旅にっき 【2003.11.09-10/福岡(関門海峡)】

 2003.11.09

この日の行程

 東京→小倉  スカイマーク

 福岡への往復には、初めてスカイマークを利用。
 噂通り、搭乗券は印字したただの紙切れ。ま、そんなことはどうでもいいか。
 機内の座席ピッチは狭くて窮屈、通路はこれ以上狭くできないほど狭い。1便当たりの定員を増やし、運航は最小限の機体数でコストダウンを計る意図はわかりますが、B767-300で8列シートとは、はっきり言って詰め込みすぎ。これが30〜40年前ならね、当時の日本人の標準体型からして構いませんよ。でも、今は21世紀。身長180cm超の自分には、二度と縁のない世界にしていただきたい。
 定員を減らしてでも座席ピッチを広げ、快適な旅を売りにするSNAとは正反対の考え方ですね。あちらは搭乗券もちゃんとしていますし。1年間に10回乗れば1回無料になる特典もあり、SNAが福岡便に就航してくれていれば…と思う人も多いはず?

 翌日の帰りの便が、また最悪。シートピッチの狭い機内にうんざりしていると、なんと前席の乗客がシートをリクライニングしてきましたよ。この狭い座席で何を考えているんだ、おばちゃん。テーブルも広げられず、足を組み替えることはおろか、身動き一つ取れない状況じゃないの。
 それでも忍耐、我慢していると、羽田が近づき着陸態勢に入ってもリクライニングを戻さない。機内に「座席をお戻し下さい」のアナウンスが流れても、無視(気づいていない?)。「気流が悪く機長の指示により…」とキャビンアテンダントは座ったままで、各座席の状況をチェックしようともしない。いい加減にしろよ、ごるぁ。
 このおばちゃん、着陸、停止後も座席を戻さず降りようとするもので、さすがにこちらもキレました。「シートを戻せ!」(怒)。でなきゃ立ち上がることもできず、降りられないんだっての!! 渋々…というか、「何で私が怒られなきゃなんないのよ!」てな表情(無言)でシートを戻していましたが、あそこで一言でも言われようものなら、喧嘩になったのは確実。
 スカイマークを利用したのは初めてなのでわかりませんが、狭いシートピッチが原因のこうしたトラブルって、起きないものなの? 日常茶飯事じゃないかという気もするけれど。と言うかそもそも、これだけ狭いシートピッチならリクライニング機構自体を外すべきではないのか?
 もうね、二度と乗りたくない。でも、乗らざるを得ないんだろうなぁ…。

 
【 ↑行き帰りとも同じ機体。松本零二デザイン・宇宙戦艦ヤマト号なB767-300ER】

*追記
 2009年現在、あれから二度と乗っていません(^^;; 今後も乗らないでしょう。


 ホテルジェネラス小倉

 この日の宿泊先は、小倉駅からほど近いホテルジェネラス小倉(現・ブルーウェーブイン小倉)(元・チサンホテル小倉)。

 

 もともとチサンホテルチェーンとしては上級ランクだった施設を、新規展開とともに大幅リニューアルしたホテル。設備や部屋は一般的なビジネスクラスに比べ一ランク上。デスクやクローゼットスペースも広く、デスク横に荷物置き台が設置されているのも嬉しいところ。
 ただ、チェックイン直後の部屋が猛烈に暑い! 空調は全館システムのため、時期的に冷房は効かず送風のみとのこと。窓を全開にしてみても、暑いのなんの。。。季節の変わり目にはよくある話ですが、ここまでひどいのは初めて。
 しかも、駅前の主要道路の交差点に面し、線路も近いため、窓を開けていると騒音がひどい。立地の良さが裏目ですね(苦笑)。おまけに、族や改造車の多さと言ったら…。何なんだ、この街は。爆音とともに走り回るクルマが異様に多く、猛暑と激騒音の二択を迫られることに(T_T) ただでさえ早朝出発で寝不足なのに、夜半まで落ち着くことができず疲労困憊…。
 LAN接続はDSLモデム貸出式。この方式のホテルは初めてですが、当たり前に接続できました。外部接続はADSLなので、速度的にも問題なし。リンク切れが何度かあったのはご愛敬(^^;;
 総合的には、この料金でこの内容なら文句なしでしょう。暑さを除けばね。

 

*注  2006年、ブルーウェーブイン小倉として再リニューアルオープン。