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名羽線…は、どうなった?

2009年5月28日 - Posted by reibo - Inside [Traffic] Railway   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
28 5月.

 廃線跡探索記ではないので、そのテの内容を求めて飛んで来られた場合は、期待にお応えできません(苦笑)。

 さて。6月下旬に北海道へ行こうかと。
 北海道への旅自体は6~7回目になりますが、局所的にレンタカーを使った以外は、基本的にすべて列車利用の旅でした。
 が、今回の足はバイク。これまでは行けなかった場所も回れそうなので、いろいろと構想だけは膨らみます。

 考えてみれば。
 局所的にレンタカーを利用した目的は、その大半が鉄道趣味に関するものでした。深名線:名寄-朱鞠内間の廃駅巡り、美幸線の廃線跡探訪、北海道ちほく高原鉄道の全駅訪問、石北本線:「白滝」群(笑)の駅と廃駅巡りなどなど。
 美幸線の仁宇布駅跡を訪れたのは、まだトロッコ王国など誕生していなかった頃。駅跡には、何もない空き地が広がっていました。仁宇布にしても終着駅があったとは思えない小集落なので、駅周辺を見回しても雑貨店が一軒と民家数軒があるだけ。これが北海道なんだなと、改めて実感したものです。仁宇布駅には立ち寄っただけで、当時の目的は公共交通機関がない松山湿原を歩くこと。その後は美幸線の未開通区間を見ることもなく、再訪したいエリアのひとつに。
 深名線では、全線を乗り通した跡に廃駅巡り。廃止から約一年後には、深川から名寄まで代替JRバスを乗り通したことも。政和から先は乗客が自分一人になってしまい、さながら貸し切りバスツアーのようでした…。
 そんな深名線跡の現状も、確認してみたいですね。廃線跡ブームも一段落したようですが、「廃線となってしまった路線跡」に、それほど興味があるわけでもなく。ただ、「廃駅と、その周囲の文化・生活環境」には、それなりに関心があったりします。
 自分の場合、鉄道への興味を失い、旅をする機会すらなかった時期が10年近くあります。それがちょうど、国鉄解体・分割民営化~JRへの移行期にあたるんですよね。北海道のローカル線が一気に廃止された時期でもあり、失われた路線に乗車する機会を逸したことは、返す返すも痛恨の極みで…。

 さて、今回の旅では、これまでは訪問機会に恵まれなかった道北の日本海側エリアも訪れたいですね。《オロロンライン》とも呼ばれる国道232号線ルート、鉄風に言えば、旧・羽幌線の沿線を巡ってみたいなと。
 天売島と焼尻島にも渡りたいですし、沿岸バス萌えっ子フリーきっぷも、買ってしまうことでしょう。足がバイクなのに、島やバスのフリーキップに目を輝かせてどうするw
 羽幌線代替バスも運行する沿岸バスは、マニアックな企画やツアーを次々に登場させ、地方の一路線バス会社とは思えない展開を見せています。よほど優秀な(面白い)プランナーが、いらっしゃるのでしょう。羽幌炭礦の遺構や、いわゆる「未成線」の名羽線にも、同社や系列の沿岸ハイヤーが探訪ツアーを実施しているんですね。

 羽幌から朱鞠内へと無人の原生林地帯を貫き、深名線と接続し、羽幌-名寄間を結ぶという壮大かつ無謀な計画だった名羽線。時代背景を考慮しても、正気の沙汰とは思えない(苦笑)。路盤の8割方は完成し、橋梁やトンネルも、それなりに完工していたはず。
 路線の一部になるはずだった羽幌炭礦鉄道についてなど、手元の『北海道 鉄道跡を紀行する』(堀淳一・著)を引っ張り出してみたりも。この本を初めて読んだ頃は、現在の廃線ブームなど想像もできなかったですね。

 北海道 鉄道跡を紀行する  続・北海道 鉄道跡を紀行する
 
 沿岸バスのツアーは不定期ですが、沿岸ハイヤーでは、週末限定で探訪ツアーを申し込めるらしい。
 なぜ週末限定かと言えば、上羽幌集落から先、人跡未踏の山間部を貫く路盤跡が、地元採石業者の専用道路=私有地になっているため。業者が休業する、週末にしか立ち入りが許可されないのだとか。
 ヒグマさんの天国エリアだけに、こりゃ単独ツーリングで入り込める場所じゃないなぁ…。タクシーのツアーは高額なんだろうなぁ…。
 などと思案していたところ、その業者:マキタ産業(羽幌町)が、今年2月に業務停止(倒産)していたことを知る。同時に、名羽線探訪は今後の見通しが立たなくなったことも。
 どうなんでしょう。完全にロックされて立ち入り禁止なのか、林道の一環として営林署管理になったのか。あるいは、無法地帯と化してしまっているのか…。行ってみれば、わかることなんですけれどね。
 どなたか情報をお持ちの方がいらしたら、こっそり教えていただけると有り難いです(汗)。

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6 Responses to “名羽線…は、どうなった?”

  1. LEVEL7G より:

    はじめまして、 名羽線の調査を毎年しておりますなな爺と申します

    結論から申し上げますと
    マキタ産業の採石場も解体されてしまい路盤跡の再利用のメドは全くありません
    道々も岩盤が露呈しており長期的に一般車の通行は難しいと思います
    また路盤の最深部は営林署も管理放棄しており第3白地畝トンネルが限界です

    とはいえ、どうにもならないわけではないのですが事情はお察し下さいませ(笑
    http://madug.cocolog-nifty.com/weblog/2009/09/post-83f5.html

  2. admin より:

    コメントありがとうございます。
    なぜかスパム扱いで隔離されていて、発見が遅れました。。。(^^;;

    やはり、シロートが気軽に行ける状況ではないようですね。
    と言うか、行くべきではないのか。
    昨年の北海道行では結局、羽幌方面に行けなかったので…今年は…ゲートだけでも見てきましょうかw

  3. LEVEL7G より:

    ゲートから奥に行かなくともそれなりに遺構はあるのですが
    いかんせん場所を熟知していないと難しい場所が大半です
    こういう資料も用意してますのでもし機会があればどうぞ

    http://madug.cocolog-nifty.com/weblog/2009/08/76-36f0.html

  4. admin より:

    またもコメントがスパム扱いに…。なんでだろう。

    なるほど。こーゆー小出版物は嫌いではないので、機会がありましたら読んでみたいですね。
    でも、コミケでしか買えないのであれば難しいかな。。

  5. LEVEL7G より:

    ご無沙汰しております

    この度、三才ブックスさまから「廃線跡の記録2」で
    名羽線が紹介さてる運びとなりました。
    フルカラーでの写真をたくさん用意しておりますので
    ぜひともご覧下さいませ

    今年も名羽線調査に趣く予定ですが土木構造物について
    もう新発見は出来ない(存在したとしても発見できない)
    レベルになりつつあると思っております

  6. admin より:

    管理人です。
    ある意味、良いタイミングでの出版物化かもしれませんね。
    折を見て拝見させていただきたいと思います。

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