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郵便貯金の通帳冊数制限

2006年12月13日 - Posted by reibo - Inside [Travel] Misc   
13 12月.

 現在、郵便貯金の(貯蓄型ではない通常貯金の)通帳を2冊、持っています。いわゆる総合口座ぱるると、国際ボランティア貯金です。
 郵便貯金は一名義人につき通帳を1冊しか所有できない決まりですが、特例として、国際ボランティア貯金の通帳は別にもう1冊、作ることができたんですね。そう、以前は。
 国際ボランティア貯金とは、20~100%まで任意に選択した利子を、民間海外援助事業団体に自動寄付する貯金のこと。通常の郵便貯金とは根本的に仕組みが違うので、通帳が別個に作れるのは当たり前だと思っていました。国際ボランティア貯金の通帳は旅行貯金に(説明はこちら)、通常郵便貯金の通帳は一般的な利用にと、使い分けていたのですが。

 時期を少し遡った、11月のこと。
 地元の郵便局から突然、「通帳を2つ持ってるのは郵便貯金法に違反してるぞ、ごるぁ」という内容の親書が届いたわけです。もちろん、実際の文面はそんな脅迫めいたものではありませんが。
 はぁ?
 と思いつつ、忙しさにかまけていると、12月に入り再度の通告が。「何なんだよ…」と、郵便局に問い合わせてみれば。
 なんと、「今年春から、通常貯金と国際ボランティア貯金で通帳を2つ持つことはできなくなったので、1つに統合して下さい」とのこと。
 はぁぁ??
 電話口では、局員氏が申し訳なさそうに「民営化のことも絡んでまして…」と。そう決まったのであれば致し方ないとはいえ、ちょっとおかしくない? 利子をどうするかは「通帳を統合した段階で任意に決めて下さい」とのことですが、通常利用の口座から利子を寄付する人が多いとも思えず、国際ボランティア貯金の主旨を否定しかねないのでは。
 そもそも、「郵貯から民間海外援助事業団体への寄付なんかするんじゃねーよ」と言われているようで、何やら腹立たしい。

 郵貯ラリー協会(国際ボランティア貯金ラリーの実施団体)サイトによると、以下のような事情らしい。

  • 2005年4月から通常郵便貯金総則規定が改定され、国際ボランティア貯金への加入の有無にかかわらず、2冊目通帳は交付しないこととされた。
  • これに伴う移行措置として、従前からの区分ごとに所持していた通帳については、「平成18年3月31日まで従前の規定を適用する」という規定の附則が定められた。
  • 郵貯ラリー協会としては、この改定は根幹に関わる問題であり、ボランティア貯金加入の有無による通帳の区分についての存続を求め、日本郵政公社に要望を重ねてきた。
  • その結果、当初は今年度一杯とされていた移行期間について、「当分の間」と改める旨の回答が出た。

 この通達は各郵便局に掲示されたとのことですが、んなもん、まったく気づきませんでした。ここ1~2年は旅のペースが極端に落ち、旅行貯金をする機会が激減していたこともあって。
 国際ボランティア貯金ラリーの「ラリー」(貯金した局数を競い、商品などが貰える)には以前から興味がなく、あくまで旅の記録として「旅行貯金」をしてきたわけですが、この規則改定が「ラリー」だけなく「国際ボランティア貯金」そのものの根底に関わるという点では、同感ですね。
 おそらく、上記の「当分の間の猶予期間」が終わり、11月から利用者に対して通告を送りつけるようになったという経緯ですかね。もちろん、各郵便局の担当者が勝手にやっていることではなく、郵政公社から「利用者に通告するように」とお達しが出たのでしょう。

 旅行貯金とは、通帳に局のゴム印が捺印されることで意味を持つんですよね。通常利用の通帳と統合したなら、送金やら出入金の記録と局のゴム印が混在し、すぐに通帳の記載欄が一杯になってしまう。何より、見栄えが悪い(苦笑)。旅の記録や想い出にも、ならないでしょ。
 趣味の範疇を貯金に持ち込む旅行貯金が、グレーゾーン的なものだとは、当初から思っていました。国際ボランティア貯金の通帳を所有すること自体、郵便貯金法に定められた貯金限度額1000万円を超える可能性もある、特例だったわけですし。「貯金は生活や仕事上の口座として使え」と言われれば、「おっしゃる通りです」。
 でも、ここまで広く普及してきた旅行貯金を、無視するような改定も寂しい。全国津々浦々に郵便局が存在する郵便貯金だからこそ、広まった趣味なのに。
 その全国津々浦々に、大赤字確実な郵便局が数多く存在すること自体、民営化の弊害になるのでしょう。旅行貯金のような趣味者のおかげで、業務が煩雑化されても困ると。民営化後は郵便貯金法が廃止され、郵便貯金は株式会社ゆうちょ銀行と名称変更されるそうですから、銀行並みのクールな対応になるのも当然ですか。

 とりあえず、当面は旅行貯金を続けるつもりでいます。
 なので今後、郵便貯金を通常生活での口座としては利用しません。旅行貯金専用にします。

2006.12.29、追記

 国際ボランティア貯金自体、2007年10月の郵政民営化とともに廃止されるのですね。
 まったく知りませんでしたわ。口座所有者に対して、連絡義務などはないのでしょうか。
 郵政公社いわく、「NGOの活動支援と知名度向上に貢献した」ことが表向きの廃止理由らしい…。

関連記事
  • 今年度寄付金、10倍の6億円=民営化で廃止のボランティア貯金−郵政公社  (2006.12.29/時事通信)
    (旧リンク先=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000174-jij-bus_all)

さらに追記

 その後、「通帳は1冊しか持てない」云々の話は、うやむやに。
 いつの間にか、「一人で何冊の通帳を所有しても(複数の口座を開設しても)OK」になっていました。
 利用者に対する通帳統合の通告も、全国一律ではなかったようです。関東郵政局の管内では概ね通告された模様ですが、例えば東北郵政局エリアでは通告などなく、複数の通帳を所有していても問題なかったとか。各郵政局によって、異なる対応だったんですね。
 なわけで、関東郵政局管内の利用者がバカを見たのは確か。ひどい話ですわ。

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郵便貯金通帳への、主務者印の捺印禁止

2005年5月10日 - Posted by reibo - Inside [Travel] Misc   
10 5月.

 旅行貯金愛好家には欠かせないものだった主務者印が、いよいよ全廃される方向に?
 旅行貯金好きな人の間では、通帳に局名のゴム印と主務者印を捺印してもらうのが楽しみだったわけですが、郵政が日本郵政公社へと公社化されて以来、新規の通帳にはその主務者印の捺印欄がなくなったんですね。

旅行貯金についてはこちらで解説

 ただ、その後も実際には、通帳の欄外や余白部分などに主務者印を捺印してもらうのが旅行貯金派の常識だったんですね。自分も、(主務者印欄のない)新しい通帳に切り替わった際、これでゴム印だけか…と思ったものですが、とある局に立ち寄ったところ、「余白部分に主務者印も押しますか?」と尋ねられ、「いいんですか?」と答えた覚えが(^^;; 
 その親切な局員氏によると…

  • 捺印欄がなくなったからと言って、捺印が禁止されたわけではない。
  • 余白部分に主務者印を捺印しても、通帳の読み取り等に支障はない。

 とのことだったので、喜んで捺印してもらいました。その後も、黙っていても「どこに押しますか?」と聞かれたり、こちらから頼まないと捺印してもらえなかったりと対応は局によって様々だったものの、捺印を拒否されるケースは皆無だったわけで。

 が、5月6日に福岡市内の博多祇園局を訪れたところ…。
 いつものようにゴム印の押された通帳が返ってきたものの、主務者印はナシ。窓口で「すいません、主務者印もお願いできませんか?」と尋ねてみたところ、係員が奥の局長に尋ね、「いいよ」といった合図をもらって捺印。。。ん、なんか雰囲気がヘンだな?
 続いて、福岡空港内局を訪れると…今度は、はっきりと「主務者印は押せなくなりましたので」と拒否されました。えー!?
 すると奥から局長氏があらわれ、3月から押せなくなったことを親切に説明して下さいました。考えてみれば、旅行貯金は2月末以来のことだったので…今回、初めてそのことを知ったわけで。この局は空港内局ということもあって訪れる旅行貯金派も多く、これまでにも何度か同様のケースがあったのでしょう。もちろん、そこで「せっかくの楽しみなのに申し訳ありません」と何度も謝って下さる局長氏にあーだこーだ言うのも申し訳なく、すぐに納得しましたけれど。
 もともと、主務者印欄のない通帳になった時点で捺印の必然性はなくなったわけで、捺印するかどうかは局員の判断…つまり、皆さんが親切&サービスで捺印してくれていたものですからね。遠くないうちにこうした事態になるのでは…とは予測もしていたので。

 ちなみに、捺印不可の理由は、「余白部に余計な印があるとATM等、機械での読み取りに不具合の出る可能性があるから」という公社からの通達内容によるもの。調べてみると、3月11日付で日本郵政公社から全国へ文書通達が出されているんですね。
 しかし…これまで、余白部に主務者印が捺印されているためのトラブルなど、一切経験したことはないと。つまりこれは、
“小口預金者が大半の旅行貯金者のために窓口業務を煩雑化させる必要はない”
 という判断としか思えないですね。
 そりゃ、窓口が混雑しているときには、こちらも申し訳ない気持ちで通帳を差し出すわけです。少額とは言え貯金なのだから、本来は恐縮することなどないものの、趣味の世界を窓口業務に持ち込んでいるのは確かですからね。おまけに、「すいませんが主務者印も…」(^^;;
 この段階で、と言うより、旅行貯金者とわかった段階で、いかにも面倒臭そうに対応する局員も少なくないのも現実。まぁ、その気持ちもわからないではないですが…。が、いっぽうで、気持ちよく対応してもらえると、こちらも旅の気分がいっそう盛り上がるんですね。窓口がヒマなときには、二言三言でも会話を交わしたり、その区域の郵便局マップなどをくれたりと、旅行貯金者に優しい局(局員の方)も多いのです。

 郵政の分割民営化が推し進められる中、合理化がその第一目標であることに異論はないものの、いっぽうで、サービス拡大もその前提ではないのかと。そうした流れの中、旅行貯金がどう展開していくのかは、微妙ではあるでしょうね。。。
 もともと、風景印や記念切手収集など、郵政の郵便事業には、趣味の世界との深いつながりがあったんですね。その郵便事業と貯金業務を兼任する郵便局ならではの趣味として自然発生的に生まれたのが、旅行貯金。郵政の分割民営化で郵便事業と貯金業務が完全な別組織となった場合にどうなるのかも、気がかりで。。。

 もっとも、そんなことを気にする前に、合理化で地方の小局(その大半が何かと話題にされる特定郵便局)が統合縮小されてしまえば、“旅先の記念に旅行貯金”でもなくなるのですが。旅先に郵便局がほとんどない、のでは、記念にしようがないですからねぇ(苦笑)。
 また、主務者印が通帳上の“余分なもの”であるなら、趣向を凝らした各局のゴム印も同じ運命をたどるのでは…という恐れもないわけではないと。
 そうして考えていくと、何かこう、味気ないですよねぇ。うーん、せめてゴム印だけは、現状のまま残って欲しいのですが。

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東横イン ネットショップ閉店

2005年3月11日 - Posted by reibo - Inside [Travel] Misc   
11 3月.

 よく利用しているビジネスホテルチェーン、東横インの直営ネットショップが、3月25日をもって閉店するそうな。
 なかなか面白い試みだと思っていたのですが、利用者が少なかったのでしょうか。残念。

 ネットショップについて、同社サイトの《ニュース》欄に記載されていた紹介文は以下の通り。

 すでにトップページにバナーを貼ってあるのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、東横インでは、Web通販サイト『東横インネットショップ』を開設しています。
 この東横インネットショップは、東横インの客室備品からインテリア雑貨、アウトドア用品、雑貨まで幅広い商品を取り揃え、約1,000点の品揃えを目指しています。
 また日本では見かけないもの、手に入りにくいものを品揃えすることも一つの特徴としており、一見の価値のあるWebショップですので、東横インをご利用することのない人たちにも、ぜひご覧頂きたいと思います。
 商品コンセプトは「こだわりの絶品」、「使い易い商品」、「体に優しい商品」、「楽しい商品」etcで、東横イン独自の中国からの商品調達ルートを活用し、日本では価格の高い商品を非常識なぐらいお安い価格で提供することにしています。例えば日本では一万円近くしてもおかしくない羊皮笠の電気スタンド各種を1,228円、同じく数千円する子供用ドレスを1,039円〜1,575円という値付けで出品しています。
 東横インではこのネットショップを収益事業としてではなく、全国の東横インホテルのお客様サービスの一つと位置づけ、ご宿泊のお客様にホテル備品をはじめさまざまな商品をお安く提供することにしています。すでに商品満載でグランドオープンしておりますので、ぜひサイトをご覧いただきたいと思います。また皆さまの、ご友人、お知り合い、同僚のかたなど、ビジネスホテルを普段利用しない方々にも、ぜひ『東横インネットショップ』のことをお伝えいただきますようお願い致します。

 東横インに宿泊すると、部屋にもアメニティグッズ販売=ネットショップ案内が置いてあります。暇つぶしに見てみると、確かに安いんですよね。
 中でも気になっていたのは、各部屋の壁に設置されたオリジナル壁掛け時計(¥1,760)。説明文通りに静かですし、デザインもシンプルで見やすいため、自分用にも欲しいと思ったり。

*商品説明文より引用

詳細情報:

実際にホテルに泊まった方ならご存知のとおり 寝ているときに音が気にならない時計です。
時計本体に耳を近づけてもとても小さな音しかしません。
(東横インのロゴが印字されています)
安眠を求める方!どうぞお求め下さい。

サイズ情報:
縦横とも31.4cm、厚さ約4cm

2005.03.16、追記

 品切れになっていた人気ナンバー1商品のオリジナル壁掛け時計が、この日、入荷。
 これが最終入荷になるそうなので、欲しい方はお早めに。私も注文しちゃいました。

2005.03.18、追記

 壁掛け時計が届いたので、設置。
 よく見ると、秒針がないのね。表からガラス面に耳をくっつけても、動作音はほとんど聞こえない。裏面の機械部分に耳をつけると、かすかに音がする程度。恐ろしく静かです。
 ちなみに、製品自体はセイコークロック製で、型番はOB915B。調べても該当製品がないので、業務用の一括販売製品かも。

 壁掛け時計
 【↑ 部屋に取り付けてみた感じも、壁の木目にマッチしてGood】

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東横イン 日曜祝日お得キャンペーン

2005年3月02日 - Posted by reibo - Inside [Travel] Misc   
02 3月.

 ビジネスホテルチェーンの東横インは、各地への遠征での定宿だったりもするわけですが、同チェーンでは現在、日曜祝日お得キャンペーンなるものを実施中。いわゆるメンバーズカードの《4&5クラブ会員》になってWEB(携帯)予約をすると、日曜・祝日の宿泊料が¥3,900(税込¥4,095)になるというもの。
 って、あれ? 2月までは(27日宿泊時も、公式サイトでの記載も)¥3,500(税込¥3,675)だったものが、3月から値上がり!?
 このプランがスタートしたのは2004年4月で、当初は2005年3月末までの予定。それが「好評につき」との理由から、いつの間にか2006年3月末までに延期され、2005年4月からは“新プラン”(料金改定?)というアナウンスがされていたものの…1ヶ月も前倒しで料金改定とは。実際にはわずか¥400の値上げでも、心情的にはえらく高くなったような気が(苦笑)。また、公式サイトでは明確に“このキャンペーンが適用されるのはWEB予約のみ”と謳っているものの、以前は携帯サイトからOKだったような記憶も…?
 ただ、トップページでは未だに“日曜祭日お得キャンペーン¥3,675”の表記がされていて、そのリンク先には「平成17年4月より新キャンペーンスタート」との記載も。てことは、3月いっぱいは旧料金なのか? そもそもこのキャンペーン料金はWEB予約時には表示されず、現地で精算する際に割引料金が告げられるというシステム。つまり、WEBだけでは実際の料金の事前確認ができないわけで。。。

 ま、実際に3月の日曜祝日に宿泊してみればわかることなんですが…泊まりそうだし(苦笑)。

 にしても、10泊でもらえる無料宿泊券やら、カード更新時にもらえる¥3,750(=年会費3年)分商品券(割引券)の会員特典、大阪地区限定の¥500割引券などが溜まりまくっているものの、使う機会がないなー(^^;; 昨年秋以降は事故やら多忙やらで遠征が激減した上、日曜祝日キャンペーンとの併用はできないもので。。。

 ちなみに、その《4&5クラブ会員》の会員情報流出という事態が、今年に入って起きたらしい。
*公式サイトより

お客様個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ
 この度、りそなカードが発行する「東横イン4&5カード」の一部お客様の個人情報が流出するという事態が発生しました。
 現在、警察当局にも相談を行い、情報流出経路等の特定を鋭意進めております。
 個人情報が流出したお客様には既にカードを差換えさせていただいておりますが、あらためて文書にてお詫び申し上げます。また、流出可能性のあるお客様に対しましても、念のため新しいカードを送らせていただきます。対象のお客様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
 かかる事態を招き、お客様には大変なご迷惑やご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
 両社では、個人情報の保護を経営上極めて重要な事項と考えており、今般の情報流出という事態を重く受け止め、今後かかる事態が発生せぬよう一層の個人情報保護体制の強化に全力にて取り組んで参ります。
 何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

平成17年2月25日

りそなカード株式会社
株式会社東横イン

 今日現在、ウチに“新しいカード”は届いていませんが(苦笑)。

2005.03.11、追記
 やはり同様の疑問から問い合わせがあったのか(笑)、いつの間にかトップページの《お得情報》リンクに「日曜祭日お得キャンペーン¥3,675(4月から¥4,095) 」の但し書きがつくように(^^;; これを見る限り、やはり3月末日までは現料金なんでしょうね。
 ちなみに、キャンペーン開始当初は¥4,095だったものが、昨年8月¥3,675に値下げされ、今年4月から¥4,095に戻るという流れ。てことは、今年8月からはまた値下げ!?

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東横インの忘れ物

2004年7月25日 - Posted by reibo - Inside [Travel] Misc   
25 7月.

 約10日間の遠征・旅の途中、ビデオカメラの充電器用電源ケーブルをどこかのホテルに忘れてきてしまったことに気づく。
 ただ、本当に忘れてきたのか、最初から持ってきていなかったのかがはっきりしないので、とりあえずそのまま帰ることに。予定していたイベントのいくつかが台風で中止になったこともあり、バッテリーを充電する必要がなくなったもので。。。
 で、帰宅後に調べると、やっぱりない。
 忘れてきた可能性がある各地のホテルに連絡していくと、7月25日に宿泊した東横イン名古屋丸の内に忘れたと判明…したのが、8月4日。
 ところが、既に(8月2日に)処分してしまったという。
 本部にも問い合わせた結果、東横インでは忘れ物の保存期間が1週間。それ以降は、勝手に処分してしまうらしい。
 もちろん、宿泊者への連絡はナシ。「連絡されては困るお客様もいらっしゃいますので…」って、連絡してくれなきゃ困る客だっているのだ。部屋の約款には「1週間の保存」と記載されているそうだけれど(フツー見ない)、所有者がわかっているのに無連絡で勝手に処分していいとは書かれていないはず。厳密に追求すれば、所有権がホテルに移っているのかどうか…という判断になってくる。
 そもそも、処分までの期間が1週間とは短すぎるのでは。今回のような長期遠征では、旅している最中に処分されてしまうことになる。
 合理性を追求した東横インだけに、逆に宿泊者に対して容赦ない部分も多々あるのだと、宿泊する度に思う機会も多いですね。

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