たのは初めて】

 姫路では、オープンしたての東横イン姫路駅新幹線南口にイン。ここ、以前は確か別のホテルでしたよねぇ。飛ぶ鳥を落とす勢い(笑)、苦境の続くビジネスホテル界で一人勝ちと言われる東横インだけに、各地のホテルを買収→改装→新規オープンのサイクルがより短くなっているのを感じます。
 記憶を呼び起こしてみると、2003年12月に姫路キャッスルホテルを利用した際の、送迎バスの乗り場がここだったんですね。当時は別のホテル、現在は東横イン姫路駅新幹線南口の、まさに真ん前。送迎バスの乗り場は変わらないものの、バス停はなくなっていました。何やら、両ホテル間の微妙な関係を感じさせるような。。。
 この日のディナー(笑)は、その2003年末と同じ、駅連絡通路(跨線橋)ガード下の中華料理店で。注文したメニューも同じく“そばめし+餃子”。相変わらず安くてボリューム満点ですが、味がイマイチなのも変わらず(苦笑)。