奥秩父 カブツーリング/2026.09.14(月)

SuperCub110 StreetTravel diary

約2週間前に続き、この日も奥秩父方面へカブで日帰りツーリング(お出かけ)。
2回目となる秩父三十四所観音霊場の残り3寺を巡礼・結願した後、奥秩父山中の林道を走破しつつ、ドキュメンタリー番組『花のあとさき』シリーズ(NHK-BS)で知られるムツばあさんの家へ。
帰路は、道の駅・龍勢会館に移転したバイク弁当(大滝食堂)などを回っていこうかと。

34番札所・水潜寺でニ度目の結願を果たした後は、秩父華厳の滝へ。いずれも県道284号沿いに立地し、バイクなら5分もかからない距離。
水潜寺から先は人家もほとんどなく、一気に山中へ分け入る感が強まります。

秩父華厳の滝入口

【華厳の滝へは、県道沿いの入口から遊歩道をたどる。滝までは、ゆるやかな上りで5分ほど】

秩父華厳の滝

秩父華厳の滝

【数段で構成される落差12メートルの滝は、小規模ながら美しい渓相】

華厳の滝入口から、林道奈良尾線の分岐点までは300メートルほど。
林道に入ってすぐの滝を上から見下ろせるスポットは、木々が生い茂るばかりで何も見えず。緑が濃い時期は、行っても意味なしかと。
こちらは林道走破が目的なので、そのまま奈良尾峠へと高度を上げていきます。上り勾配にカブは喘ぎ喘ぎ、2速と3速を行ったり来たり。
路面状況は(林道にしては)まずまずで…と思いきや、途中1ヶ所、大きな落石がゴロリ。

林道奈良尾線

【四輪は小型車でギリ?】

林道奈良尾線

奈良尾峠からは林道上武秩父線に入り、太田部峠方面へ。
この上武秩父線は長期通行止も多く、通れる今回はラッキー(Googleマップのストリートビューは通行止で描画ナシ)。奈良尾峠から逆方向、風早峠より東側は法面崩落で通行止らしいですが。
尾根沿いの林道らしく急勾配がない上武秩父線は、カブ散歩にも良さげ。路面は、ところどころ荒れ気味ですが…。
(いえ、スーパーカブはオフ車ですから)
太田部集落方面への分岐点から、目的地:ムツばあさんの家に至る林道太田部峠2号線へ。
一部崩壊しながらも1.2~1.5車線が維持されていた主要林道・上武秩父線と違い、支線扱いの太田部峠2号線は狭く、路面も放置状態。2週間以上に渡り雨続きだったためか、洗い越しが小川と化している区間も。


秩父・小鹿野方面からムツばあさんの家(楢尾集落跡)へ向かう場合は、県道363号の終着点・秩父市吉田石間集落(沢戸区)から林道太田部峠1号線に入り、上武秩父線の一部区間を経て太田部峠2号線へ…が最短ルート。
が、太田部峠2号線は途中の大久保橋(楢尾集落跡より先)が通行止なため、群馬県側へ抜けられず。同じルートをピストン往復するのも面白くないため、今回は奈良尾峠経由で各林道を周回することにしたと。水潜寺を起点に考えれば、奈良尾峠経由が最短ルートでもあるわけで。
林道奈良尾線で目にした他車は、クロスカブ(ハンターカブ?)1台のみ。上武秩父線は、ジムニー1台とすれ違っただけ。太田部峠2号線は、ひたすらソロ。嫌でも、自分だけの世界に浸れます(苦笑)。

楢尾集落跡

【ムツばあさんの家がある楢尾地区に到着。林道沿いの集落入口には、1台分の駐車場と観光トイレ(ゴミ不法投棄のため閉鎖中)が。集落跡へは、右手の坂道を上がっていく】

楢尾集落跡

【傾斜地の僅かな平地に、数件の家が寄り添う楢尾集落跡。現在は住民ゼロの廃集落ですが、往時を感じさせる石垣が随所に】

ムツばあさんの家

【公開されているムツばあさんの家へは、石垣横の(看板が立っている)細い通路を行く。しばらく訪れる人もいなかったのか、通路奥はクモの巣が幾重にも…。左手の母屋側からムツさん宅へ通じる部分はショベルカーで塞がれ、いかにも立入禁止な雰囲気だったのでパス。無人集落とはいえ全て私有地なので、マナーやモラルを忘れずに。(写真に写っている軽トラは、除草作業で来ていた様子)】

ムツばあさんの家

ムツばあさんの家

【ムツさんご夫婦を取り上げた記事や写真などが飾られている】

ムツばあさんの家

【風化しながらも「小林」を読み取れる表札が、縁側に】

『花のあとさき』シリーズ最後の放送から7年、劇場版公開から6年を経て、群馬県側からの主要アクセス路も通行止なためか、喧騒ぶりは過去の話? 30分程の滞在中に他の来訪者はなく、少なくとも1ヶ月程度は誰も訪れていない雰囲気で。
ムツさんが「自然に戻す」と口にされていた畑同様、このまま静かに思い出の地と化していくのでしょうか…。

秩父・小鹿野方面へ戻る前に、通行止の大久保橋を確認しようと、林道を群馬県側へ進んでみます。
楢尾から大久保橋までは路面もキレイで、荒れていた埼玉県側(城峯山・太田部峠方面)とは雲泥の差。やはり群馬県側からのアクセスが一般的で、普通乗用車でも問題なく来られたはずかと。この橋が通れなくなったため、ムツばあさんの家へのアクセスは一気にハードルが上がったとも。
(除草作業や、集落の維持管理をされる方は、許可を得てこちらから上ってくるらしく)

大久保橋

【通行止の大久保橋を楢尾(埼玉県)側から見る。橋から楢尾集落跡までは、徒歩でも15分程度】

大久保橋

【同じく群馬県側から。通行止の理由が「橋の老朽化」で、この先には無人の楢尾集落跡しかないため、通行止解除(=橋の架替)の可能性は限りなくゼロかと】

ここで折り返し、再び林道太田部峠2号線で山中へ。往路と異なる林道上武秩父線~太田部峠1号線経由で、秩父市吉田石間集落(沢戸区)へと山を下ります。
こちらの区間は多少の交通量があったのか、路面状況も良く。群馬県側へ抜けられなくなったため、今後は荒れていきそうですが…。楢尾地区から、林道が終わる吉田石間集落まで、他車はゼロでした。

外界へ下ってからは(苦笑)、道の駅・龍勢会館に併設のバイク弁当(大滝食堂)へ。
店が大滝にあった頃以来なので、かなり久々。期間限定『終末ツーリング』コラボ弁当が10月末までなため、この機会に。営業日・営業時間が限られるため、行ける時に行っておかないと。

大滝食堂

大滝食堂店内

【店内には『終末ツーリング』とのコラボ装飾も】

大滝食堂店内

かつての大滝食堂を知っているだけに、ずいぶんキレイな、明るい雰囲気の店になったものだと感心しきり。
8月末から雨続きで、久々の晴天ツーリング日和だったためか、道の駅の駐車場にはバイクがズラリ。11時開店から利用客が押し寄せたらしく、13時前後の到着時には「ゴハン切れで炊き上がるまで」の待ち客が10人以上…。30分ほど待って、ようやく『終末ツーリング』コラボ弁当を入手できました。
平日でこの状況だと、週末は一体…。メディアで目にする機会も増えましたが、これほどとは。ちょっと寂れた雰囲気も味わいだった大滝の頃とは、いろいろ大違いかも。

『終末ツーリング』バイク弁当

【器は白色無地で、付属のステッカーを自分で貼るカタチ(テイクアウトだから?)。以前の訪問時は標準品(黒色)を注文したので、黒と白の器が揃うことに】

その後は小鹿野町の中心部へ移動し、肉の丸清で豚肉味噌漬けなどをお買い上げ。
豚肉の味噌漬けは秩父・小鹿野エリアの名物で、秩父市内に有名店が何軒かあるものの、個人的にはこちらのほうが好み。

肉の丸清

肉の丸清

【箱入りよりお得な自宅用・簡易パックが購入の定番】

これで、予定は全てこなしたことに。
といっても、早朝出発だったのでまだ14時過ぎ。秩父32番札所:法性寺前の地区掲示板でポスターを目にした、両神山麓花の郷ダリア園へ立ち寄ってみることに。開園期間が9月1日~11月3日なので、この機会を逃すと行けなさそう?
汗ばむほど快晴だった天候が、丸清に着いた頃から風雲急な空模様へと変貌し、嫌な予感がしていたら…。ダリア園の手前からポツポツ来て、到着した頃は本降りに。いやいや、天気予報に傘マークなかったでしょ?
なわけで、残念ながら雨中の散策に。受付で傘を貸してもらえるサービスが、有難く。

ダリア園  ダリア園

ダリア園

ダリア園

ダリア園

酷暑+天候不順で開花状況が不安だったものの、意外に? 時期的に早いとはわかっていたので、5~6分咲きなら十分かと。
園内の広さ、植えられた株数とも予想以上で、運営管理する両神山麓 花とみどりを育てる会の熱意が伝わってきます。地元主婦の皆さんが持ち回りで行っているのか、この日も雨の中、各所で花の管理をされていました。その手作り感も良い雰囲気で、満開の時期に再訪したいもの。
冬季の尾ノ内渓谷氷柱といい、小鹿野町の地道な活動には感心する機会も多く。
バイクでの町興し+ライダー歓迎姿勢も、ダリア園から近い道の駅・両神温泉薬師の湯や、町内中心部に設けられた屋根付きバイク駐輪場から伺えて。訪れる度に、何かしら応援したいと感じさせられるわけで。

*関連リンク:ウエルカムライダーズおがの

(ダリア園の入場チケットを見せると、町内の飲食店が50円引きに。この日は、おおぎやラーメンで食事をしてからダリア園へ行ったため、残念。割引の件をポスターに記載しておいて欲しい…)

(大滝食堂がある道の駅・龍勢会館は秩父市なので、バイク弁当を購入しても小鹿野町にお金は落ちません。念のため)

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