旅にっき 【2003.10.23-29/大阪・福岡〜熊本】

 2003.10.23

この日の行程

 東京→大阪、日本シリーズ第4戦

 午後の便で伊丹へ飛ぶ。
 伊丹からは、リムジンバス(大阪空港交通)でJR尼崎駅へ。これまで伊丹から利用したリムジンバスは、大阪駅や難波など大阪市内への路線か、三ノ宮行。尼崎へは初利用なのでキョロキョロ(^^;; 阪神高速を降りるまでは速いものの、下道に入るとけっこう時間がかかりますね。これなら、3月にも利用した路線バスでJR伊丹駅を経由し、JRを利用したほうが早いかも。
 尼崎からはJRで一駅、塚本駅近くのホテルにイン。休憩後は塚本からJRで甲子園球場へ…という予定だったのだけれど、東海道本線の普通列車ダイヤが大幅に乱れていて、尼崎より先、甲子園口方面へ向かう列車はいつ来るかもわからない状況。新快速だけでなく普通列車まで、阪神間はダイヤの乱れが半日常化していてアテにならんわ。。。
 仕方なく塚本からタクシーに乗り、阪神の姫島駅へ。地図で見れば歩ける距離かなとも思ったけれど、意外に遠いな…。姫島からは阪神で甲子園へ。姫島には普通しか止まらないので、甲子園まではけっこう時間がかかる。梅田から特急に乗ったほうが早かったかな。

 
【↑ 日本シリーズ第4戦。イエローシート(一塁側内野指定)にて観戦】

 
【↑ 「かねもと〜」。サヨナラHRを放った金本のヒーローインタビュー】


 ホテルオークスリーゼ塚本

 この日から連泊したのは、塚本駅近くのホテルオークスリーゼ塚本
 駅からは本当に至近で、その途中にはコンビニもあり便利至極。また、塚本は大阪、尼崎から普通で1駅、新大阪から2駅なので、新幹線、飛行機からのアクセスも良好。ホテル近くのバス停からは、阪神・姫島、阪急・十三へもバスで10分足らず。塚本という場所が超マイナー(苦笑)なので“知る人ぞ知る”というホテルですが、ヘタに駅から遠い&地下鉄の乗り換えが必要な大阪市内のホテルより、各方面へのアクセスはずっと便利なのです。JR甲子園口駅までも3駅なので、今回はここに。
 利用するのは、昨年のワールドカップ観戦(決勝トーナメント:神戸でのブラジルVSベルギー戦)以来、二度目のこと。
 部屋設備、料金に関してはまったく問題なし。部屋自体は東横インと比べても遜色なく、部分的にはやや上と言える面も。各部屋に有線LAN環境はないものの、どうせ帰りが遅くなって爆睡してしまうのだから、構わない。
 リニューアルにより1FロビーがFREESPOT無線LANエリアになったそうなので、ソファーに座って早速アクセス。もちろん問題なし。ロビーではコーヒーが無料飲み放題なので、快適ですね〜。また、部屋が2Fだったのでひょっとして…と試してみると、なんと部屋でも無線LANが使えちゃいました(^^;; 使用可能なのはロビーのみで、部屋では不可ということだったけれど…。各部屋でLAN接続ができれば完璧なホテルだと思っていただけに、これは嬉しい誤算。
 唯一の難点は、館内にコインランドリーがないこと。徒歩2〜3分圏内に一軒あるものの、営業時間が21時まででは使いづらい。24時間営業の店までは徒歩5分強で、寒い時期にはちと辛いかなぁ。洗濯&乾燥で2往復するか、約1時間は滞在しなければならないですからね。


 2003.10.24

この日の行程

 大阪・兵庫、日本シリーズ第5戦

 この日はとある目的のため、宝塚市の中山、山本方面へ。
 とある目的については、いずれ別項で。。。

 塚本からはバスで十三に出て、阪急宝塚線に乗車。阪急が最前部&最後尾車両を“携帯使用禁止”にしているのは、関東・首都圏ではお目にかかれないケース。面白い試みだとは思うけれど、それを告げる車内アナウンスが流れている中、平気で携帯を使う女子高生も…。何をどう試そうと、所詮はモラルの問題ですよねぇ。概して、電車内で携帯を使う率は関東<関西のような気がする。。。
 おそらく10年ぶりぐらいに乗った阪急宝塚線は、やはり首都圏の私鉄に比べて快適。関西の他私鉄とはどことなく客層が違うように感じられ、車内の落ち着いた雰囲気も阪急ならではですね。同じ阪急でも、京都本線や神戸線以上に“阪急らしい”雰囲気なのは不思議?
 それに比べ、阪急今津線のほうはやや趣が異なる。何となく…阪神電車っぽい? どこか庶民的な空気を漂わせていて(^^;; 懐かしい宝塚周辺の車窓に見とれつつ、そんな今津線で西宮北口へ。ここでいったん電車を乗り換え、阪神との接続駅・今津へと向かう。

 阪急今津線は、路線図上では宝塚−今津間の路線になっているものの、実際の運行は宝塚−西宮北口の通称《今津(北)線》と、西宮北口−今津間の《今津(南)線》とに分かれている。西宮北口駅の両線ホームはまったく別の場所にあり、何から何まで別路線のよう。かつては繋がっていた路線が、西宮北口駅改良工事により寸断されたんですね。神戸線、今津(北)線を中心に大ターミナル駅となった西宮北口駅の片隅に、ちょこんと今津(南)線が乗り入れているようなイメージ。南線ホームからは神戸線、北線方面と繋がる引き込み線が一本だけ延び、完全に寸断されてはいないものの、直通電車は走っていない。
 西宮北口を出てすぐ、車窓左側に西宮球場(スタジアム)が見えたのには感慨も深く。しかし、これだけアクセスの良い場所にありながら、阪急ブレーブス時代の観客の少なさと言ったら…。よほど人気がなかったんでしょうねぇ。。
 今津(南)線車内は、先ほどの北線以上に“阪神感”にあふれていました(苦笑)。今津での降車客の大半が阪神に乗り換えていたので、当然と言えば当然かもしれないですね。

 こちらも阪神に乗り換え、甲子園へ♪

 
【↑ 第5戦は三塁側アルプス席で観戦。「ひやま〜」:サヨナラ犠打を放った桧山のヒーローインタビュー】