宮崎→吉松
3連休も明け、ようやく郵便局も開く平日(^^;;
宮崎からただ帰るだけでは能がないので、かねてから念願だった肥薩線・大畑ループ経由で帰ることにする。
当然、青春18キップ利用。
宮崎市内では、宮崎駅からもっとも近い宮崎中央郵便局、南宮崎駅そば・宮交シティ内郵便局の2局に寄ることにし、ついでに宮崎中央郵便局では不要な荷物も送り返す。というプランは良かったものの、宮崎中央郵便局での貯金窓口対応の遅いことと言ったら…。各地の郵政局(現・支社)の顔でもある“中央郵便局”で、これだけモタモタしている窓口は初めてだぞ(怒)。
おかげで予定していた南宮崎1011発・田野行(6939M)に乗れず、宮交バスセンターから田野行バスに乗ることに。
【↑ 南宮崎まで一駅間だけ乗車した713系。《サンシャイン》の愛称で、宮崎空港へのアクセス快速に運用される。車内は宮崎エリアの普通列車では唯一の転換クロスシート、豪華仕様】
田野に向かう目的は、田野郵便局での旅行貯金。前日(休日)に《ふるさと祭》で訪れていることもあり、やはり足跡を記しておきたいので。郵便局は駅から役場に向かう途中で、局の場所がわかっていると楽なんだよなぁ(^^;;
*旅行貯金について
しかし、この4日間で宮崎交通バスには5回乗ったけれど、時間通りに来たことは一度もなし。必ず10分以上の遅延ですからねぇ。地元の人はそれを見越してバス停に来るようで、遅れが慢性化している模様。
また、**・××方面と書かれた時刻表を見ても、各便の行き先が明記されていないのは困りもの。区間運用も多く、田野・**方面と書かれたバス停に来たバスも田野止まり。それより先に行きたい人にとっては、不親切極まりない時刻表だと思うのですが…。まぁ、田野まで乗り通した乗客は自分だけだったように、大半は区間利用者なのでしょうが…。
田野からは1105発・都城行(6943M)に乗車。相変わらずの475系3両編成。各ボックスに乗客1組ずつの乗車率で、ほどよい感じ?
のどかな田園風景の中を走っていた列車は、田野から次の青井岳までは山越えとなり、車窓も一変する。列車速度もガクッと落ち、峠を実感させる雰囲気ですね。その谷間にチラッと見えた新築の建物が、国民宿舎・青井岳荘を改装した総合交流活性化センター(山之口町営)、青井岳温泉でしょーか。駅からは徒歩10分強ぐらいに見えましたが、残念ながら今回は時間がなく、そのまま都城へ。
都城は中心街が西都城駅周辺となり、都城駅周辺はやや町外れといった感じらしい。さらに都城郵便局はどちらの駅からも離れたところにあるため、都城駅から近い都城北原郵便局へと向かう。徒歩5分弱。って、いつもの悪いパターンで郵便局巡りと化してきているぞ(^^;;
【↑ 南国ムードあふれる都城駅】
都城での旅行貯金も無事に済ませ、元気に都城駅に戻ったところ、事態は急転直下の状況を見せ始める…。
驚愕。
改札口に「吉松−人吉間は運休」と書かれた黒板が…。
えぇ!? 今朝、JR九州のサイトを見たときには何も書いてなかったぞ。改札口氏に尋ねてみても「よくわからない」の一点張りで、さっぱり要領を得ない。吉都線の吉松行き2927Dの発車は迫っているし、とりあえず行ってみるしかないか。。。
どうにもダメなら、えびの駅からそれほど遠くないと思われるえびのICから、高速バスに乗るつもりで。
列車はキハ40の単行。座席はほぼ埋まっているものの、一駅毎に乗客は減っていく。
高崎新田で多くの下車客がありガラガラになったものの、小林市エリアに入ると乗客が増え始め、小林駅のホームにはあふれんばかりの高校生軍団が…。この日は終業式? 車内はアッという間に一杯となり、女のコが「座るとこないよー」と悲しそう。
その後、えびのまでは各駅とも乗り降りほぼ同数でそのまんま。小林、えびの両市の生活路線だけに、単行での運行は辛いんじゃないの?
小林を過ぎてしばらく、車窓右手には小林西高校が。甲子園を沸かせたのも今は昔、最近は私立の野球校に押されて出てこられないですねぇ…。小林と西小林(駅間距離6.2キロ)の中間ぐらいに見えましたが、駅から遠いし、バス通学なのかしらん?
そんな大混雑列車も、宮崎県最後の駅・京町温泉でガラガラに。高校生集団が県境を越えないのは、当然ですね。
車内を見回すと、自分を含めて乗客はわずか2人。うーん、輸送密度の差がおそろしく極端な路線だなぁ。