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tsファイルのエンコード

2012年11月30日 - Posted by reibo - Inside [Audio&Visual] PT2録画   
30 11月.

 HDD節約のため、PT2で録画したままになっていたtsファイルのMP4化(エンコード)作業を続けていました。
 エンコードの方法に関しては、以下のサイトを参考に。とてもわかりやすいです。

 で、以下は実際に作業した際の諸々。
 結果的には、溜まっているtsファイルのうち正常にエンコできたのは4割ほどでした…。
 PT2での録画は、すべてPtTimerを使用したもの。録画ソフトがTvRockだと事情も違うのでしょうが、使ってないのでわかりません。

  • tsファイルのCMカット(部分編集)でも書いたMurdoc Cutterで部分編集したtsファイルは、ToWaveで音声変換する際にエラーが出てしまう。変換中は青色の帯が表示されるはずなのに、帯が赤色になったり、途中で止まってしまう。
  • ToWaveで生成されるはずの「(DELAY 0ms)」の音声ファイルも、生成されたり、されなかったり。生成されたとしても、その後にAviutlでエンコードすると音ズレしまくったMP4ファイルができてしまう。
  • 上記の時点で、CMカットをした民放の録画ファイルはほぼ全滅。
  • TsTimeKeeperをかけるなどいろいろ試してみたがダメ。
  • CMがないNHKの録画ファイルに関しては、前後をMurdoc Cutterでカットしてあっても大丈夫。途中でのカットがなければいい。
  • が、NHKの録画だけ「冒頭の本編が始まる時点で再生時にフリーズする」現象に悩まされていた時期のNHK録画tsファイルは、編集の有無にかかわらずToWaveでエラー(帯が赤くなる)が出てしまう。このフリーズ現象が、送り出し側(NHK)の問題だったのか、録画に使用したPtTimerのバージョンによる問題だったのかは未だに不明。現在は解消されている。
  • 同時期でも、民放を録画した未編集のtsファイルは問題なし。
  • 録画時期に関係なく、「マルチチャンネル放送(SD)から非マルチチャンネル(HD)に切り替わるポイントが含まれる」TOKYO-MXの録画tsファイル(例えば深夜0時30分からのアニメ枠)は、DGIndexで分離する際に正常動作しない。途中で止まってしまう。
  • 冒頭の切り替わりポイントより前を、余裕を持って、あるいはギリギリなどいろいろ試しながらMurdoc Cutterでカットしてみると、DGIndexは動作した。が、やはりToWaveでの変換時にエラーが出てしまう。
  • 上記のファイルにTsTimeKeeperをかけるなど試してみても、やはりダメ。

 以上から、
 「本編の開始点で再生に問題があった一時期のNHK録画tsファイル」
 「マルチ~非マルチの切り替わり点を含むTOKYO-MX録画tsファイル」
 は、すべてエンコードできないという結果に。
 NHKの問題は解消済み(原因は不明)なのでいいとして、TOKYO-MXのマルチチャンネル編成は勘弁して欲しいですよねぇ。一般的な各社BDレコーダーでの圧縮(AVC)録画も、マルチ~非マルチの切り替わり点でブラックアウトしますし。

 で、肝心の出来上がったMP4ファイルは…。
 Aviutlの設定をいろいろ試してみましたが、アニメに関しては、デフォルトとも言える「プロファイル=アニメ(高画質)」で問題なし。
 ファイル容量は1割程度にまで減ってしまい、不安になるほど(苦笑)。CPUが低スペックなので、30分番組でエンコードに3時間ほどかかりますが。
 いっぽう、実写番組に関しては画質面で問題が。。。
 例えばプロファイル設定が「アニメ(高画質)」だと、設定品質(crf)は20、チューニングは「アニメ」。プロファイルが単なる「高画質」だと、crfは21、チューニングは「none」。なのでチューニングは「none」とし、crfを20ないし21で試してみると。
 ダメですねぇ。かつてのVHS3倍速録画を見ているよう。
 実写番組の場合、crfが19~19.5程度なら妥協できるかなというレベルでしょうか。crfをそれ以上に上げると、ファイル容量が大して圧縮されなくなるためエンコードする意味がない。。。crf:18だと、エンコードに20時間も要してしまいますし。
 crf:19~19.5で1時間番組だと、当方の環境でエンコードに要するのは7~8時間ほど。ファイル容量は元tsファイルの30~40%。画質とのバランスも考え、このへんが妥協点だろうと落ち着きました。
 いずれにせよ、実写番組のエンコードは画質劣化を否応なしに意識させられるので、エンコードするかどうかをソースによって考慮すべきでしょうね。
 エンコ派な方の大半がアニメファンなのも、納得できました(^^;;

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TOKYO MXがスカイツリーからの放送を開始(その2:PtTimerの設定変更)

2012年10月01日 - Posted by reibo - Inside [Audio&Visual] Misc, [Audio&Visual] PT2録画   
01 10月.

 TOKYO MXの電波発射が東京タワーから東京スカイツリーに変わったことで、視聴・録画機器のチャンネルスキャンをやり直す必要が生じました。
 ま、大半の機器は自動でやってくれるのでしょうが、TOKYO MXの受信改善が急務だった我が家では、一刻も早く試したかったと。
 正式な放送開始(東京スカイツリーからの電波発射)は10月1日(月曜)午前5時~でしたが、実際にはその数日前からサイマル放送されていたようで、自分が気づいたのは29日(土曜)朝。後で調べると、28日(金曜)から始まっていたらしい。
 なので、以下は本放送開始前の、実態としては試験放送だった29日に試した際の覚え書き。

 手持ちのPanasonic機器(ディーガ&ビエラ)の場合、単なる再スキャンではTOKYO MXの物理チャンネルが(東京タワーの20から東京スカイツリーの16に)切り替わってくれない。「初期スキャン」を行なうことで、受信感度が高い物理チャンネル16に切り替わりました。

 で、困ったのがPT2録画で利用しているPtTimer。物理チャンネルをどう切り替えればいいのかがわからない。。。
 試行錯誤の末に辿り着いたのが、PtTimerをインストールしてあるフォルダにあるchannel.txtという設定ファイル。その一部を抜粋すると…

70,7E87,9,3,0,5C38,TOKYO MX1,0,1,0,1
70,7E87,9,3,0,5C39,TOKYO MX2,0,1,0,1
71,7FE4,8,3,0,0420,フジテレビ,0,1,0,1
71,7FE4,8,3,1,0421,フジテレビ,0,1,0,1
71,7FE4,8,3,1,0422,フジテレビ,0,1,0,1
72,7FE3,6,3,0,0418,TBS1,0,1,0,1
72,7FE3,6,3,1,0419,TBS2,0,1,0,1

 のようになっています。
 ここでの、最初の2桁の数字(そこから50を引いた数値)が物理チャンネルを表しているらしい。

  • 「TOKYO MX」の「70」から50を引けば、物理チャンネルの「20」。
  • 「フジテレビ」の「71」から50を引けば、物理チャンネルの「21」。
  • 「TBS」の「72」から50を引けば、物理チャンネルの「22」。

 単にチャンネルスキャンしただけでは、この数値が変わらないことも判明。
 つまり、受信しているTOKYO MXの電波は東京タワー(物理チャンネル:20)のまま。
 で、「TOKYO MX」の数値を「70」から「66」(50を引くと物理チャンネル:16になるはず)に自分で書き換え、上書き保存してPtTimerを再起動したところ。ブロックノイズもない、おそらく東京スカイツリーからの電波(物理チャンネル:16)だろうと思われる映像を録画してくれました。

66,7E87,9,3,0,5C38,TOKYO MX1,0,1,0,1
66,7E87,9,3,0,5C39,TOKYO MX2,0,1,0,1

 念のため、10月1日の正式放送開始後にチャンネルスキャンをしてみると、上記の数値は「66」のままで変わらず。これで一安心。
 フライングで試さず、正式放送開始後にチャンネルスキャンをすれば、フツーに切り替わってくれたのかもしれませんが…。

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ts、m2tsファイルをWindows7とPS3のDLNA機能でTV再生する

2012年5月31日 - Posted by reibo - Inside [Audio&Visual] PT2録画, [PC] Misc   
31 5月.

 PT2の導入と、DLNA経由でPS3をメディアプレイヤーにしてTV再生を始めた当時のこと。
 何も考えずにDLNAクライアントとしてインストールしたのがPMSことPS3 Media Serverだったのですが、考えてみれば、Windows7なら何かとクセのあるPMSを使わなくても(ts、m2tsファイルなら)PS3でTV再生できるんですよね。
 PT2導入と前後してOSをWindows XPからWIndows7に変更したので、いろいろな作業がごっちゃになってしまった感があり。

 なので改めて、Windows7のDLNA設定方法について自分用の覚え書きを。
 というか、書き忘れていたことに今さら気づいた。。。
 (Windows7 Home Premium+WMP12の場合)

PS3が対応しているフォーマット
  • 映像 MPEG-1、MPEG-2(PS,TS)、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4 SP、Motion JPEG(Linear PCM)、Motion JPEG(μ-Law)、AVCHD(.m2ts)
  • 音声 ATRAC(.oma .mas .aa3)、AAC(.3gp .mp4)、MP3(.mp3)、WAVE(.wav)、WMA(.wma)
  • 画像 JPEG、GIF、PNG、TIFF、BMP
  1. ホームグループの設定は済んでいて、PS3からPCのアイコンが見えるとして…。
  2. [コンピューター]→[ホームグループ]→(右クリック)[ホームグループ設定の変更]を開く。
  3. 共有項目で[ビデオ]にチェックが入っているか確認。
  4. 「ピクチャ、ミュージック、およびビデオを同じホームネットワーク上にあるすべてのデバイスにストリーム配信する」もチェック。
  5. 120531_dlna.jpg

  6. [メディアストリーミング オプションの選択]をクリックし、「次の場所にあるデバイスを表示」を「すべてのネットワーク」に切り替えると、「不明なデバイス」としてPS3が見える。これが「禁止」になっていたら、「許可」に変更する。
  7. 120531_dlna_02.jpg

  8. その際、念のため「不明なデバイス」をクリックし、MACアドレスがPS3と一致しているかを確認しておく。
  9. Windows Media Playerを立ち上げ、[ストリーム]→[デバイスでのメディア再生を自動的に許可]をチェック。
  10. 120531_dlna_03.jpg

  11. 左側の[ビデオ]を右クリック→[ビデオライブラリの管理]を開き、「ライブラリの場所」に、tsやm2tsファイルがあるフォルダを「追加」で指定する。
  12. 120531_dlna_04.jpg

  13. 上記フォルダがホームグループ内で共有できるよう、[コンピューター]から共有設定しておくことを忘れないように。
  14. PS3上の[ビデオ]から該当するPCを開き、[ビデオ]→[フォルダ]とクリックしていけば、目的のフォルダとts、m2tsファイルが見えるはず。再生を確認。

 以上でOKなはずですが、PMSでの再生と比較すると、若干、重いと感じることがあるかも。
 でも、頻繁に「ファイルが壊れています」と表示されるなどPMSの不安定さを考えると、どちらがいいかは好みの問題?

追記

 ファイル名を変更した場合、PS3からDLNA経由で見ると旧ファイル名のままで、変更を反映してくれないケースがランダムで発生するのは困りもの。PS3の再起動で反映される場合もありますが…。
 その際は上記手順8の逆で、該当フォルダをライブラリからいったん削除し、再び追加し直す作業が必要に。そのたびにライブラリの更新が勝手に始まるので、終了するのを待たないとならないのが面倒だ。。。

 逆に、有り難いことも。
 BDレコーダー:DMR-BW700でDRモードにて録画し、HDDに移動した古いコンテンツ(m2tsファイル)の一部に、なぜかPMS(=PS3 Media Server)経由だと「非対応ファイル」と表示され、再生できないものがあります。これが、WindowsのDLNA機能を使ったPS3再生だと問題なく再生できるんですよね。理由は不明ですが。
 同じBW700で録画したコンテンツでも、元が圧縮モード(AVCREC)のm2tsファイルは、PS3 Media Serverを導入 (追記)でも書いたPMS使用時と同様に音声が出ません。PMSのようにトランスコードすることはできないので、事実上の再生不可ですね。

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tsファイルのCMカット(部分編集)

2012年5月16日 - Posted by reibo - Inside [Audio&Visual] PT2録画   
16 5月.

 PT2で録画したコンテンツは生ファイルのまんまHDDに保存してきたのですが…。
 tsファイルが増えてくると、その容量のデカさが問題になってくるんですよね。
 そう、タイ洪水の影響による、HDD価格の暴騰が痛すぎる。。。
 BDレコーダーと併用し、やりくりしながらHDDの新規購入を控えてきたものの…。もう限界に近い。
 なので、CMカット(不要な部分も削除する部分編集)を試みることに。

 まず試したのは、TMPGEnc MPEG Editor 3
 有償ソフトですが評判もいいようなので、まずは体験版(30分以内のファイルしか吐き出せない)をお試しインストール。
 下記のサイトを参考に…。

 確かに、使い勝手は悪くなさそうです。
 が、編集後に出力しようとする段階で問題が発生。無劣化の生tsファイルとして出力しようとしたところ、音声設定の項目を「Linear PCM」や「24bit」に設定できないんですね。エンコードして音声を劣化させるか、MPEGに変換するのであればOKなのですが。試しに「音声の劣化はやむなし」な設定でやってみると、フツーに視聴してはっきりわかるほど音声がしょぼくなってしまう。
 これではダメだ。
 というか、そもそもMPEG変換するためのソフトなのだから当たり前? tsファイルはtsのまま保存するつもりなので、却下。

 次に試したのは、HDTVtoMPEG2。
 ちょっとクセがあるけれど、慣れれば使いやすそうなユーザーインターフェイスだな…。
 下記のサイトを見ながらやってみると、なるほど、編集したtsファイルが完成しました。

 しかし。
 出来上がったtsファイルをPS3でテレビに再生させてみると。
 フツーに再生するだけなら問題なさそうですが、早送りをしてみると、編集(CMカット)した部分で止まってしまいます。正確に言えば、カットされた時間分だけ止まる。カットした部分が長くなればなるほど、止まっている時間も長くなる。
 これでは困る。

 続いて試したのが、Murdoc Cutter。
 使い方は、以下のサイトを参考にさせてもらいました。

 これまでの2ソフトより処理に時間を要しますが、編集後の再生(早送り)も問題ないようです。
 ただ、カットした部分の継ぎ目がけっこう荒っぽい(乱れる)。GOP単位(0.5秒程度)できっちり編集すると、該当部分の度に映像が乱れる印象で、集中して見ることができません。CMに入る直前の本編が削られてしまったかのような、荒々しい映像になるんですよね。
 なので、CMや余分な部分を若干残す形で(4GOP=2秒程度)編集してみると、さほど違和感なく見られるようになりました。4GOP(2秒)ほど残す形で編集しても、実際の再生時には1~2GOP(=0.5~1秒)程度しか余分な部分が見えない感じ。編集点の処理が、かなりアバウトなのかもしれません。
 もともと「厳密にCMカットした、本編オンリーでなきゃイヤ」な人ではないので、細かいことは気にしないように。。。少なくとも、PanasonicのBDレコーダーではそこまで正確な編集などできないですし。
 それでも、BDレコーダーでの編集に比べ、編集点が荒削りな印象になるのは確かです。集中して見たいコンテンツのCMカットは諦め、まぁいっかと許せるものだけ編集することにしました。
 ちなみに、「Murdoc Cutterで編集すると音ズレが醜い」という意見も目にしましたが、ウチの環境ではなぜかノープロブレム。

 また、上記の参考サイトには、再生不良を起こす際の調整用に TsTimeKeeper を使えば良いともあります。時間軸(タイムスタンプ)の「PCR、PTS、DTSを再調整する」ソフトウェアらしいです。
 はい、使ってみました。が…。
 「MSVCR100.DLLがない」
 と怒られ、動いてくれません(T_T)

 こちらのサイトを参考に、

  • Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
  • Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64)

 をインストールしてみると、怒られなくはなりました。
 でも、動作しません。正確に言えば、「ファイルが壊れています」というエラーが出て処理をしてくれません。原因は不明。
 録画にはptTimerを使い、ワンセグ情報などを削除する「サービス指定」で録画しているのですが、そのあたりも怪しい? この「サービス指定」絡みでは、同じ番組が同時録画されてしまうことがあったりと(ファイル容量の異なる2ファイルが生成される)、ちょっと問題含みな印象なので。実害はないので放置していますが。

 そんなこんなで、わかったようなわからないような、出来たような出来ないような。
 あやふやな状態ではあるものの、不要な部分のカットなど簡単な編集は可能になりましたという、自分用の覚え書き。

追記

 Murdoc Cutterで編集した後、タイムスタンプが狂ってしまう現象が発生。具体的には、25分程度の番組が16時間とか17時間と表示され、PS3経由での再生時に早送りをすると、ものすごく画面が細かく流れていく。。。
 で、この状態のtsファイルをTsTimeKeeperにかけてみると、無事に動作し、タイムスタンプが正常になりました。あらら。
 つまり、生のtsファイルを編集したものにTsTimeKeeperが動作せず、「ファイルが壊れています」とエラーを吐いてしまうのは、ファイルのタイムスタンプが正常で「壊れていないから」。逆に壊れている場合は、ちゃんと動作すると。あーややこしい。

 ちなみにこのタイムスタンプの異常、BDレコーダーで録画したコンテンツをPCに移動させ、DLNA経由でPS3にて再生・早送りする際にもランダムに発生する現象ですね。
 そうなってしまうファイル(録画コンテンツ)は、移動作業を何度やり直してもダメ。おそらく、BDレコ内にて編集作業をした段階で、タイムスタンプが狂ってしまったのではないかと。BDレコに何らかのバグがあるということなのでしょうか。再生や早送りができないわけではないので、放置するしかないのですが…。
 試しに、このBDレコから移動させたm2tsファイルの拡張子をtsに変更し、TsTimeKeeperにかけてみると…。やはり、「ファイルが壊れています」のエラーが出てしまいます。純粋な生tsファイルでないと動作しないようですね。

さらに追記

 理由はよくわかりませんが、Murdoc Cutterにて編集後、TsTimeKeeperが問題なく動作するようになりました。
 うーん…。当初に試したファイルを録画した頃とは、ptTimerのバージョンが異なるからかも?
 Murdoc Cutterで編集しただけだと、カットした部分の繋ぎ目がやや荒削りになり、早送り&巻き戻しでもその時点で少し引っかかる印象なのは相変わらず。実用上の支障があるレベルではないものの、TsTimeKeeperをかけたほうが、再生や早送り・巻き戻しがスムーズになります。
 ただ、TOKYO-MXのようにマルチSD編成をしている局の番組で、直前の編成がSDマルチ、録画する当該番組がHDの場合、TsTimeKeeperはNGなことも判明。動作はするものの、TsTimeKeeperをかけたファイルを再生すると、番組冒頭(SDマルチからHDへの切り替わり点)でフリーズ状態になってしまう。生tsファイルや、Murdoc Cutterで編集しただけのファイルなら問題なし。

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PT2+PtTimer録画での、録画開始・終了時間のズレ

2011年12月04日 - Posted by reibo - Inside [Audio&Visual] PT2録画, [PC] Misc   
04 12月.

 しばらく前から、PtTimerを使った予約録画で録画開始時間がズレるという現象が発生していました。
 正確には、設定している秒数より早く(約30秒ぐらい前から)録画始まり、その分だけ早く終了してしまうという現象。
 ただし、民放の録画では正確なことがわからないため、確認できたのはNHKの番組だけ。
 つまり、これがWindowsの時計の問題なのか、PtTimerの問題なのか、NHK録画固有の問題なのか、原因の切り分けができないと。
 で、調べてみると、こんなページに行き当たりました。

 *Boot Capture / Windows7 64bitでPT2を使用する Part1 初期設定とリンク集 [地デジチューナー]
 (旧リンク先=http://boot-capture.blog.so-net.ne.jp/2010-05-20)

 上記ページの真ん中あたりに、

・Windows7になってからデフォルトでは録画開始・終了時間がずれるような仕様になってます。
—————————————–
Windows7: Windows Time サービスで時刻同期

 という記述があるので、それを参考にWindowsの時計設定を変更してみることに。
 以下、具体的な手順を覚え書き。

 *NTPサーバーをデフォルトの time.windows.com から日本標準時に直結した ntp.nict.jp (日本標準時プロジェクト公開NTP)に変更する。

  1. タスクバーの時計の部分を右クリックし、[日付と時刻の調整]を開く。
  2. [インターネット時刻]のタブを開き、[設定の変更]をクリック。
  3. [インターネット時刻サーバーと同期する]にチェックが入っていることを確認。
  4. [サーバー]欄がデフォルトでは「time.windows.com」になっているので、それを「ntp.nict.jp」に書き換える。
  5. [今すぐ更新]をクリック。

 *デフォルトでは、時刻確認の更新間隔は7日間に1回。間隔が空き過ぎなので、5時間毎の更新になるようレジストリを変更する。

  1. [スタート]ボタンをクリックし、下部の[プログラムとファイルの検索]窓に「regedit.exe」と入力。
  2. レジストリエディタ(regedit.exe)のアイコンが表示されるので、クリック。レジストリエディタが起動する。
  3. [ ¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥services¥W32Time¥TimeProviders¥NtpClient ] フォルダを開き、「SpecialPollInterval」をダブルクリック。
  4. デフォルトでは[値のデータ]欄が[93a80](604800)(=7日間)になっているので、[4650](18000)(=5時間)に書き換える。

 *レジストリの変更を行った場合、その変更を反映させるため、Windows Timeサービスを再起動する必要がある。

  1. [スタート]ボタンをクリックし、下部の[プログラムとファイルの検索]窓に「services.msc」と入力。
  2. サービス(services.msc)のアイコンが表示されるので、クリック。
  3. [Windows Time] 項目をクリック(青色に反転する)。このとき、[スタートアップの種類]が[手動]になっていたら、プロパティから[自動 (遅延開始)]に変更する。
  4. 元の画面に戻り、左側の[Windows Time]の下に[サービスの停止]と[サービスの再起動]という2項目があるはずなので、[サービスの再起動]をクリック。

 以上で、時刻設定の変更作業は終了。
 しばらくの間、これで様子を見てみます。

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