2004.01.08
秋田→東京
朝6時起床。睡眠時間は4時間強。。。(眠)
本来なら酒田に泊まり、09:08発の村上行に乗ればよかったはずなのだけれど。
同列車に乗り継ぐためには、秋田を07:05発の酒田行に乗らなければならない。そのためには、ホテル前の交通公社前バス停を06:42発の秋田市営バスに乗る必要がある。早朝なので早発してしまう可能性もあり、6時35分頃にバス停に行ってみると、すぐバスが来た。
「秋田駅」の行き先表示に手を挙げると停まったので、乗り込んでみると。なぜか、バス停の表示にはなかった秋田中央交通バス。
よくわからないけれど、まぁ、いっか。

【↑ 早朝も大雪の秋田駅にて】
今日から3学期が始まるようで、駅や列車内には高校生が多い。
駅構内では、強風による特急『あけぼの』の遅延案内が何度も放送されている。ひょっとして…?
やはり、羽越本線のダイヤは乱れまくり。乗り込んだ酒田行530Mも一駅毎に遅延が増し、羽後本荘ではとうとう20分遅れに。酒田での接続時間は6分なので、大丈夫だろうか。。。
その酒田に到着する頃には、遅れも10分にまで回復。村上行は接続待ちしていました。でも、乗り換えたのは自分一人(^^;;
(酒田の街もすっかり雪化粧。そう言えば、冬に来たことはないんだよなぁ…。)
これまでに何度も乗車している酒田−村上間だけれども、やはりこの車窓は素晴らしい。ただ、新潟方面の上り列車は山側に作られた新線を通るため、トンネルが多い。この区間で車窓を楽しむなら、海沿いを走る旧線(下り)のほうがオススメですね。

【↑ (右)羽越本線車窓。日本海は大荒れ】
村上市内のスポットは以前に観光しているのでパスし、新潟交通北バスで瀬波温泉へ寄り道。
2〜3時間に1本のバスが接続していたのはラッキー。でも、降りるバス停がわからない。瀬波温泉入口〜瀬波温泉と“瀬波”なバス停が続いたので降りてみるも、数軒の旅館が建つだけで何もないところ。観光案内所があるはずなのだけれど…。
とりあえずバスが向かった方向に歩き始めると、天候が急変。強風&大雪の猛吹雪状態に。ヘロヘロになりながら歩き続け、ようやく案内所にたどり着くと、すぐ前のバス停は“瀬波海岸”。向こうに見える海までは、まだ200〜300メートルほどありそうな位置なのに…。
うーん、瀬波温泉のバス停は難しい。。。

【↑ (左)村上駅 (右)瀬波温泉。案内所付近】
案内所で入浴施設を尋ねると、旅館の入浴はどこも13時以降とのこと。日帰り入浴施設の2か所、日本海を望む屋上風呂が売りらしい磐舟と、海は見えないものの広い露天風呂のある龍泉を勧められる。この天候では日本海の展望も望めないだろうし、のんびりできそうな後者へ。
案内された方向に歩き始めると、何やら、今来た道を戻っているような気もする。いや、気のせいじゃない。そこは、先ほどバスを降りた瀬波温泉入口バス停からすぐの場所なのだった。。。


館内は開放的で、清潔感あふれる立派な作り。小さい内風呂と大きな露天風呂という、いかにも余所者向けの日帰り入浴施設ですね。
まずは内湯に浸かってみると、塩辛く透明な湯はとにかく熱い! こりゃ辛いかなぁと思ったところ、露天風呂は適温で気持ちいい(^o^) しかも利用者はほとんどなく、しばらくは無人の露天風呂を独占していました♪
誰もいないのをいいことに、カメラを露天風呂の石に置き、ばちゃばちゃ駈け戻っては「わーい♪♪」などとアホな写真を撮影していると。。。
強風が突風に変わり、カメラが湯にボチャンッ………。
慌てて拾い上げたものの、動作せず(T_T)
旅の初日にヨドバシカメラ仙台で購入して以来、わずか6日間の薄命だった。。。
気を取り直して、旅を続けよう。
施設内の売店では、サケ料理の本場・村上らしいサーモンアイス(製造元:永徳)なるソフトクリームが売られていたので買ってみる。フレーク状のサケが入っていて、色もそれっぽい紅鮭色なのは、なるほど。味もよろしい。でもこれ、サケをソフトクリームにしたわけじゃないよなぁ…。
ついでに、というか売店をのぞいた主目的の、撮りっきりコニカも購入。以後の写真は、それで撮影したものです。
帰路は都合のいいバス便がないので、タクシーを呼んで村上へ戻る(1,160円)。バスなら180円なのに。
村上から坂町を経由して、米坂線へ。秋田を早朝に出てきたのも、坂町−羽前小松間が未乗の米坂線に乗るためなのでした。それも、どうせなら冬の雪景色の中を乗りたかったんですよね。
その選択は大正解。素晴らしい車窓と雰囲気ですねー。
ローカル線の雰囲気と車窓を楽しむなら只見線もいいけれど、あちらは只見川に沿って、雄大な車窓を満喫しながらのんびり旅をする風情。
いっぽうこちらの米坂線は、急峻な地形を渓谷の崖にへばりつくようにして走り、山と谷が連続するエリアをトンネルと橋梁で抜けていく線形。トンネル→橋梁→トンネル→橋梁→トンネルと続く“平地がまったくない”区間も何か所かあり、建設の苦労と、それを維持管理してきた労力に素直に脱帽です。
しかもそれが、一面の銀世界ですからね。人間の手が加わっていない渓谷沿いの樹木は、樹氷のようにキラキラと美しく輝いていました。前日からの大雪が、ちょうどいい装飾になったのかもしれません。

【↑ (左)越後片貝−越後金丸間 (右)羽前松岡−伊佐領間】
でも、そうした身勝手な感慨にふけるのは旅人だけ。各駅で降りていく人たちは、雪道を歩くのも大変そう。山形県との県境を越え、小国町に入ると雪はいっそう激しくなり、このままでは列車が立ち往生するのではないかと思われるほどの大雪に。東京生まれの自分にとっては、想像をはるかに越える豪雪地帯ですね…。

【↑ 小国駅にて。列車は米坂線の基本編成、キハ52+キハ48。他にキハ58の編成も】
山間部を抜け、今泉まで下ってきた頃には、天候も小康状態に。
ここから米沢までは区間運転列車があるので、1本遅らせても米沢からは同じ列車になる。それなら、どこかで一駅下車してみたい。
降りてみたのは、羽前小松駅。川西町の玄関駅でもあり、ダリアの里として川西ダリヤ園が有名なところ。
同駅を訪れるのは、1992年1月以来のこと。ダリヤ園は冬季休園中でしたが、駅で売られているダリアの置き物(クリスタルダイヤ)が欲しいからと、わざわざ米沢から寄り道した覚えが。行きは確か、都合のいい列車がなくタクシーを飛ばしたんだっけ。5駅も離れたところまで、しかも目的地が駅だという妙な客に、タクシーの運ちゃんが不思議そうな顔をしていたものです(苦笑)。
十年ぶりの羽前小松駅は当時と変わらぬ佇まいで、民間委託駅なのも相変わらず。でも、駅でのクリスタルダイヤ販売はやめてしまったとのこと(寂)。1992年当時から、列車でダリヤ園に行く観光客など(駅でクリスタルダイヤを購入する人も)皆無な様子でしたからね…。
「ダリア園に行けば売っているかもしれないけれど、今は閉園中ですよ」。わかってます…。
未訪だった小松郵便局まで往復しただけで、他にすることもなく。待合室でボーッと時を過ごし、次の列車で米沢へ。

【↑ 羽前小松駅構内。ここまで雪がひどくなると、使い捨てカメラじゃまともに写りません(T_T)】

【↑ (左)羽前小松駅 (右)駅前通り】
米沢から先は車窓も暗闇。あとは東京まで、惰性で戻るだけ。

【↑ 米沢駅にて発車を待つ福島行】
福島18:34発(仙台始発17:00)の郡山行588Mは、郡山からそのまま黒磯行2152Mになる運用(時刻表では別列車扱い)。
乗り換えがなく、座席確保に焦る必要もないのは大歓迎。おまけに、455系の6両編成ですから(^o^) ロングシート車を覚悟していただけに、嬉しい誤算。強風でストップし、15分ほどの遅れで黒磯に到着したのはご愛敬(^^;;
大雪&猛吹雪の米坂線や奥羽本線が定時運行だったのに、東北本線は悪天候に弱いなぁ。
黒磯では3分接続の20:51発・上野行690Mが接続待ち。こちらはE231系で、最前&最後部2両がクロスシート。もちろんそこに座ります。
結局、米沢から上野までずっとクロスシート。東京へ戻るのに、このスジはオススメですね〜。