エアコン購入(その2)

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 (前の日記からの続き)

 なわけで、空いているビックカメラ新宿西口店に戻りました。
 エアコン売り場のいちばん目立つところに展示されていたのが、三菱重工(ビーバーエアコン):SRK22TN。45,800円。
 何の特別機能もないスタンダードモデルですが、冷房にしか使わないのだから、これで十分。

 通りかかった店員氏を捕まえて、
 「これが最安ですよね? じゃ、ください」。(速攻)
 展示品の前で他の店員氏から説明を受けていたお客さんたちが、呆気にとられた感じで見ていました(苦笑)。
 や、このスタンダードクラスではメーカー間の違いなんてないし、流行のエコ性能スペックも達成できていますから。
 なら、価格が全てでしょ。その価格にしても、明らかに他店より安い特価品なのだから、交渉してどうこうなるものじゃない。
 と言うか、西口と東口を往復し、並んで、汗だくで、もう疲れた。。。

  • 三菱重工:SRK22TN。本体価格:45,800円。(標準取付工事費込み)
  • 旧エアコンの取り外し作業料:4,200円。
  • 旧エアコンのリサイクル料:2,625円。

 台数限定のセール品でないことを考えれば、この時期にしては十分安いのでは。
 特価品なのでポイント付加なし。なのにレシートを見るとポイントが付いていて、「あれ?」。取り外し作業料にはポイントが付加されるんですね。
 本来ならポイント5%で加入する延長保証(5年間)も、「汗だくなのにお待たせして申し訳ないので…」と、頼んだわけでもないのに無料で付けてもらえました。接客態度も申し分なく、やはりヤマダ電機あたりとは店員の質が違うなぁ。

 しかし、カタログがないのには驚きました。
 三菱重工が家庭用エアコンに力を入れていないことは知っていましたが、カタログすら販売店に配布していないとは。
 大口需要や、新築時の設置販売などもあり完全に撤退はできないものの、ホントに申し訳程度の販売なんだなぁ。家電量販店での扱いも、ビックカメラやジョーシンなど一部に限られているはずだし。家電メーカーとは根本的に異なる体質から販売戦略で敗れ、シェアを失うとともに生産・販売規模を縮小していったそうな。今や知名度も低く、だから安いのね。
 でもね、かつては、三菱重工=《ビーバーエアコン》は高級エアコンの代名詞だったんですよ。
 当時から、目立つ機能こそないものの基本性能と耐久性には定評がありましたからね。
 その質実剛健な製品作りの伝統が、今も残っていることに期待しましょう(^^;;

 設置工事日は、最短で購入から3日後の8日。予想より早いじゃん(嬉)。

 *設置後の印象

 排水ホースを雨樋に繋げる関係で、追加工事費1,050円がかかったのは致し方なし。
 当たり前ですが、動作は良好。
 涼しいと言うか、外気温30度以下の日だと、目一杯エコな設定でも寒いぐらい。。。
 リモコンのデザインが前時代的でダサダサだったり、取扱説明書がホントに必要最低限なものだったりするところには、家電メーカー的なことが苦手な体質を感じますね。と言っても必要なことは全て書かれているので、問題はありません。猿でもわかるようには書かれていないので、その点が不親切と言えばそれまでですが…。
 でも、ドライ(除湿)に関してサポートダイヤル(ビーバーエアコン専用)に問い合わせたところ、その親切さには驚かされましたよ(^^;;
 電話に出た女性もかなり知識があるし、ちょっとややこしいことを尋ねると、すぐに技術担当者と代わってくれたり。最近はどのメーカーもサポートセンターを外部組織に代行させていますが、ここは内部の部門なのかも。電話もすぐに繋がるし、ある意味、ビーバーを選んで正解じゃないかと?

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