2009年3月のダイヤ改正から、東海道新幹線で無線LANが利用できるように。
発表によると、利用できる無線LANサービスは、次の4社のもの。
- NTTコム 「ホットスポット」
- NTTドコモ 「mopera U(U「公衆無線LAN」コース)」および「Mzone」
- ソフトバンクテレコム 「BBモバイルポイント」
- UQコミュニケーションズ 「UQ Wi-Fi」
無線LANは便利だけれど、かつてのサービス創世記に各社が乱立し、どこでどこのサービスが利用できるのか把握しきれない、本当に便利に使おうとすれば複数サービスへの加入が必要でコストがかかる…など、現実にはあまり便利じゃなかったりするんですよね。
サービス乱立はいい加減にして、2〜3サービスぐらいに再編統合してくれないかなぁ。無理だろうけれど。個人的には、当初から無料サービスで無線LAN普及を進めてきたFREESPOTが、マストに近い存在になって欲しいのですが。
今回の場合、東海道新幹線という総務省の無線LAN推進対策の看板になりそうな機会だけに、どうなるかと思っていたら…ま、常識的な4サービスに決まった印象? ソフトバンク:BBモバイルポイントが使える=Yahoo!無線LANが使えるということだろーから、いいけど。って、そーゆーことだよね?
んで、話を東海道新幹線に戻して。
- 車内で利用できるのは、N700系のみ。
- 東京−新大阪間:全17駅の待合室でも利用可能。
- ネット網と車両との通信は,運行業務用に敷設されている漏えい同軸ケーブル(LCX)を使用。
- 通信速度は(列車単位で)下り最大2Mビット/秒、上り最大1Mビット/秒。
だそうで。
かつてのPHSは新幹線ではブチブチで、特にトンネルの多い山陽新幹線はほとんど使い物にならなかったものですが(最近は使ってないのでわかりません)、これなら問題ないのでしょうね。
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