用賀では以前に用賀自動二輪駐車場を紹介しましたが、今回は近くにある別の駐輪場、世田谷ビジネススクエア第3バイク駐車場を利用。
本来は総合商業・業務施設の世田谷ビジネススクエア利用者のための駐輪場ですが、一般にも開放されているので誰でも利用できます。世田谷ビジネススクエアヒルズIIIに隣接した駐輪場だから「第3」で、他に「第1」や「第2」があるわけではなさそうです。
ここの難点は、場所と入口のわかりにくさ。予備知識なしに行くと、場所がわからず途方に暮れるかも。。。用賀駅を起点に考えると、世田谷ビジネススクエアの裏側(本来は表側?)にあたり、首都高3号線高架下を走る一方通行路から路地に入った、すぐ横が出入口になります。って、用賀駅周辺のややこしい道路網を言葉で説明するのは、無理(^^;;
【↑ (左)世田谷ビジネススクエアIIIの正面(用賀駅方面からだと裏側)。トラックの後ろ、生け垣の向こうが駐輪場。外からは見えない】
【↑ (右)正面入口(左写真)の右側に、ひっそりと駐輪場の出入口が】
【↑ 自転車が並んでいる先に、バイクが見えるぞ? そのまま奥へ進んでいくと、バイク駐輪場が出現】
【↑ バイク用の区画は、全体の8割程度が屋根の下。通路は広めで、切り返しも楽そうなのだが…】
【↑ (左)1台あたりのスペースが狭めなので、ビッグスクーター同士が並ぶと窮屈になり、出し入れ&切り返しに苦労しそう。ロックは普通のワイヤーロックではなく、ワイヤーをバイク上部に通して、反対側のポールに繋げる方式】
ここは最初の2時間までが無料で、その後は6時間まで300円、以後は2時間100円(24時間まで最大800円)という料金設定なのですが、それを悪用(?)して、2時間毎に精算しながら一日中タダ駐めする輩がいるようです。
駐輪場内にその旨を警告する張り紙があり、
「この駐輪場は、世田谷ビジネススクエアを誰もが利用しやすくするためこうした料金設定になっている。悪用するなら料金設定を変更する」
といった趣旨のことが書かれていました。
違った見方をすれば、2時間前後の所用で、戻ってくる時間が未定の場合は使いづらいとも? 近隣の用賀自動二輪駐車場(3時間100円)が平日昼間は慢性的に満車状態なのに対し、こちらは平日15~17時頃で写真程度の利用率でしたから。
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【ヨドバシカメラ吉祥寺の駐輪場 (Tacyサイクルパーク吉祥寺北口)】で臨時駐輪場について書いた後、正式な駐輪場ができてからは一度も利用機会がなかった、ヨドバシカメラ吉祥寺・地下のバイク駐輪場。ようやく初利用したので、ちょっと紹介。
*店舗サイトの地図・駐車場情報
出入口、入出庫はクルマと同じ。クルマ用駐車場の一角、単なるデッドスペースをバイク駐輪場化しただけなので。
入口から地下へ降りていくと、クルマ用の発券ゲートと並んでバイク用の駐車券・発券機があります。
駐車券を発券し、ゲートを抜けて右に曲がると、すぐにバイク用の駐輪スペースが。ゲートから見えるので、迷うことはあり得ないですね。
【↑ (左)駐車場内から見る。右手の「出口」と大きく記され、黄色で塗られた部分が出入口(発券ゲート)。正面に立つ係員氏の後方左手、「店内入口は、裏手側です」と記された青色の柱の裏側が駐輪スペース】
【↑ 1台毎の仕切りなどは一切なく、柱と柱の間のデッドスペースを勝手に使う】
これだけです。写真の撮りようがない(苦笑)。
ただの空きスペースに、バイクを駐めさせるだけ。ゲートから駐車スペースへ向かうクルマの移動路に面しているので、駐めたバイクのすぐ後ろを次から次へとクルマが通ります。ドライバーが運転操作をちょっと誤れば、駐めてあるバイクの列に突っ込みます。
なんだこれ。
これで、クルマと同じ駐車料金(1時間700円/5000円以上の買い物で1時間、2万円以上の買い物で2時間無料)を取るなんて。
もうちょっとまともなスペースかと思っていたので、呆れるやら腹立たしいやら。条例で定められたので仕方なく“バイク駐輪場”を作ったけれど、基本、「バイクで買い物に来る客のことなど知るか」という姿勢なんでしょうね、きっと。
まぁ、「あるだけマシ」だと考えられなくもないですが。
スクーターでないMT車の方は、出庫の際が鬼門です。
出口もクルマと同じですが、この出口が絶えず渋滞気味。出庫待ちのクルマが数台連なるのは当たり前。
ここで問題なのが、ゲートから出口までが登りの、相当な急勾配だということ。登り切ったところが出口という、無理矢理な構造なのです。
その途中で止まり、1台が出庫すると少し上り、また止まって……の繰り返しになるため、クルマでもMT車だとイヤになるはず。ましてや、サイドブレーキを使えないバイクのMT車なら。。。考えたくないな。
利用する機会も多いエコステーション21 千駄ヶ谷駅バイク駐車場。千駄ヶ谷駅からすぐの立地ですが、駅前交番の真裏にあたる目立たない場所なので、知らなければ気づかない?
代々木方面からは、駅前交差点を左折し、外苑西通りへと降りていく短絡路の途中、右側に入口があります。
外苑西通りからだと、首都高4号線・下り(府中方面)外苑ランプ入口横、千駄ヶ谷駅方面への短絡路を進み、駅よりちょっと手前の左側。
【↑ (左)駅前から駐輪場入口(赤いバイクが停まっているところ)方向を見る。右側の茶色の建物は、駅前交番の隣に建つ公衆トイレ】
【↑ (右)駐輪場の入口から、駅前方向を見る。上の高架道路は、首都高4号線】
【↑ (左)出入口側から奥を見る。敷地全体が傾斜地で、奥に向かって登り坂になっている】
【↑ (右)逆に、最奥から出入口方向を見る。この写真を撮っているのは、代々木から千駄ヶ谷駅前を通って神宮外苑に抜ける道路の歩道。徒歩でならこちら側にも出入りできるが、車道と歩道の間に生け垣が続くため、バイクはNG】
【↑ (左)1台あたりのスペースや通路は広いものの、全体が傾斜地なので切り返しにはけっこう苦労する。また、駐める際は左右どちらかに大きく傾いてしまい、後ろ向きにサイドスタンドで駐めると、傾斜でスタンドが外れて倒れる可能性も…。そのため、ほとんどのバイクが前向き駐輪。ロックは、普通のワイヤーロック方式。ワイヤーが長めなので、小径車輪のスクーターでも前輪に通せる】
千駄ヶ谷という地味な場所だからか、以前は必ず駐められる程度の利用率でした。
JR(千駄ヶ谷駅)と地下鉄大江戸線(国立競技場駅)が至近、駐輪料金も優しい設定で、けっこう便利な駐輪場なんですけれどね。
が、最近はちょっと様相が変わってきたようで…。以前にはもう1か所、すぐ近くの東京体育館横にも同料金で収容台数の多い駐輪場がありました。が、東京体育館の改修工事で閉鎖。そのためこのエリアの収容台数が減ってしまい、ここも満車で入庫待ちをしているケースが…。東京体育館の改修後に再び駐輪場ができるかどうかは、未定だとか。
(東京体育館の改修工事が終わり、エコステーション21 東京体育館指定駐輪場も従来通りの形で復活しました)
*再追記
(東京オリンピックに向け、再び東京体育館が改修工事に。そのため敷地内の駐輪場も閉鎖中)
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この日は久々に、渋谷の北谷公園バイク駐車場(現:サイカパーク北谷公園バイク駐車場)を利用。
以前にも簡単に紹介しましたが、今回は何枚も写真を撮ってきたので、改めて。
場所的には、渋谷区役所前あたりから公園通りを挟んだ反対側の路地に入った奥。狭い一方通行の路地なので入口はわかりにくいですが、入る路地(スターバックス:渋谷公園通り店の横)さえ間違えなければ、迷うことはないはず。
通称《プチ公園通り》にぶつかる手前左側が公園(北谷公園)で、路地沿いに第二バイク駐車場への入口(もともと公園の裏口)が。そのままプチ公園通りに出ると、すぐ左側が第一バイク駐車場の入口(もともと公園の表口)。公園全体が駐輪場化されているので、どちらを選ぶかは好み次第。通路が狭い第二は原付や原付二種、やや広めな第一は大型車と、自然に棲み分けができているような印象も。
公園撮りを渋谷駅方向から上ってきた場合は、右折禁止で路地へ入れなかった気がします。山手線沿いの消防署通り(ファイヤー通り)から、渋谷消防署脇を入ってきたほうがスムーズかと。各方面からの路地が公園に集まるような地形で、自然に公園(駐輪場)へと到達できます。
ただ、用事がなければ入り込まない路地の奥なので、土地勘がない人にはさっぱりかも。公園付近の路地は大半が一方通行で、公園通りに出ても右折不可など、出庫後に思うような方向へ進めず四苦八苦…ともなりがち。
【↑ (左)駐輪場の入口(公園の表口)】
【↑ (右)もともと休憩所程度の小さな公園でしたが、敷地内のほぼ全域が駐輪場化された今、公園としてはほとんど機能していません】
【↑ (左)駐輪場の奥から入口方向を見る】
【↑ (右)1台あたりのスペースは広くないため、ビッグスクーター同士が並ぶとちょっと窮屈。ロックは普通のワイヤーロック方式。ワイヤーが短いので、小径車輪のスクーターだと車種によっては前輪に通せない】
駐輪場スペースはほぼ正方形で、その四隅と中央部分が駐輪スペースに。公園敷地を巧みに利用した区画作りで、アイデアものかも(笑)。とはいえ無理矢理に作った感もあるので、通路や切り返しスペースにあまり余裕はありません。
全体に、どことなくゴチャゴチャした、雑然としたイメージが漂うのは場所柄? 治安がいい場所とも言えないので、夜間の駐輪は躊躇すかも…。昼間は人通りの多い場所ですし、駐輪場内を「公園として」素通りしたり、喫煙休憩に利用している人も多く見受けられます。いずれにせよ、細かい傷がつくことなどに神経質な人は、利用を控えたほうがいい?
利用率はかなり高く、平日の日中は満車になっていることもしばしば。短時間の出入りも多いので、混雑度の割には利用しやすいかも。
【↑ (左)奥に見える一段高い場所が、北谷公園第二バイク駐車場。そちらは、スペースの半分が自転車用】
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虎ノ門のホテルオークラ近くに所用があったため、MTG六本木1丁目駐車場を利用した際の記録。
駐輪場名に“六本木”が付き、住所も六本木1丁目ですが、実際には虎ノ門や神谷町と言ったほうがふさわしい? 六本木の中心地とは遠く離れた場所ですが、駐輪場が少ない虎ノ門や神谷町方面に所用があるなら、貴重な存在かも。
場所はホテルオークラ東京・別館の隣、道路を挟んですぐ。ホテルオークラを目指せば、自然にたどり着けるでしょう。一方通行が入り組んでいるエリアなので、どこをどう進んでも結局はホテルオークラの前に出てくるわけですが。ホテルオークラ別館前を通り、本館とを結ぶ道路沿いなので、土地勘がある方にはわかりやすいはず。前の道路は一般車よりタクシーのほうが多く、虎ノ門、神谷町方面と六本木を結ぶ抜け道ルートでもあります。
つまり、知らない人には「さっぱりわからない」場所かもしれません。
【↑ T字路の角にある四輪用パーキングの片隅が二輪用スペース(左写真の右側)。もう1ヶ所の出入口左側にもバイクが停まっているのは、契約者用スペース。道路を左に進むと神谷町方面。右奥は首都高・飯倉ランプ下の交差点へ、逆の手前側はホテルオークラ・本館を経由して虎ノ門方面へ。写真には写っていない、道路を挟んだ左隣がホテルオークラ・別館】
【↑ (左)上記写真の1~5番、計5台分のみが時間貸し。他は全て月極用】
【↑ (右)1台あたりのスペースは、あまり広くない。ビッグスクーターだと乗り降りがギリギリ】
s-parkの該当ページには「収容台数:19台」とあるものの、「時間貸しは5台分」との情報もあり、実際に行って見るまで詳細不明でした。
で、やはり時間貸しは5台分のみ。オープン当初は全て時間貸しだったのかもしれないですね。
(その後、s-parkの該当ページも「5台」に修正されました)
「5台分だけなら停められないかも?」と覚悟していたのですが、平日昼間の時間貸しスペース利用車は2台だけ。入庫中にもう1台来たものの、それでも余裕で拍子抜け。
2時間ほどで戻ると、駐輪車両は自分を含めて2台になっていたことから、短時間の利用が多いのかもしれません。
どの駅からも離れていて、ピンポイントで周辺に目的がなければ、利用機会も少なそうな場所ですからね。場所柄を考えれば仕方ないとはいえ、30分100円の料金設定も微妙なところ。
ロック方式は、四輪車用パーキングによくある跳ね上げ式。
精算機はお釣り・領収書とも出ます。精算機の横には飲み物の自販機もあり、缶類はすべて100円。
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