4月5日の日記「PS3 Media Serverを導入」の続き。
ハイビジョンレコーダー:PanasonicのDMR-BW700、同BW830、シャープのDV-ARW25で録画したコンテンツをDVDFab PassKey for Blu-rayでPCへとリッピングし、PS3 Media ServerとPS3でTV再生する場合の注意事項まとめ。
- BW700で録画したコンテンツは、DRモードで録画されたモノのみOK。HG~HEの圧縮モードで録画されたモノだと、再生時に音声が出ない。BW700(型番末尾00シリーズ)の圧縮モードにはバグがあり、他メーカー製レコーダーと互換性がないと言われる故か?
- BW830で録画したコンテンツは、最初からDRモード、圧縮モードで録画されていれば問題なし。
- BW830でDRモードにて録画し、等速変換でBD-REへと圧縮モード・ダビングした場合は、10倍速以上の早送り、巻き戻しで不安定になる。強制トランスコード状態になってしまうらしい。
- BW700、BW830で2カ国語国語放送を圧縮モードにて録画したコンテンツは、PS3上での音声切替ができず、2カ国語の両方が同時出力されてしまう。トランスコードされたファイルを再生すれば切り替えられるが、ノイズが乗ったり、音ズレして非実用的。
- DRモードで録画したコンテンツはPS3上でも音声切替が可能なので、
レコーダーの圧縮モード(AVCREC)録画時における2カ国語音声対応の問題と思われ。デジタル放送の2カ国語はホント厄介…。
- 追記 / PT2+ptTimerで録画した2カ国語放送も切替不可で、やはり両方の音声が同時に出力されてしまう。つまり、レコーダーでDRモード録画→リッピングしない限り、2カ国語放送の再生はNGだと。これは痛い…。
- (2011年4月に行われたチャンネル改変以前の)NHK-BS2を録画したコンテンツのうち、一部だけが「非対応データ」と表示され再生できない。BW700、ARW-25で録画したコンテンツにて現象が発生。いずれもDRモードで録画したもの。
- リッピングしたm2tsファイルをTsSplitterで分離してみると、「非対応データ」の8割ほどは再生可能に。
- 残り2割は、TsSplitterの設定をどうしようがNG。分離する前の元データをPC上では再生可能だが、解像度が本来のSD画質:720×480ではなく、352×240になっている。
うーん。。。いずれも対処法不明。諦めるしかないですね…。
『香港映画のすべて』というシリーズ番組と、DVDレンタルされていない映画『地下水道』が見られなくなってしまったのは痛い。
リッピングした時点ではPS3を導入していなかったもので、PC再生を試してOKだった時点で元データは消してしまったし…。
TsSplitter(
DTV関係ファイル置き場)は、マルチチャンネル編成(旧NHK-BS1&2、TOKYO-MX、WOWOWなど)にてSD放送されたコンテンツをPT2で録画した場合、そのままでは再生できないためSD分離するユーティリティソフト。
(録画ソフトにptTimerを使用する場合は、「サービス指定」オプションで録画すればそのまま再生可能)
PS3 Media Serverとは、PS3のDLNAクライアント機能に対応するDLNAサーバーソフトのこと。
これを録画鯖に導入すれば、PC内の動画ファイルをTVに繋いだPS3で再生できるようになる。
が、動作が不安定だという話はよく耳にしていたもので…。安定動作させるために、ここまで苦労するとは…。
その記録=備忘録。
公式サイトのDownloadsから、まずは最新版のver 1.20.412(ベータ版/2010.10)をダウンロードし、インストールしてみる。
と、PC内のコンテンツを再生させた途端にフリーズし、使い物にならない。原因不明。
次に、正規版のver 1.10.51(2009.03)をダウンロードし、管理者権限でインストールしてみる。
今度はうまくいき、ホッと一息。原因がバージョンなのか、管理者権限によるものなのか、この時点では不明。
また、m2ts、tsファイルの再生は問題ないものの、isoファイルを再生させると早送りが1.5倍速しか使えない。次の10倍速だと画面がカクカクになり、そのままフリーズしてしまったり、最初に戻ってしまったり…。1.5倍速の次が10倍速でなく、5倍速ぐらいならいいのに。巻き戻しはいきなり10倍速になるので、こちらも実用の範囲外。
ここでいったんアンインストールし、再び最新版の1.20.412(ベータ版)を管理者権限でインストールしてみる。
isoファイルの再生は、やはり10倍速以上の早送り&巻き戻しで不安定。でも、正規版の1.10.51よりはマシ。
m2tsファイルはOK。しかし、tsファイルは音ズレしてしまう。
うむむむ。参った…。
こうして「???」となった時点でいろいろ調べ、情報を整理。
- Windows7環境下では、管理者権限でインストールし、起動させることが必須条件。
- tsファイルの音ズレは、再生時に強制トランスコードされているためらしい。その対処法は…
- 最新版の1.20.412(ベータ版)は、内包されるMediainfo.dllにバグがある。そのため、tsファイルがMPEG2-TSではないと判断され、強制トランスコードされてしまう。
- Mediainfo配布サイトのDownload:Windowsから最新バージョン(32bit版、64bit版の両方)をダウンロードし、Mediainfo.dllを取り出す。
- 32bit版、64bit版とも同じファイル名なので、64bit版のほうをMediainfo64.dllにリネーム。
- PS3 Media Serverと同じフォルダのMediainfo.dll、Mediainfo64.dllを、上記の最新版に置き換える。
- ptTimerは、録画時に録画(ts)ファイルとともに、情報を記録したtxtファイルも生成する。このtxtファイルがtsファイルと同じフォルダにあると、PS3 Media Serverが字幕ファイルと勘違いし、強制トランスコードしてしまう。
- ptTimerにはtsファイルとtxtファイルを別フォルダに生成する機能がなく、txtファイルを生成しないよう設定することもできない。
- なので録画後、手動でtxtファイルを別フォルダに移すしかない。
- PS3 Media Serverの[変換設定]で、「変換しない拡張子」に「ts」を設定する。
- バージョンを変えるためにアンインストール、再インストールする際は、「Program Files(x86)¥java」、「Windows¥SysWOW64」にあるjavaw.exeも削除してやり直す。java側がPS3 Media Serveの設定情報を持ったままになっているため。
- 削除すると、PS3 Media Serverの再インストール時にjavaインストールを促されるので、指示に従う。
試行錯誤の末、これで最新版の1.20.412(ベータ版)が安定して使えるように。
使えるようになれば快適で、PS3の実力もあってサクサク動きます。他の安価なメディアプレイヤーを使った場合、コンテンツの切り替え等がモッサリ動作すぎてイヤになるらしいので。。。
メモリを1GBしか積んでいないのも不安でしたが、その影響はほとんど感じず。
あとは、ptTimerがtxtファイルの生成有無を選べたり、txtファイルの保存場所を別に設定できるようになれば…。
isoファイルに関しては、トランスコードしないと再生できないため、10倍速以上の早送り&巻き戻しでの不安定さは諦めるしかない。
また、isoファイルは再生できても、DVDメニューは使えない。ドラマやアニメなど1枚のDVDに複数話が収録されているもので、次の回を再生したい場合は厳しい。早送りで前の回を飛ばすことも難しければ、メニューで次の回に飛ぶこともできない。映画のように、ただ再生できればいいコンテンツであれば問題ないのだけれど…。
isoファイルの再生安定とDVDメニュー対応は、バージョンアップに期待するしかないですね。
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追記
さらに問題点が発覚。
PT2+ptTimerにて録画した2カ国語放送(NHK-BS/『BS世界のドキュメンタリー』など)を再生すると、左右(日本語と英語)の音声が同時に出力されてしまう。PS3上での音声切替も不能。2カ国語放送という日本独自の放送システムに、非対応なのでしょうね…。
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別の日記にも追記あり。
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2011.09、追記
現段階でのptTimerはver0.4.3、PS3 Media Serverは1.30.1。
PS3 Media Serverは、isoファイルの再生がマシになった気がしますね。早送りでも、なんとか使い物になるレベルまで進化した印象?
削除したファイルが、PS3 Media Serverを再起動しない限り(テレビの画面表示上から)消えなくなってしまったのはなぜだろう? 以前は、何もしなくても消えてくれていたのに。面倒くさい。。。
ptTimerで生成されたtxtファイルがあっても、強制トラスコされないようになったのは有り難いですね。いつの間にかptTimer側にも、そのtxtファイルを生成しないオプションが実装されていて。今となっては、番組内容がわかるtxtファイルはケースバイケースであったほうがいいかも、と思っているのですが。
ptTimerに関しては、キーワード検索のマイナスオプションが番組タイトル以外にも反映されるようになってくれればいいのだけれど。。。難しいんだろうなぁ。
PCでの録画環境は揃ったので、今度はその再生環境を構築しなければ。
あくまで、録画した番組の視聴はTVで行ないたいのです。
そのための、PCとTVとを繋ぐ再生装置がここで言う「メディアプレイヤー」。当初は、比較的安価なアイオーデータ:AV-LS700やバッファロー:LT91-LANなどを考えていたのですが…。どうにも評判がよろしくない(苦笑)。
なので、「メディアプレイヤーとしては最強」とも言われているらしいPS3を導入することに。
「こんなバカ高いゲーム機が買えるか」などと敬遠していたシロモノですが、度重なる価格改定で買いやすくなってきたのも確か。
ちょうどヤマダ電機で、160GBモデル単体:27,880円(ポイント1%)、よくわからないゲームソフト付き:28,980円(ポイント15%)、いずれもHDMIケーブル付きというセール中。数日悩んだ末、3月31日に購入意欲満々で行ってみると…。各店舗とも、ゲームコーナーだけが棚卸しのためクローズド。なめてんのか、こら。
なのでこの日に再訪すると、なんとポイントが15%→10%に減っていました(T_T)
15%は、年度末の決算扱いだったのでしょうか…。
仕方なく、3月10日に発売されたばかりの数量限定新色:サテン・シルバーをソフト付きポイント10%で購入。
ヤマダでの購入にこだわったのは、ポイントが2万円分あったため。ポイントを使う場合、売価がどこでも変わらない製品にしたいので。
でも、28,980円-20,000円=8,980円(ポイント10%)なら、単体:27,880円-20,000円=7,880円(同1%)のほうが良かった…。
と、帰宅後に気づいたのでした。。。
←【amazon/PlayStation 3 (160GB) サテン・シルバー ( CECH-2500A SS )】
それはさておき、やっぱりワクワクしてしまう「初めてのPS3」。
PS3用ソフトなんて1本も持ってないのに。。。あ、おまけで付いてきたものがあるか。
真っ黒な初期型PS2の横に置いてみると、開発された年月の差を感じますねぇ。。
無線コントローラーにちょっと感動しつつ、LANケーブルをHUBに繋いで接続は完了。
このままでも、HUBを介して繋がっている録画鯖PCを見ることはできます。PS3のDLNAクライアント機能、Windows Media PlayerのDLNAサーバー機能を使い、動画ファイルをPS3経由で再生できるんですね。ただ、その対応ファイル形式が少なすぎ。PT2で録画したtsファイルはもちろん、BDリッピングのm2tsファイル、DVDリッピングのisoファイルも対応外。
これらのファイルを再生するためには、録画鯖に他のDLNAサーバーソフトをインストールする必要があります。
代表的なソフトで導入事例も多いのが、PS3 Media Server。次回は、その導入記を。
肝心の“録画機能”を持っていなかった録画鯖(笑)に、いよいよPT2を導入。
いや、悩まされそうなもので、なかなか手を付けられなかったのですが…。実際には、呆気ないほど簡単でした(^^;;
以下、Windows7(64bit)へのPT2導入手順を覚え書き。
ubichupas.netさんサイトの「64bit版Windows7にPT2を導入してみた」ページが、大変参考になりました。ありがとうございます。
- ICカードリーダー:SCR3310-NTTComをUSB接続。公式サイトよりダウンロードしたドライバをインストール。
- B-CASカードを(カードリーダーの上面に対して)裏向きに挿す。カードリーダー上部の赤色LEDが点滅状態になればOK。
- DTV関係ツールのPT1/2アップローダ(PT1関係ファイル置き場)から、PT2用64bit版ドライバの「PT1/2 Windows64bit署名問題対策ドライバ(ドライバ署名の強制を無効とテストモードをなしで動作可能) @猫◆tCHWINGPEI」:up0255.rarをダウンロード&解凍。
- アースソフトの公式サイト:ソフトウェアのダウンロード (最新版)から、公式ドライバ:PT2-Windows-Driver-200.exeと、SDK:PT-Windows-SDK-201.exeをダウンロード。
- PT2をPCIバスに挿す。(当たり前)
- 公式ドライバとSDKをインストール。
- [スタート]→[コンピューター]→(右クリック)[管理]→[コンピューターの管理]→[デバイスマネージャー]から、「レガシーハードウェアの追加」を実行。先ほどのup0255.rarを解凍してできた[PT2_x64]フォルダの「windrvr6_EARTHSOFT_PT2_driver.inf」を指定。
- デバイス一覧の【Jungo】配下に、《WinDriver (EARTH SOFT PT2)》が出現する。
- デバイス一覧の【ほかのデバイス】に《マルチメディア コントローラ》もあるはずなので、右クリックしてドライバの更新を実行。同じく[PT2_x64]フォルダの「windrvr6_EARTHSOFT_PT2_device.inf」を指定。
- デバイス一覧から【Jungo】、【ほかのデバイス】が消え、【サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ】に《EARTH SOFT PT2》が出現する。
- あら不思議、これにてPT2の導入完了(笑)。
PT2導入に関して検索すると、ややこしすぎる解説が次々と出てきます。が、大半は情報が古く、以前のもの。今回のように簡単な導入が可能になったのは、そうした先人の皆さんが苦労されたおかげですね。
とは言え、これだけでは何もできません。PT2を利用するためのソフトウェアをインストールしなければ。
PC上で視聴もしたい場合は「TVTest」というソフトが必要らしいのですが、録画しかしないつもりなので、とりあえず不要。
なので、予約録画も可能な録画用ソフトを導入することにします。
ここで便利なのが、「ptTimer」というソフト。リアルタイム録画、番組からの予約録画、番組タイトルや出演者などキーワードによる自動検索録画、録画中の追っかけ再生など、市販HDDレコーダーと同じ基本機能はほぼ備えていて、使い方や導入が簡単なのでお勧めかと。
ただし、PT2は1枚使用に限定。複数枚を使うヘビーな用途には、「TVRock」など他の方法が必要らしいです。
こちらは1枚しか使わない(持ってない)ので、おとなしくptTimerを使わせてもらいます。
以下、ptTimer導入に関する覚え書き。
PT2導入と同じく、
ubichupas.netさんサイトの「
ptTimerで簡単にPT2の録画環境を構築」、「
ptTimerのちょっとした設定」ページが大変参考になりました。ありがとうございます。
- DTV関係ツールのPT1/2アップローダ(PT1関係ファイル置き場)から、「PT1/PT2 1枚差し専用簡単録画 ptTimer」を探してダウンロード&解凍。(随時、新バージョンがアップされているようです)
- 実行ファイルをクリックすると、タスクトレイにptTimerが常駐する。
- ptTimerのアイコンを右クリック→[設定]で「設定ダイアログ」が開くので、「チャンネルスキャン」を実行する。(時間がかかる)
- 「チャンネルスキャン」が終了したら、「録画先ディレクトリ」も設定し、「設定」をクリックして保存。
- 再びptTimerアイコンを右クリックし、[EPG取得]を選択。(時間がかかる)
- 取得が完了すると、同様に右クリックから[番組表表示]で、番組表(EPG)が表示できるようになる。
- 番組表から該当番組をクリックすれば録画予約となるが、そのままではワンセグ等のデータまで一緒に録画されてしまい、ファイル容量が増えるなど後々面倒。そんなもの不要なので、番組表上で右クリック→[この番組を予約(指定サービス)]を選ぶ。
- その番組を毎回録画したい場合は、[番組名で自動予約登録]を選ぶ。番組名には話数、サブタイトルなども表示されているので、その部分は削除しておく。ワンセグ不要の場合は、「サービス指定」の項目をチェック。最後に「登録」をクリックすれば、予約完了。
- EPGではなく、番組名や出演者などからキーワード予約をしたい場合は、ptTimerアイコンを右クリック→[自動検索予約]を選び、条件を入力する。最後に「登録」をクリックすれば、キーワードに関連する番組を自動予約してくれる。
- ptTimerと同じフォルダにあるptTimer.iniをメモ帳などで書き換えれば、EPG取得時間(デフォルトでは毎日0時と12時)や、録画したファイル名の規則などを変更できる。設定内容に関しては、read.meに書かれている。
*以下[11]の項目を追記
- [設定]項目の[EMM処理]で「する」にチェックを入れておく。
- 入れないと、NHKの番組を録画した際、録画前方マージンから予約した番組本編に切り替わるところでエラーが発生するケースあり。PS3 Media Serverでの再生では、その場所でフリーズする。PC上のWindows Media Playerでの再生では、その場所でシャットダウンしてしまう。
- 録画前方マージン部分から早送りで本編に入ってしまえば、(=切り替わる部分を再生しなければ)、エラーは出ない。
- NHKの録画でも必ずエラーが生じるわけではない。(謎)
- スカパー!e2など有料放送を録画する場合も、チェック必須。
- 民放を録画するだけなら、チェックしていなくても問題ない。
以上で、問題なく録画が可能になりました。
いや~、素晴らしい。
これでもう新しいレコーダーやBDを買わずに済むし、BDの容量を気にしながらレコーダーの録画モードに悩むこともなくなるでしょう。
唯一の難点は、ptTimerの自動検索予約で「除外キーワード」を設定できないこと。例えば「キャンディーズ」をキーワードに設定すると、番組説明に「南海キャンディーズ」があるものまで全て録画されてしまう(苦笑)。「-南海」の設定ができれば、ベストなんですけれどねぇ。。。