P5000と互換バッテリーの使用感

[Diary] Photo/Camera

 8月に購入したニコンのP5000を、初めて旅に持ち出した印象を覚え書き。
 既に後継機のP5100(2007.09.21発売)も出ましたが、画素数が上がった程度で基本的な部分はほとんど変わっていないでしょう。

 いちばん困ったのが、露出補正が勝手に動いてしまうこと。
 自分の場合、プログラムオートでフラッシュ発行禁止がデフォルトで、ケースバイケースで露出補正も使うというのがもっとも多い使用法。通常は、露出補正はナシにしています。
 ところが、使用しているケースに入れた際の問題なのか、自分のカメラの構え方との相性なのか、気づくと露出補正が+2.0などになってしまっていて…。やけに液晶モニター画面が明るいなぁ…などと思いつつしばらく撮っていて、後から気づいたことが何回も。移動中にパシャパシャやっていると、気づかないことも多いんですよねぇ。。。その際に撮影された画像は、もちろん露出オーバーでトビまくり(T_T)
 露出補正はボディ右下の(十字)マルチセレクターボタンを右押し→さらに押すとプラス補正…なので、気づかないうちにボディ右下を何回も押していることになりますね。
 このマルチセレクターボタンの感触がヤワすぎるとは感じていたけれど、あれだけ何度もやってしまうとなると…。ボディサイズに対して、液晶を限界まで大きくしたデザインの弊害なのかもしれないですが。。。そうなっちゃうのって、自分だけ?

 あとは、多くのユーザーに言われている液晶モニター問題。
 なるほど、ピーカンの晴天下だと、よく見えません。。。
 何が映っているのかがようやくわかる程度で、適正露出なのかどうかなんて、とてもとても…。ここまで見えないとは…。
 これは、実使用してみないとわかないことでしたねぇ。。

 手ブレ補正の効果は、まぁ、こんなもん?
 それなりに撮影可能条件が広がるものの、多大な期待はしちゃダメってことね(^^;; その“それなり”が、旅先のスナップでは大きな意味を持つことも多いのですが。夜間でも、感度オート(800以上になる)&手ブレ補正で何とかイケる場合も多く。
 ただし、後でPCで見てみると、けっこう辛い。。高感度はやはりと言うか、せいぜい800まで。
 オートフォーカスの遅さは、被写体が動態でも意外に気にならず。精度はやや甘め?
 露出もまぁまぁ。ハイコントラストな背景でも、オートでそこそこまともに判断されますね。これは予想外で、なかなか優秀かも。
 旅先では「その場でスナップ!」が基本になるので、旅カメラとしてはなかなかよい、というのが素直な感想。
 
 さて、気になっていた互換バッテリーのほうは。。。

*参照:2007.08.04の日記 「P5000の周辺モノ」

 純正>台湾セル(EN-EL5-T)>中国セル(EN-EL5C)。
 この差が明確に表れましたね。体感では、純正は台湾セルの1.5倍、台湾セルは中国セルの1.2〜1.3倍程度、という印象。価格差を考えれば、互換バッテリーのコストパフォーマンスは絶大とも言えますが(苦笑)。
 旅に出るときはやはりバッテリー3個は持ち歩く必要があるなと。例え純正でも1コで1日は辛く、夜に充電が十分できないこともあると想定すれば、3コ必要。ほぼ想定通りでした。
 また、敢えて色違いになるようバッテリーを組み合わせたのも正解かな(^^;; 使用前・後や、今使っているバッテリーが何なのかを勘違いすることもなく。
 それより驚いたのは、2GBのSDカードでの撮影枚数。こんなに撮れるの!?
 フラッシュ発行禁止にしているせいでしょうが、旅の途中でメディア不足に泣くことはなさそうで、一安心。。

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