何はともあれ、祝・W杯出場♪
後半から入った大黒の動きは素晴らしかったですね〜。大黒=“何かをやってくれそうな空気”を持つ選手だと、改めて感じさせられたところ。それだけでも大収穫なのに、結果も出しましたからね。日本のFW陣に欠けている、形にこだわらずゴールへ向かう姿勢は、このチームに強い刺激を与えてくれたことでしょう。
何とか大黒に点を取らせてやりたい。。。そう思いながら見ていた人も多いのでは。決めてくれた2点目は感動でした。
それに比べて、1点目は自分でも意外なほどクールな気持ちで見ていましたね。それよりも、柳沢の変貌(?)ぶりに驚きながら。
試合前から「点を取ってこそFWは評価される」なんて、これまでの柳沢からは信じられないようなことを言ってのけていた(苦笑)ので、やっぱイタリアに行って変わったのか。。。中村もそうだったからなぁ。。。とか思ったら、帰国後の会見では「自分の考えとは違う部分もあるけれど」と釘を刺す念の入れ方(苦笑)。まぁ、その資質とセンスだけでサッカーやってるよなー、という姿勢から変わってきたことだけでも評価すべきでそか。
しかし、先日のバーレーン戦といい、今回の北朝鮮戦といい、相手のコンディションの悪さに助けられた部分は多々あるかと。もちろん、コンディションを整えることも戦力のうちなので、選手層が厚くなったこととともに評価しなきゃいけないことですが。
同時に、“運も実力のうち”という言葉を再認識。ジーコという人物が持つ強運は、それも実力として認めなければ(^^;;
また、アジア出場枠が南米と同じ4.5というのも、改めて楽だよなぁ、と。欧州予選やアフリカ予選を見ていると、その厳しさはアジアの比じゃないと。
あくまで主観ですが、中東の勢力図が変わり始めている(新興国の台頭)とともに、実力国の強化策が失敗しているようにも。全体に、中東のレベルが落ちているような気がするのは自分だけ?
来年の今日、6月9日にはドイツW杯が開幕。その結果次第で「アジアに4.5は多すぎる」という声が挙がるのは当然で、それなりに恥ずかしくない結果を出して欲しいものです。現状では、予選リーグ突破は相手次第で何とも言えない…というレベルだと思いますが。。。
オウンゴール。。。しかし、今日に始まったことじゃないけれど、ホント、恐ろしくツキのある代表チームだよなぁ。。。
そして今日も鈴木が先発。VTRで試合を振り返りながら、あれだけ映る機会の少ないFWというのも珍しい(苦笑)。後半の交代後に試合が動き、信じられないような強運で勝ってしまうのも毎度のこと。
高原に素晴らしい決定力があるなら、このコンビも納得できないわけじゃないけれど。残念ながら、そうじゃないし。ポストプレイヤーとして、東南アジア以外の国と戦うためのFWとして高原は外せないのだから、理想を追い求めるより、もっと現実的な戦略を立ててくれ。
三都主。そりゃ、確かにそれぞれの局面ではいい動きをしたりもする。崩しかけるきっかけにもなる。でも、その大半は崩しかけるだけ。日本代表お得意の“いい形を作りました!”で、おしまい。
最初から、サイドバックへの起用は懐疑的なんですけれど。あくまでスーパーサブ的に、使う局面を考えて生かしていけば、素晴らしいプレイヤーなので。前を向いているときはいいけれど、自分よりもサイドやバックにボールが動くと、途端に戦力外になってしまう。“サイドバック”としてポジショニングするには視野が狭すぎるし、自己犠牲的にトリッキーなプレイを見せるようになった中村とは好対照。まぁ、以前は中村もそうしたタイプだったけれど。
本来、左サイドからこの二人が連係すれば、もっと展開が広がるはずなのに、それがいつまでたってもできずにいる。試合中は、お互いにイラついてるんだろうなぁ。フォローする中田も苦労するわ。
そもそも、むやみに興奮して、余計なイエローをもらってはチーム構成に影響を与える選手を、短期(少試合)決戦のW杯予選でレギュラーにするべきじゃない。
だからさー、鹿島とブラジルにこだわるのはホント、いい加減にして欲しいんだってば。大きな傷を負う前に何とかしてくれ…と、ずっと思い続けてきたけれど、この信じられない強運の持ち主という面は、考慮しなきゃいけないのかなぁ(苦笑)。こんなんでW杯に行けちゃうんですかね。
なんであそこで柳沢やねん。なんであそこで小野→小笠原やねん。鹿島偏重はもういい加減にしてくれ。
残り20分でMF、残り10分でFWを交代。毎度毎度、杓子定規で教科書じみた交代采配に何の意図がある?
加地は成長が遅いなぁ。や、課題だった攻撃面ではずいぶん成長した。でも守備は相変わらず。。。結局、2失点とも最後の最後、加地がゴール前で踏ん張れなかった。不器用だからなぁ。ストッパー役になると守りきれないのは、加地のパターンでもある…。4-4-2システムの弊害が出てしまったカタチ。
バーレーン戦は勝たなくてはならなくなった。小野のイエロー累積欠場は痛い。。どうせ小笠原を起用するんだろーから(苦笑)。
稲本の状態はどうなんかね。
FC東京の来季契約非継続選手に、ケリーの名前が…。
確かに、今季はリーグ戦出場数15試合(4得点)、カップ戦出場数4試合(1得点)、天皇杯出場1試合(0得点)と成績もふるわず、故障と若手の台頭でポジションを奪われがちだったけれど…。どうなんですかねぇ、一時は良くも悪くも“ケリー頼り”な時期もあったわけで、ケリーがいなくてもゲーム構成ができるようになったと前向きに考えればいいのか。。。“いるから勝てる”選手ではないものの、“いないと勝てない”選手でもあったと思うので。まぁ、そのへんのアピール&貢献度が低いと判断されたんでしょうが。
契約上のトラブルなどはなく円満解雇だったということですが、あれだけチームに都合の良い外国人選手というのは、なかなか探せないんじゃないのかなぁ。
今季は代表招集と故障で調子が上がらなかった石川も、無得点とふるわず。考えてみれば、本来の攻撃サッカーの中軸であるはずの二人が不振だったにもかかわらずそこそこの成績をあげられたのは、それだけチームの完成度が高まってきたから? いずれにせよ、ようやく万年5〜7位のポジションから上を見据えた体制にシフトしていくということなのでしょうね。
しかし、よく勝ったもんだ。>ナビスコ
まぁ、組み合わせにも恵まれたし。。。
11月28日のJ1最終節は予想外の展開に(苦笑)。
柏レイソルが大分トリニータと引き分け(2-2)、セレッソ大阪が2-1でアルビレックス新潟を破ったため、最終的な年間勝ち点はC大阪が26、柏が25となり、C大阪の残留が決定。しかし、ここにきて逆転劇が起こるとは…C大阪(大久保の?)意地なのか、柏の勝負弱さが最後の最後にも露呈されたとでも言うか。。。
来季からはJ1が18チームに拡大されるため、J2の1位(川崎フロンターレ)、2位(大宮アルディージャ)の2チームが自動昇格、3位のアビスパ福岡がJ1最下位:柏レイソルとホーム&アウェーで入れ替え戦を行なうことに。そのアビスパ福岡にしても、J2最終44節でモンテディオ山形との直接対決を制して逆転3位に。実際には42節から3位浮上)。J1、J2とも最後の最後に入れ替え戦出場チームが変わるという、ある意味で劇的な結末が待っていたと。
にしても、柏レイソルの親会社・日立からすればとんでもない話でしょうねぇ。天皇杯4回戦でもJFLの群馬FCホリコシに敗れるなど、チーム運営に危機感がないんじゃないかと思える低迷ぶり。プロ野球じゃないけれど、(大企業の)親会社におんぶする旧態依然とした運営を見直す必要があるということでしょう。まぁでも、もしJ2陥落となれば、J2各チームからは「イヤなチームが落ちてきた」と思われるでしょうねぇ(苦笑)。
*入れ替え戦
12月4日 13:00/東平尾公園博多の森球技場
12月12日 15:00/日立柏サッカー場
ちなみに、第2戦のチケットは即日完売。第1戦はまだ残っているようで、会場のキャパの問題もありますが、降格阻止!←→昇格の望み!? では、サポーターの入れ込み方も違うということでしょうね(苦笑)。
また、TV中継は第1戦がTVQ九州放送・CTC千葉テレビ(録画)、第2戦がCTC千葉テレビ・NHK福岡のみ。そのため、Jリーグでは初めてインターネットライブ中継もされるそう。試合開始1時間前〜試合終了後30分間の配信予定で、会員登録など必要なく誰でも無料で視聴できるとか。なるほど、こうした試みはもっと拡大して欲しいですねー。チャンピオンシップより入れ替え戦のほうが面白い! 見たい! と思っている人間はけっこう多いはずなので(苦笑)。
いっぽう、2(あるいは3)チームがJ1に昇格するJ2には、下部組織のJFLから、(Jリーグ申請をして認可された場合)上位2チームが自動昇格、チーム数は来季も12で変わらず。今のところ、優勝を決めている大塚製薬(来季から徳島ヴォルティス)と、何かと話題なザスパ草津が昇格する可能性大。他にJリーグ加盟申請をしているのは、(現在4位の)愛媛FC。
JFLの名門(という言い方が正しいのか?)強豪である大塚製薬と本田技研(Honda FC)は、ともに「プロ化はしない」と言い続けてきたものの、ここにきて大塚製薬が方向転換。地元・徳島ではかなり盛り上がっているようですが、本田技研(Honda FC)はどうするんでしょうねぇ。。。Jリーグ申請に向け本格的に動いた上位2チームが抜ける来季は、JFL王者復権の年になるのかも。