この日は移動だけ。なので完ペキに鉄ちゃん日記です(^^;;
*行きの行程
快速『フェアーウェイ』車内は、塩原や猪苗代へ向かうらしいスキーヤーやボーダーが大迷惑。でかい声でギャーギャー騒いでいて、一般客のヒンシュクを買いまくり。ナンパなハンターマウンテン塩原や、初心者向けの猪苗代へ、クルマでも新幹線でもなく快速で行くらしーけど、いかにもですねぇ。しかも、18キップじゃないらしいのが驚き(苦笑)。
福島駅では、売店で駒田屋本舗のみそぱんを購入。これが昼食(^^;;
一ノ関駅では、駅弁コンテストなどで話題らしい三陸あわび弁当を購入。昔ながらのスタイルで駅弁を販売していた、一ノ関駅の弁当屋さんに敬意を表する意味もあって(^^;; 「えきべん〜、えきべん〜」と声を大に売っていても、ロングシートの普通列車しか発着しないホームで購入したのは自分だけ(寂)。もちろんロングシートの車内では食べるわけにもいかず、そのままホテルへと持ち込むことに。列車の接続時間と到着時間の遅さを考えると、これが夕食を仕入れる最後のチャンスかも…という判断もあったのですが、まさにその通り(^^;;

*大人の休日シリーズ。思ったよりも濃厚でバラエティにも富んでいて、お味良好(^o^) でもアワビが小さいかな。製造:一関あべちう
*(右)お品書き(より転載)
花輪線では、列車交換時に見かけた快速『八幡平』が転換クロスシートに改造されたキハ58だったり。普通列車は、相変わらず盛岡(花輪線)カラーの白地に赤帯なキハ58+キハ52。花輪線内でも見かける数が減ったように感じるキハ52は、車内両端ドア部と室内に仕切り(&ドア)が設けられた改造車。以前(もう7〜8年前)はこんな風になっていなかったはずだけれど…冬季対策なんでしょうね。でも、ドア部分(仕切りと連結部の間)のボックスシートは標準のまま。この区画は寒いんでしょうねぇ、短距離客以外の利用はほとんどナシ。って、写真撮っておけばよかった…。

*キハ52。大館駅にて。
で、どの車両もかなりガタが来ているらしく、特に停車中、アイドリング時はガタピシ音がすごい。また、窓枠もガタついて隙間風が入るらしく、各窓には透明のビニールテープで目張りがしてあると(だから写真撮っとけよ)。それでもスースー風が入ってきますけどね(^^;; さらにガタつきがひどい窓は内側から二重窓がネジ止めされているため、そこは日よけも使えなければ窓を空けることも不可。すごいなぁ。
新型の軽快気動車はもちろん、キハ40系すら導入されないことからも、花輪線がいかに見捨てられた路線かがうかがい知れたり…。そもそも、起点の盛岡−好摩間をいわて銀河鉄道化してしまったこと自体、存在を無視されてますよねぇ。
そのいわて銀河鉄道線への、盛岡駅での乗り換えもひどい。一ノ関からの列車が盛岡に近づくと、車内放送で乗り換え案内があるのだけれど…「花輪線はいわて銀河鉄道ホームへ」と言うだけで、ホームがどこなのか、何番線なのかなどの案内はナシ。おかげでホームや跨線橋をウロウロするも、案内表示もまったくない。乗り換え時間は7分しかないのに!
業を煮やして改札口に行き「花輪線はどこ?」と尋ねると、いったん改札口を出て、さらに通路を歩き、階段を下り(JR改札口は2階)、専用改札口から入れと言う。これにはキレましたねぇ。案内表示の一つぐらい出せないのか? JR盛岡駅内では、“JRの”花輪線は完全に無視されてるわけです。そりゃ、正確に言えば現在の“起点”は好摩ですけどね。
例えば長野駅は、信越本線がしなの鉄道化された後も従来と同じように利用できるわけで…ひどすぎ。JR東日本は新幹線開通=在来線の廃止・第3セクター化を推し進めたいようだけれど、いくら何でもやり方が極端すぎる。
そんなこんなで大荷物を持って通路を走り、階段を駆け下り、その専用改札口にたどり着いたのは発車時刻ギリギリ。遠いんだよー。
という憤りも、ロングシートでの疲労も、花輪線のひなびたローカル線風情には癒されますわ。五能線のように脚光を浴びることはないけれど、何度乗ってもいいですねぇ。夜で景色は何も見えないけれど、静かな夜汽車な雰囲気を味わってのんびり…
だったところ、安比高原からスキー客が何組か乗り込んできて、途端にバカ騒ぎを始めたのには参った。列車で来る客なんているのか!? どうしてこう、スキー客というのはどこに行っても非常識な行動でヒンシュクを買うのだろう。かつては自分も、シーズン中は月に10日はゲレンデ通いをしていたけれど(ほとんどクルマ)、スキー客は大嫌い。自分もその一部なのかと思うと悲しくなってましたからねぇ。
なので最後尾の3両目に避難。このハコは乗客が一人のスキー客だけなので静か。だったのに(またかよぉ)、兄畑で消防団のハッピを着たオッサンたちが10人ほど、ぞろぞろと乗り込んできた。顔を真っ赤にさせて新年会の帰りなのだろーか、もう騒ぎたい放題。地元の人だしすぐ降りるだろうとガマンしていると、やはり陸中花輪で降りていきました。しかし、兄畑から乗るか、フツー!? と思ったら、車内で乗車券を買いながら、車掌に「兄畑からこんなに乗るとは思ってなかったろう」などと絡んでる始末(苦笑)。確かに、真っ暗なホームに人がたくさん見えたときにはビビったけど(苦笑)。昼間でもほとんど乗降がない駅なんだから。でも「これで今日は黒字だろ〜」は、酔いすぎ(^^;;

*岩手から秋田県に入る頃には雪が本格的に降り出す。十和田南駅にて。
大館から弘前までの最終列車は、花輪専用DCでの運用。大館駅ホーム&車内では、黒磯やら郡山でも見かけた顔がちらほら。皆さん、弘前で最終の青森行に乗り継いでいきました。その後は青森から急行『はまなす』かフェリーで北海道へ渡るんでしょうね。
この日の宿泊は弘前プラザホテル。
駅から遠いのが難点だけれど、設備、部屋、雰囲気、フロントの応対など何の問題もなく、むしろ立派だと感心するぐらい。これで\4,000(冬季週末限定)は安い!
部屋にLAN回線はないものの、ダイヤルアップはOK。1階ロビー&ラウンジは無線LANスポットなので、翌日のチェックアウト後はフル活用させてもらいました(^^;; ラウンジは無料コーヒーもある上、豪華で落ち着いた雰囲気なのでゆったり、のんびり。いいです、ここ。チェックアウトも11時だし。
って言うか、寝坊して11時半頃、フロントマンのドアのノックで起きたんですが…電話回線はPCモデムに繋いだままだった…。慌てて準備をして降りると、延長料金はナシでいいと言う。もう素晴らしすぎ(^^;;
寝坊したせいでホテルを出たのは14時近く(^^;;
土手町方面へ歩いて10分強、弘前パークホテルにチェックイン(苦笑)。
りんご娘.のライブまではまだ時間があるので、土手町商店街を抜けて弘前城まで歩いてみる。

*(左)クリスマス〜新年までライトアップされた土手町商店街 (右)9月にりんご娘.の初ライブがあった蓬莱橋広場
もう10年近く前、冬に弘前を訪れた際は公園内が改修中で入れなかったため、雪景色の弘前城は今回が初めて。

*(左)天守閣 (中)追手門 (右)お堀も雪化粧
この日の宿泊先、弘前パークホテルはガイドブックなどにも掲載されていて、弘前市内でも著名な? 規模の大きいホテル。繁華街の土手町にあり、立派な結婚式場も兼ね備えている。ここを選んだのは、弘前で2軒しかない各室インターネット接続・LAN完備だったから。料金もそれなりで、弘前では高め。
で。結果は×。ロビー周辺も廊下も部屋の作りも、一見するとかなりの豪華仕様なのだけれど、よく見れば…
・エレベーターに鏡がない。
・バスルームは激狭。洗面台、浴槽の狭さは一目見てビビるほど(苦笑)
・クローゼットもない。ハンガーも2つだけ。
など、格安ホテル並かそれ以下の設備でしかない。その他にも…
・暖房が効くのはいいが強すぎ。LOWでも暑く、消すと寒い。
・遮音性も×。隣室のイビキや廊下の騒音に悩まされ、朝まで眠れず。
・LAN接続はしょっちゅうアクセスが止まり、イライラ。PC起動の度にIPアドレスを書き換えしないと接続不可。
・コインランドリーもない。フロントで聞くと「クルマで5分ほどのところ」って、行けるかそんなもん。
てな具合に、フロントの対応も事務的で今ひとつ。悪くはないけれど何の誠意も感じられないってやつ。遠方からの客だという意識もないんですね。チェックアウト時のフロントで「ありがとうございました」を言われなかったのは、後にも先にも初めて。
また、翌日のチェックアウト後、ロビーで今後の予定を考えようと思ったものの、ソファが並んでいるのは周囲に美容室などが入っている、大きな通路のような“ロビー”フロア。豪華なソファーで落ち着き空間のように見えて、実は各店舗から丸見えだったり、従業員らがしょっちゅう通るのでちっとも落ち着かない。
結局、ここのホテルは「これだけ豪華っぽく見える空間を提供してるんだからいいだろう」「地元では有名ホテルだし、放っておいても客は来る」という姿勢なんですねぇ。全てにそうした冷淡な面を感じました。
弘前はホテル数自体が少なく、競争相手もいないからこれでも商売になるんだろうなぁ…。と、後になって気づいたんですが、領収書のスタイルが前日の弘前プラザホテルとまったく同じ。よく見るとマークまで同じ。てことは同会社ですかぁ!? 信じられん…。
何も考えずに来てしまったため、今後のビジョンはまるでなし(苦笑)。
なので、まずはどうするか、ガイドブック(るるぶ青森)の最新版でも買って、喫茶店で一服しながら検討しよう…ウチにも同誌はあるけれど、古〜い96年版なので持ってきませんでした(^^;;
が…郵便局で不要な荷物を自宅に送り返した後、本屋を探しながら駅方向へ歩くも、ない。書店がない。駅に着いてみても、ない。聞いてみると、周辺ではダイエーかイトーヨーカドー(バスセンター)にしかないという。何とかキオスクで1冊だけあったものを購入するも、今度は喫茶店がない。これまた、ダイエーかイトーヨーカドーへ行かないと何もない。行ってみても家族連れで大混雑で、とても落ち着ける様子じゃないし…。
弘前のように都市の駅であれば、たいてい駅構内に(旅行者向けの)レストランや喫茶があるものだけれど、弘前駅には(バスセンターにも)それがないんですね。弘前駅が改修中なこととは関係なく、駅ビル内にはいわゆる“お店”しかないため、旅行者が落ち着けるような場所は皆無なんですねぇ。結局、バスセンターと駅の間を2往復し、いい加減にイヤになったところで、ようやく路地に喫茶店を発見したけれど。
で、時間を無駄に過ごしたためにもう14時過ぎ。この日は青森泊の予定だったため遠くへは行けず、弘南鉄道で黒石へ向かうことにする。車両は東急から移籍してきた当時のままで、つり革の広告が《東急百貨店》なのも相変わらず。10年以上前に弘前−田舎館を往復して以来の乗車で、田舎館−黒石間は初めて。
黒石市街は弘前のような都市部とは違い、車道の除雪はされていても融雪されてはなく、路面はアイスバーン、歩道スペースは雪の山(苦笑)。歩くのにとっても苦労します。まぁ、雪国では冬の間はほとんど歩かないんですよね。近くへ行くのでもクルマなので。面倒なのもあるでしょうが、何より歩けないし、危険だから。

*(左)弘南鉄道7000系(弘前駅にて) (右)黒石駅(バスは青森行)
で、まずは郵便局へ(苦笑)。黒石は以前に旅の途中、板留や温川温泉へ行くのに通っているけれど、土日曜だったので郵便局へ行けてないもので(^^;;
町中をとぼとぼ歩きながら、こみせ通りへも行ってみる。想像していたのとは違い、実際にこみせが続いている区間は100メートルぐらいのもので、ちょっとガッカリ。でも、先人の知恵と助け合いの意識には、やはり感じるものがあります。
*こみせ(小見世)
ちょうど通りかかったタクシーを拾い(\820)、青森県農林総合研究センター内のりんご資料館にも行ってみる。ここは温川温泉へと向かう道筋なので、10年以上前にも一度立ち寄ってるんですけどね。当時とは建物も建て変わり、展示内容も一般的な(小学校の社会科見学で使えるような)ものに変わっていました。以前は学術&技術研究的な資料展示がメインで、訪れると係員が付き添って説明してくれるという、それはもう親切な、さすが県の研究機関と言えるものだったんですが(苦笑)、りんご農家か農業関係者向けの専門的な内容でしたからねぇ。
でも、入館時に住所氏名を記入させられ、係員がカギを開けてくれるというシステムは同じ。もちろん、他に入場者はナシ。こんな時期に訪れる人はいませんって…そう言えば、以前に訪れたときも真冬で、やっぱり人気がなかったよなぁ(苦笑)。

*(左)センター全景 (中左)りんご資料館 (中右)資料館内 (右)県内産りんごジュース各種展示
帰りも駅までタクシー(\980)。黒石と板留、温川方面を結ぶバスの停留所もすぐ前にありますが、2時間に1本程度の本数では使えないっす。
黒石からは再び弘南鉄道、JR奥羽本線と乗り継いで、青森へ。途中、弘前で1時間近く接続が空いてしまうので、五能線直行列車で川部へ先行し、郵便局を目指してみる(笑)。川部の川部和泉郵便局は、以前も探したものの見つからなかった思い出があるので…。地図上では駅のすぐそばにあるはずなんだけれど…なんと駅舎とは線路をはさんで真裏の位置で、駅から数百メートルほど弘前寄りに戻り、陸橋で線路を越え、また駅方面へ戻ったところにありました。遠いよぉ(T_T) おまけに閉まってるし。てっきり18時までだと思い込み、ATMで入金してゴム印を押してもらうつもりだったのだけれど…17時までとは。後で調べてみると、青森県内の局は大半が17時までなんですねぇ。
*なぜ郵便局へ行くのか…
旅行貯金とはを参照。
青森駅に降りた途端、異次元の大都会のように感じたのは気のせい(笑)? 弘前とはエライ違いだなぁ。駅周辺に何でもあるよ(苦笑)。
駅から徒歩7〜8分、JALホテルやサンルートなど大手チェーンのホテルが立ち並ぶ一角に建つのが、セントラルホテル青森。駅前からの目抜き通りもすぐで、館内にはコインランドリーもあるなど条件は完璧。そして設備、室内も、フロントの応対もまた完璧。
やはり弘前とは違いますねぇ。遠方の、それも東京方面からの都会客も多いんでしょうね。洗練されている感じがします。ホテル全体に、特に何が素晴らしいわけでもないんですが、何も欠けていない。これって重要なんですよ。LAN接続も完璧だし。
おまけに料金も\5000と安く(冬季限定)、言うことなしですね。

*ホテル近くのラーメン店《がってん》で、貝焼きみそラーメン(\750)を食す。オススメ☆
この日は碇ヶ関郊外の古遠部温泉に泊まる予定。
秘湯好きなら知らない人はいない秘湯(笑)ですが、5〜6年前までは秘湯ブームのおかげで、いつ電話しても満室だったんですよねぇ。が、昨日の夜、思い立って青森のホテルから電話してみると、ここ数日はいつでもOKとのこと。お正月休み明けのオフシーズン平日とは言え、やはり秘湯(温泉)ブームはピークを過ぎたんですかね…。
なわけで、青森から宿の送迎がある津軽湯の沢まで行く単純な行程に。奥羽本線の過疎ダイヤの関係で、弘前方面からの列車で送迎可能のは1522着のみ。かなり行動が制限され、青森−弘前間から離れることは難しそう…。
まずは青森駅前から弘南バスの黒石行に乗車。電車で昨日と同じルートを戻ってもつまらないし。バスは一昔前の観光バスタイプで、ガラガラ。最前列(運転席と反対側)の特等席に座れたもので、道筋を眺めながらの〜んびり。青森市営バスと路線が重なる市内エリアはそこそこ乗り降りがあったものの、他路線が途切れる新城から先は浪岡までノンストップ状態に(乗客は3人)。
バスは基本的に国道7号線を走りながら、ときに国道を外れ、旧羽州街道に沿って丹念に集落を回っていく。鶴ヶ坂周辺はカーブの連続する狭い雪道で、かつて峠越えの難所だったことをうかがわせる風景でした。鶴ヶ坂駅の200〜300メートルほど青森寄りにはたらポッキ温泉も見え、これなら駅から歩いてこれるなと確認(^^;;
どこかで気まぐれ下車しようと思いつつ、気づくとバスは浪岡町に入っている。このままでは黒石に戻ってしまうので、浪岡バス停で下車。浪岡入口→浪岡警察署前→浪岡→浪岡北と“浪岡”な停留所が続くけれど、ここがいちばん中心部に近いようなので。この区間で乗客は全員下車し、無人になるのかと思ったら浪岡で10人ほど乗り込んだようで何より(^^;; もともと浪岡は弘前・青森・黒石を結ぶ交通の要衝で、中世から街道が交差する街として栄え、バス網が古くから発達していたそう。利用客が多いのもそんな歴史の流れなんでしょーか。
ちなみにこの黒石行の路線から(浪岡発)弘前行へは、この浪岡で乗り継げるシステム。下車する際に整理券に判をもらい、その整理券で弘前行に乗車すればいいそう。利用者の便を考えたシステムですね。でも、乗り継ぎと言って降りてしまえば、浪岡までの無賃乗車もできてしまうのでは…いーえ、このへんにそんな悪人はいないんでしょう。

*(左)浪岡駅 (中〜右)浪岡町の中心部にて

*浪岡郵便局にて
郵便局に寄ったりしながらいつものように街歩きをして…雪道で大変なんですけど(T_T) で、中世の館に寄ってみる。
交通の要衝だった浪岡は古くから津軽地方を抑えるための戦の拠点でもあり、浪岡城は何度も大きな戦乱に合ってきたのだとか。その浪岡城趾は中世の城郭跡としては保存状態が素晴らしいと国の史跡にも指定され、そこからの出土品などが展示されているのが中世の館なのです。なお、城趾は雪に埋もれているので見ても意味ナシ。
この資料館はなかなかよく出来ていて、浪岡城など中世の歴史から、現代までの浪岡の歩みがよくわかる。先ほどの交通網のネタも、実はここで仕入れたもの。奥羽本線の歩みも記されていて、なんと青森→弘前間の運転席展望ビデオまで見ることができると(笑)。とーぜんお客さんは皆無で(苦笑)、この日はひょっとして入館者1、自分のために開館してくれていたようなものだったりして(^^;;
タクシーを呼んで駅まで直行(\660)。その途中に浪岡駅前温泉が見えたけれど、今回は時間がなくてパス。中世の館でのんびりしすぎたのと、青森を出るバスが、寝坊したため1本遅くなったためなんですが…。まぁ、行き当たりばったりな旅なんで、そーゆーもんです(苦笑)。
さて、この浪岡町と言えば、りんご娘.の紅玉の地元じゃないですか(爆)。もしかしてそのへんを歩いていたらどうしよう!? と思ったけれど、んなわきゃない(苦笑)。
J R奥羽本線に乗り込み、古遠部温泉に向かう列車まで、もう1駅どこかで下車できるけれど…で、1駅目の北常盤ですぐに下車。
え〜え〜、ここはりんご娘.のつがるの地元、常盤村の玄関口でしゅからね。どうせなら、浪岡町とセットで街歩きしてみようかと(笑)。
近くにときわ温泉があるらしいので、次の列車まで1時間、できれば一浴を…と、駅前の案内図で確認。この案内図が真新しくキレイなもので感心。ちなみに浪岡駅前の案内図は朽ち果てかけてましたが(苦笑)。ただ、可愛らしいイラストで描かれた地図は、道がよくわからない…(^^;; とりあえず方向だけ確認して歩き始めるも、住宅街を抜け、広大な田園地帯に出てしまい…こりゃ違うよなぁ。

*(左)案内図 (中)駅周辺 (右)駅からちょっと離れると…
で、ようやくときわ温泉に着いた頃には、古遠部温泉へ向かう列車の発車時刻まで30分。送迎を頼んでいるし、この列車に乗り遅れると碇ヶ関からタクシー(相当かかるはず)を利用するしか足がない。天候は雪、それも風が強く吹雪のよう。道路も雪&凍結で大荷物なことを考えると、入浴時間は10分程度になりそうなので、泣く泣く諦める。雪道でなくフツーの荷物なら、駅から徒歩10分かからない距離かなぁ。

(左)ときわ温泉 (右)北常盤駅
民間委託の北常盤駅は真新しい駅舎で、村のコミュニティセンターが併設されたもの。木造り(青森ヒバ?)の広いスペースに休憩ベンチ、テーブルが並び、図書館も兼ねているよう。この日は小学生な静かな遊び場であり、中学生らしき女のコが一人で本を読んでいたりと、いい感じの雰囲気でした。このテの駅+コミュニティセンターは全国各地に誕生しているけれど、なかなか有意義に機能しているケースが少ないようで、ここは成功例かも?
売店や“駅そば”も併設されていて、天ぷらそば+りんごジュースで昼食。

*(左)そば\350+ジュース\100。
*(右)りんごジュースは常盤村産。濃厚な味わいは他のりんごジュースでは味わったことがないもので、おいしい☆

*「北常盤→津軽湯の沢」という珍しいキップ(苦笑)。北常盤駅発行
再びJR奥羽本線の乗り、弘前を通り越して津軽湯の沢で下車。
この駅を利用するのは2度目。高架線上に作られた仮駅のような駅で、駅舎(と言っても小屋)とはスノーシェルターのような階段で結ばれている。駅前はただの空き地で、周囲に人家はまったく見えないというすごい立地…なのは、7〜8年前に利用したときと変わっていませんねぇ。でも、今回は同じ列車からおばぁさんが一人降り、駅が利用されていることを確認できました(苦笑)。

*津軽湯の沢駅と、その駅前。まさに、何もない…。
ここから送迎のクルマで古遠部温泉へ。碇ヶ関関所前で国道7号線と分岐し、小坂方面へ向かう国道282号線に入り、さらに林道(山道です)を登ること約1km。除雪されていること自体が奇跡のような道筋だなぁと思ったら、宿のご主人が自力で除雪されているとのこと。ご苦労様です。山の湯を守っていくのは大変なんですよね。
*基本的には碇ヶ関村で除雪してくれるものの、除雪は村の中心部の積雪量で決まるため、温泉のある山間部のみ積雪量が多かったり、夜間〜早朝に大雪が降った場合はご主人が自力で除雪するそう。
*送迎は、津軽湯の沢駅のほか、碇ヶ関関所前のバス停(弘前から1時間に1本程度のバス便あり)、近くの高速バスの碇ヶ関ICバス停からでもOK。

*(左)古遠部温泉への道 (右)ハイラックスサーフの除雪車。走行12万キロだそう。昔、同じクルマに乗ってました(^^;;
山奥の一軒宿の温泉は、昔ながらのひなびた、言ってみれば山小屋をちょっと立派にしたようなもの。渓流沿いのわずかな平地に建てられた、部屋も8室しかない小さな宿です。そこに16時前には入り、あとは静かな山間でのんびり過ごしました。携帯も圏外だし(驚)。部屋にはテレビがあるものの、NHK、青森放送、NHK-BSしか映りません(苦笑)。

*(左)玄関内部 (中)館内(奥が浴場) (右)宿泊した萩の間
その湯は噂通りの素晴らしさ。湯量も豊富で(毎分500リットル)、浴槽から惜しげもなく湯があふれ出していく様は、見ていてもったいなく感じるほど。浴場の洗い場を、川のように流れていく湯の勢いがまたすごい。しばし感動…(^^;; 洗い場と言っても鏡があるだけで、蛇口やシャワーはありません。何をするにも温泉を使いなさいという、昔ながらの浴場ですね。温泉の湯は殺菌効果や洗浄効果に優れているので、本来はこれでいーんです。浴槽は深く、身長180cm超の自分が座ると、アゴまでお湯が来る深さ。宿の規模からすれば浴槽も広いほうで、そこになみなみと湯を貯めた上にあふれ出していくのだから、相当な湧出量ですって。その湯はいかにも効能が強そうで、湯が流れ出していく浴場の外の丘は、岩盤が真っ茶色に変色していました。
ちなみに、写真では(実際にも)浴場&浴槽は石造りに見えるんですが、後に聞いたところ、もともとは総ヒバ作りだったそう。そこに濃厚な温泉成分が付着しては固まり…を繰り返して表面が石膏化、今や石造りのように見えるのだとか。すごいですねぇ。。。
なお、この日の宿泊客は自分を含めて2組だけ。なので、ぜいたくな湯をぜいたくに独占しながら温泉ボケと(笑)。山間なので部屋はストーブがなければ凍死するほど寒いんですが、湯に浸かれば身体もポカポカでいい気分。身体のシンから暖まる感じで、汗ばむほどですから。でも、大半の時間帯は、あの湯が無人の浴場を洗い流してるだけなんですよねぇ…何とも、もったいない…。

*(右)湯に浸かったタオルが変色…素晴らしい(^^;;
日帰り入浴は朝9時〜20時までで、湯の評判から利用客はかなり多く、それほど広くない浴場は大混雑。翌朝は9時きっかりから常連さんらしい人たちが訪れていたし。20時から30分間は清掃タイムなので、宿泊客がのんびり入浴できるのは21時〜朝8時半頃まででしょうか。また、この週は空いていたものの、4日(日曜)までは満室だったそう。湯治の本番が始まる1月中旬以降も混雑するとかで、温泉ブームには関係なく、ここはやっぱり人気の温泉なんですねー。

*(左)夕食。じゅんさい、きりたんぽ、ホタテの刺身など、青森・秋田県境の温泉らしく両方の味覚が並ぶ (右)朝食
*宿泊料:1泊2食付き\6,600+暖房費\300(税込)