数ヶ月前から、BDレコーダーのPanasonic：DMR-BW700の調子が今ひとつ。
まず発生したのが、録画エラー。正常にダビングは完了するものの、再生するとブロックノイズが出まくりという症状。使用したディスクは、TDKの4倍速20枚スピンドル品。従来は日本製だったものが、昨年末頃からUAE製も出回り始め、それがあちこちでトラブルを引き起こしていた製品ですね。
や、いつものようにAmazonで注文したら、初めてUAE製が届き、いきなりトラブルに遭遇したわけで。何も好き好んでUAE製を買ったわけじゃない（苦笑）。
しかも1枚だけじゃなく、複数枚で同じ症状が発生する。ソニー製ディスクでは問題ないので、明らかにディスクがおかしい…。実際の製造元でありサポートも担当するイメーションに問い合わせし、言われるがまま問題のディスクを送ってみるも、検査の結果は異常なし。や、おかしいでしょ？？ 検査報告とともに同枚数の、それも日本製ディスクが返送されてきたので使用してみると、今度は問題なし。
ほら、やっぱり。UAE製ディスクがおかしいのは明らかじゃん。
サポートの対応自体は丁寧かつ迅速なものだったけれど、もうTDK（イメーション）のディスクは使わん。
その後は割高でもソニー製ディスクを使い続けているため、録画エラーは発生せず。
が、日を追って読み込みエラーが多発するように…。ディスクを挿入しても読み込みにやたら時間がかかり、その上「ディスクがありません」、「使用できないディスクです」等のエラーになってしまう、あれ。何度かやり直せば読み込めるし、録画は正常にできるのだけれど、やはりどこかおかしい。考えられるとすれば、ピックアップ部の汚れかなと。
となれば、話の辻褄も合う。
先のTDK（イメーション）のディスクにしても、検査でエラーが出ない＝BDとしての基準をクリアしてはいるものの、その出荷合格基準がソニー製より低いのではないか？ そのディスクを汚れたピックアップ部で使用したため、録画エラーが発生したのでは？ ソニー製ディスクは合格基準が高いので、その汚れによるマイナス要因をカバーできているのではないか？
そう言えば、DVD用のクリーニングディスクはあっても、BD用は持っていなかったっけ。。。調べてみると、DVDとBDではピックアップ部が別のため、DVD用クリーニングディスクではBD用ピックアップ部を清掃できないらしい。
で、ブルーレイクリーニング・キット湿式（TDK：BD-WLC2J／イメーション製）なるものを買ってきました。へそ曲がりだからTDK製品にした？ いえいえ、たまたま店頭にそれしかなかったからです（＾＾；；
湿式にしたのは、タバコ等による汚れには湿式でないと効果がないため。ハードウェア的には乾式のほうが優しいはずだけれど、そちらはホコリ等の付着にしか効果がないらしい。ウチの場合は、間違いないく湿式が必要です（苦笑）。
しかしこの製品、説明書通りディスクのパッド部にクリーング液を垂らしてみると、表面張力で液体が盛り上がったまま、なかなかパッド部に浸透していかない。山盛り状態のクリーング液が染み渡るまで、しばらく待ってからトレイに読み込ませる。
ちなみにこの現象、二度三度と使ううちに浸透速度が速くなったような。
パッド部が柔で最初から浸透速度が速いものは、使い込むうちにパッド部がヘタり、ハードウェア内部にポタポタとクリーング液が落ちてしまう気もする。どちらがいいのかは、何とも言えませんね…。
さて。その使用結果は…。
クリーング一度目。変わりません。相変わらず、読み込めたりダメだったり。
二度目。心なしか、読み込み速度が速まり、エラーも減った気がする。
説明書には、3回クリーングしても症状が変わらない場合はハードウェア側のメーカーに確認しろとの記載が。そりゃそうだ。汚れすぎてヘタってるから、分解清掃（あるいはピックアップ部の交換）しなきゃダメだよってことでしょう。
その三度目。。。いや−、ようやく正常に近い状態になった（＾＾；；
読み込みエラーが皆無ではないものの、劇的にまとも(笑)になりました。
BW700のドライブに関しては、喫煙密室状態の悪条件下でそれなりに酷使してきましたからねぇ。。HDDが250GBでは、せっせとBD化しなきゃならないんだもの。おかげで、かなり汚れていたよう…。
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