3TBのHDD、Seagate:ST3000DM001-9YN166が不調に(その2)

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 *その1からの続き。

 CrystalDiskInfoの値で気になっていたのが、「05:代替処理済みのセクタ数」が0なこと。
 『不良セクタとは? その注意点も』(オレンジセキュアサービス)に記載されている、

(抜粋)
S.M.A.R.T 情報は「05 代替処理済みのセクタ数」の「生の値が 0 」です。
劣化が急激に進行したため、処理が追いつかず、機能が停止しています。
このような「05 代替処理済みのセクタ数」の生の値が 0 で、「C5 代替処理保留中セクタ数」又は「C6 回復不可能セクタ数」の生の値にカウントされているケースは故障であり、悪性の不良セクタによくあるパターンです。

 に、当たるのかしらん?

 もう少し調べてみようかと、HDD診断・修復ツールのHDAT2を試してみることにしました。
 概要や使い方などに関しては、以下のサイトがとても参考になります。

HDAT2使用に関する参考サイト

 ブート用CD-ROMを作っての起動は大した手間じゃないものの、HDDを詰めるだけ積もうと、光学ドライブを外してしまっていたのがネック。ケースを開けてドライブの繋ぎ直しと、けっこう面倒な作業になってしまいました。
 後から思えば、USBメモリで起動させれば良かったのに。
 しかし、MS-DOS上で走らせるソフトなんて、久々に使うなー。ちょっと楽しい(苦笑)。
 起動後は、「Device tests menue」~「Detect and fix bad sectors menu」~「Fix with VERIFY/WRITE/VERIFY」を実行。診断と修復。

HDAT2画面
【↑ 約5時間かかりました。画面中央付近の赤字表示「sectors」項目から、56セクタにエラーがあったと診断されたことがわかる】

 Windowsのチェックディスクをかけ、HDAT2を走らせる前に、CrystalDiskInfoで表示されていた数値は…。

  • 「05:代替処理済みのセクタ数」/0
  • 「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」/それぞれ38

 HDAT2実行後は…。

  • 「05:代替処理済みのセクタ数」/0
  • 「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」/それぞれ0

後のS.M.A.R.T情報

 んー? とはいえ、修復が為されたことに間違いはなさそう。状態も「正常」に変わったので。
 とりあえず、これで様子を見てみますか。

 ちなみに、HDAT2の診断・修復プログラム終了時には、Beep音が鳴りまくります。
 エラーセクタ数によるはずですが、「ピーピーピー」と五月蠅いのなんの。深夜は無理ぽ…。
 (設定で鳴らないようにできることは、後から気づきました)

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