サイボクメンバーズカードと、まきばの湯
久しぶりに、まきばの湯(現:天然温泉 花鳥風月)へ。
実はちょっと前、同温泉の運営管理元であるサイボクハムから、1枚のハガキが届いていました。
内容を要約すると…
まきばの湯やサイボクハムでポイントが貯まる《サイボクメンバーズカード》の有効期限(最終利用から1年間)が8月末でした。
9月末までに利用してくれれば、有効期限が再び延長されます。
まきばの湯にこのハガキを持ってくれば、タオルセット(通常200円)が無料になるよ~。
てな感じ。
ポイントの有効期限切れをハガキでお知らせしてくれるとは、なんと親切なのだろう(^^;;
まんまとハガキに誘われ、行ってきた次第。受付でハガキを出すと、ちゃんとタオルセットを用意してくれました。
これまでの訪問はクルマかバイクだったので、今回は初めて、鉄道+バスで行ってみることに。
アクセス案内によると、西武新宿線:狭山市駅から西武バスで17分。バスが1時間に1本程度しかないのは難点ですが、西武新宿線沿線のウチから行くのは、楽。電車をバスの時間に合わせれば、1時間ほどで行くことができる。
クルマの場合、途中の所沢周辺が慢性渋滞のため1時間では無理。帰りも入間川を渡る橋の渋滞があり、1時間半はかかってしまう。電車+バスの交通費とガソリン代の比較は、かなり大食いなクルマということもあって…ほぼ同額か。
バイクなら1時間かからず、ガソリン代も交通費の半額程度で済むのだけれど、ちょっと遠いんだよなぁ。温泉でキレイになった後、ヘルメットをかぶって髪がぐちゃべと状態になってしまうのも、何だか意味ナシな気がする。。。
そんなこんなで、初の電車+バスに。
狭山市駅からの西武バスは、【サイボクまきばの湯】行なので迷うことはない。始発から終点まで乗り通すだけ。
15:56発のバスに乗り込んでみると、乗客は5~6人。市街地で1人ずつ乗降があっただけで、ひょっとして全員がまきばの湯へ!? と思いきや、終点が近づくにつれ停留所毎に下車客があり、最後には自分ひとりになってしまった。ただ、折り返しのバス(16:20発)には3~4人の乗客が乗り込んだ様子。他に東武線へのバスを待つ乗客もいて、バス利用の温泉客もそこそこいるらしい。
帰りのバス(18:38発)にまきばの湯から乗ったのは、やはり自分だけ。途中で数人が乗ってきたもののガラガラ。時間帯的に、バスも電車も混雑とは逆方向なので楽ちんですね。でも、往復で1,000円かかる交通費を考えると、ちょくちょく通うわけにもいかないかなぁ。
【↑ 狭山市駅と、駅前ロータリーのバス乗り場】
お風呂は、この日もガラ空き。17:30頃から多少は人が増えてきたものの、相変わらずのんびりと過ごせます。
2つある浴場(風月の湯、花鳥の湯)は週替わりで男女が入れ替わるのだけれど、男性用は今回も風月の湯。なぜか、自分が訪れた際はいつも風月の湯なんですよね。たまたま偶然なのだけれど、いつも行ってから気づく(苦笑)。次回は忘れずに、花鳥の湯の日にしよう。
帰りには温泉内の売店で、いつものポークウインナーを購入。何種類もあるウィンナーの中でもっともベーシックな製品ですが、買うならやっぱ定番のコレ。茹でて食べると、そのまんまでもめちゃくちゃおいしいです。もう他のウィンナーは食べられない!
お茶のシャンプー
埼玉県にある温泉:サイボク天然温泉まきばの湯を訪問した際(2008.10.29の日記)に気に入った、シャンプーがあるわけで。
愛知県瀬戸市にある熊野油脂というメーカーのお茶エキス入りリンスインシャンプー。色もそれっぽく、薄茶色のもの。
保湿成分お茶エキスにより、髪と地肌をいたわりながら、しっとりと洗いあげます。
リラックスできるお茶の香りです。
とのことらしいけれど、業務用製品だからか、メーカーサイトに該当商品の紹介はなく。
まきばの湯でも浴場と同じ1リットルボトルを購入できるのだけれど、これが1,600円と、けっこう高い。
訪れた際に買い置きしておいたものがなくなったため、安く買えるところはないかと探してみたところ…。業務用製品なので、ネット通販でも扱いが少ない。1リットルボトルでの個人販売はなく、あるのは18リットル入りのみ。しかも、個人向けでは割が合わないのか売価や送料がバカ高い。逆に法人向けの大量発注なら、メーカー直送で送料無料というのが業務用製品のシステムらしい。
送料込み価格で最安なのは、業務ショップのん太郎 楽天市場店というショップ。
販売価格4,300円(送料無料)で18リットルだから、1リットルあたり240円弱。もはや適正価格がどれぐらいなのか、さっぱり・・・。
まきばの湯、再訪。お茶シャンプーもゲット(^^;;
2月の初訪問以来、久々に埼玉県日高市の温泉:まきばの湯(現:天然温泉 花鳥風月)を訪れる。二度目の訪問がこんなに遅くなるとは思わなかった。。。
前回はクルマで高速利用だったので、今回はバイク(RV125JP)で、下道利用に。所用1時間ぐらいかなと思ったのだけれど、所沢市街地〜狭山市で渋滞にハマったり、狭山市駅のあたりで道を間違えて迷ったりと、結局1時間半近くかかってしまった。。
でも、迷ったあげくに辿り着いた狭山環状有料道路はめっけもの? 1kmほど手前から「有料道路」の表示は出ているものの、自動車専用道なのかどうかがわからないため、とりあえず…と進んでみると…。別に新しくもない、けっこうくたびれた道路を走り、入間川にかかる橋をすぐに渡りきってしまった。歩道もあって自転車や歩行者も通行しているし、何てことはない一般道っぽい。
橋を渡った先に料金所があったけれど、なんでこれが有料道路なんだ? 入間川を渡る橋は周辺になく、国道16号と日高市方面を直結する超便利ルートなのに、クルマの通行量は激少だし。要は橋を渡るだけで通行料150円だから、敬遠されるのだろうか。
ちなみに原付二種の通行料は、20円! いや〜、20円なら喜んで利用したい(^^;;
【↑ ちゃんと係員のいる、有人の料金所。確かに四輪の150円は…割高感ありあり】
地図をよく見たところ、この橋で入間川を渡れるとルート選択がかなり便利になることも判明。帰路も利用し、そのまま所沢方面へ抜けてみました。所沢〜狭山市間の慢性渋滞も回避できるし、次回からはこのルートを利用しよう。
まきばの湯があるサイボクに到着したのは16時過ぎ。平日の夕方ですが、相変わらず空いていて快適(^^;; 駐車場にはかなりの台数のクルマが駐まっているのに、あの空き方はちょっと不思議? 女湯のほうは混んでいるのかもしれない。
前回の初訪問時に作った会員証(サイボクメンバーズカード)を提示して、1,500円の入場料が1,200円に。1,500円だと「高いなー」という印象だけれど、1,200円だと「まぁ、こんなもんかな」と思えるのも不思議? 300円の違いなのにね。
ただ、ここに来るとやはり散財してしまう。。入浴後にレストランで食事をし、ウインナーなどのおみやげを買い込み…。運営するサイボクハムのウインナーはめちゃめちゃおいしいので、来たら買わずにはいられないのですが。。。
【↑ ちょうどスタンプキャンペーン期間中で、レストランでそばを食べるとスタンプを1コ押印してもらえるため、まきばそば700円と温泉ウインナー盛り合わせ800円を注文。こーゆーキャンペーンに弱いのは貧乏性の証(苦笑)】
国際コンテストで金メダルを受賞しているサイボクハムのウィンナーは、サイボクハム楽天市場店でも買えます。
他のウインナーが食べられなくなるほどおいしいので、超オススメ!!
で、実は。
今回いちばんの目的は、シャンプーを買うことだったり(^^;;
浴場の洗い場に置かれている緑茶エキス配合リンスインシャンプー(メーカー:熊野油脂)が、めっちゃいいんですわ。前回利用時にそれを実感し、次に訪れたときは買って帰ろうと思ったまま時が過ぎ…。ちょうどシャンプーが切れたので、どうしようかな、そう言えばあのお茶シャンプーは…てな思考回路から、「そうだ、まきばの湯へ行こう♪」になったわけで(笑)。
訪問前にネットで検索したところ、同社の製品は基本的に業務用で、一般小売りされているのは化粧品や椿油・ゆず入りシャンプーだけ。肝心の緑茶エキス配合リンスインシャンプーは業販しかされていないよう。個人でも購入可能なサイトは見つけたものの、缶売りのみ。1缶(18リットル)なんか買っても、風呂場に置けないってば。
でも、その1缶(18リットル)が4,600円で、送料が1,050円だから、送料込みでの1リットル単価は314円。専用1リットルボトル:300円を加算しても、1本1リットルあたり614円。いっぽう、まきばの湯で販売されている1リットルボトルは1,600円。この差額は…。
高いなぁと思いつつ、2本買ってしまいました。
【↑ (左)浴場にあるのと同じものを購入 (右)コック付き18リットル缶なら楽天市場でも購入可】
ちなみに、現金の持ち合わせがなかったのでクレジットカードで購入したところ、メンバーズカードにポイントが付加されなかった(T_T)
ポイント付加は現金払いのみだそうで。施設内にATMもないし、仕方ない。。
岩手・宮城内陸地震による温泉被害に想う
6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震。
当日昼頃からずーっとテレビ中継にかじりついていたのですが、ヘリの映像に映し出された、見覚えがある駒の湯温泉の痛々しい姿には…。おそらくヘリからの映像による第一報を見たのだと思いますが、「エッ」と目を疑いました…。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしますが、いっぽうで営業再開は難しいのでしょうね…。こうした被災に遭われたからこそ、それを乗り越えての営業再開を願うのは、やはり勝手な想いなのかもしれません。。
徐々に被害の全貌が明らかになっていくうち、なかなか情報が出てこなくて気がかりだったのが、国道398号線沿いの花山三湯(温湯温泉・湯の倉温泉・湯浜温泉)。398号線が寸断されて孤立状態にあることは容易に想像できましたが…。
そして後日、せき止めダムにより増水した迫川の泥水に屋根まで浸かり、無残な姿を見せる湯の倉温泉に絶句…。昭和4年(1929年)に建てられたと言われる趣深い旅館が水没し、あの赤い屋根しか見えない状況になっているのですから…。例え398号線が開通しても、営業再開には相当な日数と困難を要するのでは…。花山三湯が二湯になってしまわないことを願うばかりです。
当初は、三湯の中ではもっとも上流にあたる湯浜温泉が、いちばん被害が大きいのではないかと心配したものですが、こちらは大きなダメージは受けていない模様ですね。398号線が開通するまでは、休業も致し方ないところです。
同時に、温湯温泉・佐藤旅館の、あの古い旧館は大丈夫だったのだろうか…というのも気がかりで。大正時代から昭和初頭にかけて建築されたと言われる建物で、明治〜大正モダンをも感じさせる趣には、とても心を惹かれるものがあります。現地の正確な震度がどれぐらいだったのかわかりませんが、倒壊したというニュースは聞かないので、一安心…なのでしょうか? 398号線が寸断されているため孤立化し、現状の詳細が不明なようです。お湯が止まったとの情報もあるのですが、果たして…。
いっぽう岩手県側では、一関市厳美町の一関温泉郷にある真湯温泉・真湯山荘が、被災により営業再開を断念するという残念な報道もありました。国道342号線が寸断されて開通〜営業再開の目処が立たないためとのことですが…。もともと営業的に窮地だったこともあり、体力的に再開を待てないのでしょうね。。。
その他の休業中の温泉は、いずれも道路開通とともに営業再開という状況なようで、何よりです。
また、秋田県側では、湯沢市の大湯温泉・阿部旅館で源泉の一つが止まり、もう一つの源泉にも濁りが出ているそう。いずれも一時的な現象なら良いのですが…。報道では「100年前から使っていた源泉が止まった」とあるので、あの、140年前に作られたという河畔の湯小屋のほうなのでしょうね。大湯温泉の名物が消えてしまうとしたら、悲しいです。。。
*岩手県で震災により全面休業中の温泉
真湯温泉、祭畤温泉、須川高原温泉、ひめかゆ温泉(クアパークひめかゆ)、国見平温泉、黒滝温泉
*秋田県で震災により全面休業中の温泉
須川温泉