W杯アジア3次予選 オマーン1-1日本
久々のサッカーねた。
もちろん予選は全戦見ていますが、オシムの退陣以来、かなり冷めてしまったのも確かで。起用法や戦術を見ていても、あー、結局、従来の“ニッポン代表”に戻ってしまったんだなと。退行とまでは言わないけれど。
で、この試合。3次予選にしては厳しい組に入り、ヘタすると…だった恐れが現実に。あのまま0-1で負けていたら…と思うと冷や汗ものですねぇ。オマーンとしては理想的な展開で、まさに“してやったり”だったはずですが。ボールを支配され、いいカタチで攻撃されるのは前提条件だったでしょうから。GKとディフェンスに絶対的な自信を持っているチームらしい戦い方でした。
あのPKは、ものすごくラッキー。完全アウェーでは、あれぐらいなら取ってくれなくてもおかしくない。審判もやや反省したのか(苦笑)、オマーンにもPKを与えて「これでチャラ」にしたつもりでしょう。そのPKを失敗してくれたのもラッキー。あれを成功していたら、オマーンとしては100%完璧な試合展開だったはずなので。
抜かれてPKを与えたのは闘莉王でも、その要因は駒野。雑なクリアをして予想外のポジションで相手ボールになり、攻め込まれ…というシーンを、これまで何度目にしたことか。守備に関しては、ホント成長してない。味方が調子に乗り、イケイケになったところで雑なプレー=ポカをする。攻撃面では雑なプレーが減りクロスの精度も上がったけれど、ディフェンダーとしては信頼できないですねぇ。
そして大久保。最悪ですね。スペインで何を学習してきたのか。。。アウェーゲームであんなプレーするか? 前半から、事ある毎に審判に文句をつけ、相手との接触後もケンカ腰。ジェスチャーでも紳士的態度を取っておくのがアウェー戦の鉄則なのに。テレビ観戦であれだけ目についたのだから、フィールド内での相手選手や審判の印象は極悪に近かったでしょう。あのレッドカードにつながるGKとのいざこざも、そうした伏線があったからこそ。
そもそも、玉田がもらったPKだって、あれが大久保ならPKを取ってくれてないでしょ。
あの状況下での退場は、ホント最低のシナリオだもの。いい流れになっていただけに、消耗しきっていくところで10人になってしまったのは…。あらゆる意味で状況を読めない、自己満足で画一的なプレーしかできない。どんなに素晴らしいプレーをしようが、あーゆー選手は代表として認められないですね。
他の選手は過酷な条件にもかかわらず頑張っていただけに、残念。
審判もアウェーにしてはフェアな笛だったし、試合的にはいい内容でした。そりゃ「これPKだろ」っていう場面は他にもあったけれど…アウェーであれ以上PKだらけの試合になんか、できませんって。要は、きっちりゴールを決めなきゃ。
まぁ、この消化不良感、何ともダルいやるせなさが、岡田ジャパンらしいと言えばらしいんですが(苦笑)。
どうにも盛り上がれないまま、3次予選はほぼ通過確定ってことで。。。