ばんえい競馬、廃止へ

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 北海道のばんえい競馬が、今年度(2007.03.26)限りで廃止となり、61年間の歴史に幕を閉じるそうな…。
 最大の要因は、赤字経営に転落した98年度以降、赤字増大が止まらないこと。現行の4都市開催(旭川・北見・岩見沢・帯広)から2都市開催に減らすなどの案を検討されたものの、難しかったらしく。存続にもっとも熱心な帯広市は、岩見沢市との共催で存続の道を探っていたようですが…。岩見沢市が存続を断念し、帯広市も単独開催は無理との結論に至ったとか。
 北海道には何度も旅をしてきて、その度に「見てみたいな」と思いつつ機会がなかった、ばんえい競馬観戦。正直、「えー!?」という気持ちです。11月の北見開催が終わり、残るは帯広開催のみ。しかも、3月26日の最終日を待たずして、開催打ち切りになる可能性も高いとか。
 冬季の北海道は既に二度ほど旅していますし、改めてこの時期に訪れるのは、難しいなぁ。

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2006.12.15、追記

 ソフトバンクの子会社で、オッズパーク(地方競馬総合サービスサイト)の運営などを行なっているソフトバンク・プレイヤーズの支援を受け、帯広市による単独開催での存続が決定したそうです。
 また、同社によるばんえい競馬支援特設サイト:ばんえい競馬を応援しようもオープンとのことで、早速見てみると、要は「ソフトバンク携帯を買って、ばんえい競馬を応援しようキャンペーン」でした(苦笑)。
 何はともあれ一安心ですが、同社との契約は単年。状況が好転しなければ、再び存続問題がクローズアップされることにも。
 また、視点を変えると、地方自治への民間介入・委託の一端でもあったり。と同時に、ソフトバンク・グループが北海道に進出するきっかけにもなりそうな。何やら、北海道への道州制導入問題とも無関係ではないような気がするのは、考え過ぎ?

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