旅にっき 【2004.01.03-08/東北】

 2004.01.04

 弘前

 寝坊したせいで、ホテルを出たのは14時近く(^^;;
 土手町方面へ歩いて10分強、そのまま弘前パークホテルにチェックイン(苦笑)。

 りんご娘.のライブまではまだ時間があるので、土手町商店街を抜けて弘前城まで歩いてみる。

土手町商店街 蓬莱橋広場
【↑ (左)クリスマス〜新年までライトアップされた土手町商店街 (右)9月にりんご娘.の初ライブがあった蓬莱橋広場】

 もう10年近く前、冬に弘前を訪れた際は公園内が改修中で入れなかったため、雪景色の弘前城は今回が初めて。

弘前城 弘前城_2
【↑ 追手門】

弘前城_3 弘前城_4
【↑ (左)天守閣 (右)お堀も雪化粧】


 弘前パークホテル

 この日の宿泊先、弘前パークホテルは、繁華街の土手町に立地し、立派な結婚式場も兼ね備えるなど弘前市内でも著名なホテル。
 ここを選んだ理由は、弘前市内に2軒しかない各室インターネット接続・LAN完備のホテルだから。
 料金もそれなりで、弘前では高め。前日の弘前プラザホテルと比べても、3,000円近く高い。
 で。結果は×。
 ロビー周辺、廊下や部屋の作りなど、どこも一見すると豪華仕様なのだが、よく見れば各地の格安ビジネスホテル並み、あるいはそれ以下の設備も目につく。その中でも、気になった点を一覧にしてみると…。


弘前パークホテル 弘前パークホテル

 フロントの対応は、事務的で今ひとつ。悪いとは言わないが、何の誠意も感じられず。遠方からの客を気遣う概念など、このホテルには存在しないのでしょう。チェックアウト時に「ご利用ありがとうございました」と言われなかったホテルなど、かつて経験がない。
 チェックアウト後も難あり。ロビーで今後の予定を考えようと思ったものの、そこは豪華なソファーが並ぶ“通路”に過ぎず、周囲を取り囲む美容室などの店舗から丸見え。従業員らがしょっちゅう前を通り、とても落ち着いた空間とは言えない。これは“ロビー”ではない。

 「これだけ豪華に見える空間を提供しているのだから、客は満足だろう」
 「(地元では)有名ホテルなのだから、放っておいても客は来る」

 すべての面で、そんな姿勢を感じずにはいられない。
 弘前という街は、需要に対してビジネスホテルの絶対数が少なく、競争原理が働いていないようにも感じる。他の一般的な地方都市であれば、とてもじゃないが通用しないレベルだろう。もちろん、格安ビジネスホテルとしてなら話は別なのだが…。
 これは帰京後に気づいたのですが、領収書のスタイルが前日の弘前プラザホテルとまったく同じ。よく見れば、マークまで同じ。
 つまりは、同系列、同じ運営元!? うーん、信じられん…。