いろいろ悩まされるPT2+PtTimerでの録画に、またもトラブル(苦笑)。
「自動検索予約一覧」で指定されているにもかかわらず、そのうち一部の番組だけがなぜか録画されていないという謎な状況に。。。
原因は単純で、EPG上でのジャンルが問題なのでした。
要は同じ番組なのに、その放送回によって異なるジャンル分けが為されていたり、クールの途中でいきなりジャンルを変更した番組があったと。
PtTimerはEPGからデフォルトで予約設定をすると、番組名や放送局だけでなく、ジャンルまで指定されるんですね。その番組のジャンルが予約時と異なるカテゴリーに変更されたりすると、追従できなくなる罠。
PtTimer側が悪いわけではないのであれですが、面倒でもジャンルを「すべて」に変更して設定するようクセをつけておいたほうがいいですね。
ちなみに今回、引っかかった番組と、それに関して放送局に問い合わせてみた結果は以下の通り。
- NHK 『世界SL紀行』
- 放送回によって、「趣味/教育」と「ドキュメンタリー/教養」ジャンルのものが混在している。
- 理由 長期間に渡って製作されているため、初期に製作されたものはジャンル設定が異なっている。
- 対応 今後は放送時にジャンルをチェックし、統一する。
- TOKYO-MX 『明坂聡美の明けテレ3』
- 4月の放送開始以来、第1期、7月からの第2期、10月からの第3期と「音楽」ジャンルだったものが、第3期の第3回放送からいきなり「バラエティ」ジャンルに変更された。
- 理由 番組内でのCD製作を目標にしてきたため「音楽」ジャンルにしていたが、製作できたため「バラエティ」に変更した。
- 対応 放送内容によってジャンル変更はあり得るので、ご了承下さい。
- ↑ いや、それをなぜ第3回放送からという中途半端なタイミングでやるのよ。クールの途中で変更するのは勘弁して。まぁ、そもそもいい加減な番組なので仕方ないのかもしれないが(苦笑)。
今回のように録画失敗には至らないケースでも、ドキュメンタリーやバラエティ系では的確なジャンルが不明瞭な番組も多いですよね。そのためかえって不便なケースもあるだろうし、放送局側の都合で勝手に変更されてしまうものなのだから、ジャンル分けなどないほうがいいという話も?
Windows7のSP1には、tsファイルをWindows Media Playerで再生できないというバグがあります。音声だけが出ないという人も多いようですが、なぜかウチの環境では再生自体が不可になってしまう。
そのうち解消されるだろう、当面はPC上で再生できなくても困らないなどの理由から放置していたのですが、下の日記のようにいざトラブルが発生すると、PC上でのテスト再生ができないのは不便で仕方がない。なので修正することに。
てか、半年以上もバグを放置するなよな。。。
対処法自体は簡単です。バグ持ちのmfds.dllを、SP1以前の古いものに書き換えればOK。
ただ、その書き換えが面倒なんですよ。Windowsのシステムをいじることになるので、セキュリティが厳しすぎ。フツーにコピペ上書きしようとすれば、Windows様に怒られておしまい。
検索して出てくる対処法の大半は、Windows7のエディションがProfessionalでのもの。こんな問題にぶち当たるのはヘビーユーザーなので、軟弱なHome Premiumなど使っている人は少ないのでしょう(苦笑)。でもウチはHome Premiumなんだよー。まんま同じことをやろうとすると、できねーんだよー。エディションによって差がありすぎと言うか、Home Premiumは特殊すぎだろー。
あーもう、ほんと厄介なシロモノだな。
なわけで、こうしましたという覚え書き。 *Windows7 Home Premium (64bit)。
- SP1以前の古いmfds.dll(2009-07-14)を探しておく。探し方は検索すればいくらでも出てくる。自分はいろいろ作業する課程でいったんSP1をアンインストールしたので、その際に拾っておいた。
- [¥Windows¥SysWOW64]フォルダのmfds.dllを探し、プロパティを開く。
- [セキュリティ]タブから、「グループ名またはユーザー名」のUsers(ログインしているユーザー名)を選択。[編集]をクリック。
- 「mfds.dllのアクセス許可」というウインドウが開くので、再び「グループ名またはユーザー名」のUsers(ログインしているユーザー名)を選択。
- 「Usersのアクセス許可」で、「フルコントロール」にチェックを入れる。
- あとはひたすら「OK」、「OK」。何を言われても「OK」。これで、mfds.dllを変更できるようになる。
- mfds.dllを、適当な名前(mfds_SP1.dllなど)にリネーム。上書き削除でいいけれど、念のため元ファイルも残しておく。
- 古いmfds.dllを、[¥Windows¥SysWOW64]フォルダにコピー。
- Windowsを再起動。
あら不思議、tsファイルがWindows Media Playerで再生できるようになりましたw
*追記
上記の作業は録画鯖で行ったもの。
メインマシンのほうも修正しようとしたところ、同じWindows7 Home Premium(64bit)なのに違いがあったため、メモ。
てか、なんで違うの。
- Windows Media Playerを使ったtsファイルの再生では、音が出ない(再生は可能)。
- mfds.dllを修正しようとすると、「TrustedInstallerから許可を得ろ」と怒られる。
ネット上で多く見かけるパターンですね。つまり、上記の録画鯖のほうがフツーの状態じゃなかったということか。。。
対処法。
- ウイルスセキュリティソフトを外す。
- エクスプローラーを管理者として実行し、[¥Windows¥SysWOW64]フォルダでmfds.dllのプロパティを開く。
- [セキュリティ]タブから、[詳細設定]をクリック。
- [所有者]タブから、[編集]をクリック。
- 「所有者の変更」欄でユーザー名を選択し、「適用」→「OK」。
- あとはひたすら「OK」。
- これで「TrustedInstallerから許可を得ろ」とは怒られなくなるはずなので、上記の手順を実行。
PT2+PtTimerで録画、PS3 Media Serverで(TVにて)再生という環境を春先に構築して以来、初めての大がかりなトラブルが発生。
NHKの録画を再生すると、開始マージン~本編の切り替わり時にフリーズするという現象が多発して悩まされることに。
よく見ると、なぜかWindows updateでカードリーダーのドライバが更新されている。そう言えば、HDD増設時に作業の都合上、カードリーダーをUSB端子から外したんだっけ。。。録画時のEMM処理でコケているのは明らかなので、カードリーダー周りが怪しい???
とりあえず、カードリーダーを別のUSB端子に挿し直し、ドライバも(自動で)再インストール。
あ、直った。
と思いきや、発生頻度は下がったものの、ランダムで同様の現象が起こるように。一か八かで録画しているようなもので、タチが悪い。
次に、PtTimerとPS3 Media Serverを最新バージョンに上げてみる。
気づくと、Windows7の[シャットダウン]のところに「!」マークが。アップデートは手動に設定しているし、何か更新した記憶は…ない。ごちゃごちゃと作業している段階で、何か勘違いしたのだろうか。
Windowsを再起動。「!」マークは消え、問題は発生しなくなりました。
一体、何だったんだろう。
自分の場合、再生トラブル発生とともにPC上での再生テストを可能にするため、WIndows7のSP1(tsファイル再生にバグがある)をアンインストールしたり、いろいろやってたんですね。その過程で、何かおかしくなったのかも。。。SP1のアンインストール、バグがあるmfds.dllの修正、PtTimerとPS3 Media Serverの入れ直し、カードリーダーの挿し直しなどの作業が入り乱れて、今となっては何が要因なのかわからず。
ま、そもそも諸悪の根源は、EMM処理=B-CASカードにあるわけで。
ったく、厄介な代物だ。
*2011.09.11、追記
再び、NHK総合の録画で問題が発生。
PS3 Media Serverでの再生では、番組1は開始マージン~本編切り替わり時にフリーズ。数時間違いで録画された番組2はOK。
PC上のWindows Media Playerを使った再生では、番組1は最初からエラー。番組2は本編切り替わり時にエラー。
NHKのEMM処理って、番組毎に、あるいは日替わりで何か変わるのか??
対処法も不明で、正直お手上げ。
*さらに追記
その後、問題は発生せず。
何をしたかと言えば、ウイルスセキュリティソフトを外しただけ。
そ、そこかよ。。。やりたくない対処法だ…。
考えてみれば、トラブルが続出し始めるちょっと前、ウイルスセキュリティソフトをAvira AntiVirからavast!に変えたんですよね。Avira AntiVirがAskツールバーのインストールを強要するという、暴挙&愚行に出たもので…。
このままでは不安なこともあり、今後どうするかを思案中。
2月20日の日記でも触れた、DVDFab PassKey for Blu-ray。
その試用期間は30日。公式サイトの日本語が不自由&説明不足なので補足しておくと…。
要はフリーソフトのPasskey Liteをダウンロードしても同じことで、インストールすると「DVDFab Passkey 8」というプログラムが出現する。これを起動させると、最初の「ようこそ」画面でDVD、Blu-ray、Lite(Free)の3項目に試用期間が表示される。試用期間はインストール日からではなく、実際にそのプログラムを試用した日から。試用期間中は、DVD、BDリッピングに関して全ての機能を使うことができる。
フリー版のPasskey Liteには、主だったところで以下の機能制約があり。
- AACSのバージョン12以上には非対応。
- BDAV、AVCRECのBD保護には非対応。
- CPRMのDVDには非対応。
とまぁ、こんな感じ。
試用期間中はPasskey Liteでも上記制約なしに使えるので、「なんだ、フリー版でもイケるじゃん」と勘違いしてしまう人が多いとか…。
ウチの場合、AACSのバージョンは問題なくても、BDAV、AVCRECに非対応なのは致命的。その試用期間が5月2日に迫っていたので、泣く泣くライセンスを購入しました。
って、計算が合わない? 3月にOSをマシンごと、Windows XPからWindows7に入れ替えたもので、試用期間が一度リセットされたんですね。どうしても無料で使い続けたい人は、その度にOSを再インストールすれば…(ごにょごにょ)。
ちょうど、5月1日までは各ソフトウエアとも20%オフのディスカウントセール中。サイト上にディスカウント用クーポンコードが表示されているので、購入手続きの課程でそれをコピペすれば20%オフになる仕組み。2年間=6,900円のところが、5,520円になりました。
5月1日までと中途半端なのは、時差の関係と思われ。本国では4月末までということでしょう。
無期限版(10,032円→8.026円)にしようかと迷ったものの、2年後にはフリーソフトで当たり前にリッピングできているかもしれないし、はたまた一切NGになっている可能性も…。どうなるかわからない状況のモノなので、とりあえず2年間に。
購入手続きが終了すると、DVDFab Software Inc 製品の認可ベンダーであるAvangate BVから、登録したアドレス宛に3通のメールが届きます。全て日本語のメールなので安心。
- 「オンラインでのご注文に対する www.dvdfab.com からの確認」 =(注文確認)
- 「www.dvdfab.com からのお支払い受領書」 =(クレジットカード支払い承認)
- 「DVDFab PassKey for Blu-ray」 =(購入手続き完了&ライセンスキー添付)
Passkey(試用版)を起動させた状態で、3通目のメールに添付されているライセンスキーをダブルクリックすると、ライセンス設定は完了。簡単です。Passkeyを再起動すると、「ようこそ」画面のライセンス期間が延長されているはずです。
ちなみに。日本語サイトなので住所氏名等を日本語で入力したところ、メールにはきちんと日本語名が書かれています。登録名も、ちゃんと「山田太郎」に。なのに、メールの宛名だけは「太郎山田様」なんですよねぇ(苦笑)。
が、「ようこそ」画面では、登録情報の名前部分が文字化けしてしまいます。英語で登録すれば良かった…。
4月5日の日記「PS3 Media Serverを導入」の続き。
ハイビジョンレコーダー:PanasonicのDMR-BW700、同BW830、シャープのDV-ARW25で録画したコンテンツをDVDFab PassKey for Blu-rayでPCへとリッピングし、PS3 Media ServerとPS3でTV再生する場合の注意事項まとめ。
- BW700で録画したコンテンツは、DRモードで録画されたモノのみOK。HG~HEのAVCRECモードで録画されたモノだと、再生時に音声が出ない。BW700(型番末尾00シリーズ)の圧縮モードにはバグがあり、他メーカー製レコーダーと互換性がないと言われる故か?
- BW830で録画したコンテンツは、最初からDRモード、AVCRECモードで録画されていれば問題なし。
BW830でDRモードにて録画し、BD-REへとAVCRECモードで等速変換ダビングした場合は、10倍速以上の早送り、巻き戻しで不安定になる。強制トランスコード状態になってしまうらしい。
- 追記 / 導入当時の再生環境(PS3 Media Serverのバージョン)に問題があったらしい。PS3 Media Serverのバージョンを1.50.1に上げた状態で試すと、問題なし。また、これも後になってから始めたWindows7自体のDLNAを利用した再生でも、OK。
- 内蔵HDD内でDRからAVCRECにモード変換したものをBD-RE経由でPCに取り込んでも、問題なし。
- 2カ国語国語放送が録画されたコンテンツを、PCに取り込んだ場合は厄介。
- BW700、BW830ともAVCRECでの録画だと、PS3上では音声切替ができず、2カ国語の両方が同時出力されてしまう。トランスコードされたファイルを再生すれば切り替えられるが、ノイズが乗ったり、音ズレして非実用的。
- DRモードでの録画なら、PS3上でも音声切替が可能。
- 追記 / PT2+ptTimerで最初からPCに録画した2カ国語放送も切替不可で、やはり両方の音声が同時に出力されてしまう。つまり、レコーダーでのDRモード録画を取り込まない限り、2カ国語放送の再生はNG。
- (2011年4月に行われたチャンネル改変以前の)NHK-BS2を録画したコンテンツのうち、一部だけが「非対応データ」と表示され再生できない。BW700、ARW-25で録画したコンテンツにて現象が発生。いずれもDRモードで録画したもの。
- リッピングしたm2tsファイルをTsSplitterで分離してみると、「非対応データ」の8割ほどは再生可能に。
- 残り2割は、TsSplitterの設定をどうしようがNG。分離する前の元データをPC上では再生可能だが、解像度が本来のSD画質:720×480ではなく、352×240になっている。
うーん。。。ダメなものはダメと諦めるしかないですね…。
『香港映画のすべて』というシリーズ番組と、DVDレンタルされていない映画『地下水道』が見られなくなってしまったのは痛い。
リッピングした時点ではPS3を導入していなかったもので、PC再生を試してOKだった時点で元データは消してしまったし…。
TsSplitterは、マルチチャンネル編成(旧NHK-BS1&2、TOKYO-MX、WOWOWなど)にてSD放送されたコンテンツをPT2で録画した場合、そのままでは再生できないためSD分離するユーティリティソフト。
(録画ソフトにptTimerを使用する場合は、「サービス指定」オプションで録画すればそのまま再生可能)