学校の階段

[Diary] Misc

 先日、映画『学校の階段』(4月28日公開)の試写を見てきますた。
 「ガッコウノカイダン」と言っても“怪談”ではなく、“階段”なので念のため(^^;;
 物語の舞台は、学校非公認の部活“階段部”のある天栗浜高校。そこに転校してきたヒロイン・神庭里美(黒川芽以)が、いつの間か階段部の活動に巻き込まれ、入部し、その活動を通して新たな自分、本当の自分を見出していくという青春ストーリーです。あとは公式サイトを参照して下さい(^^;; まだ公開前なので詳しくは…。
 主演・神庭里美役は黒川芽以。里美の揺れ動く心境を何気にリードしていく、階段部の部長・刈谷健吾役が松尾敏伸。階段部と敵対する生徒会会長・中村ちづる役に小阪由佳。その他、階段部の部員に通山愛里、甲斐麻美、秋山奈々、栩原楽人などなど。
 通山愛里は久しぶりに名前を聞きましたね~。上京して本格的な活動を開始?

 で、作品の感想はと言えば…うーん、75分の上映時間は短い。。。
 やや欲張りすぎ、詰め込み過ぎな印象も。サイドストーリー的なお遊びが多すぎて、メインストーリーの進行に集中しきれないかも。。。里美の心境をもっと掘り下げて欲しかったし、里美とちづるが階段部の存続を賭けて争うラリーのシーンも、もっと徹底して作り込んで欲しかったなぁ。
 って、その“やや一歩手前”感がまた、佐々木浩久監督ならではのセンスと言えばそうなんですが(^^;; 掘り下げれば掘り下げたで物語が重くなり、軽快なタッチで描かれる階段部の爽やかさが失われていたかもしれないし。ビミョー。でも、せめてあと15分欲しかったというのは正直なところ。
 ちなみに、階段部の“ラリー”とは、とにかく校内を走るんです。至る所を。詳しくは書きませんが、走るだけじゃない、飛ぶ&跳ねる&***なアクションも連続っ。どうせなら香港映画ばりにワイヤーアクションびしばし…は、予算的に難しかったようですが(^^;;
 黒川芽以、初アクションに挑戦! で、けっこうカッコイイですよん。実は運動神経いいんです。

 邦画が好調だと世の中では言われていますが、こーゆー小粋な青春爽快ストーリー作品こそ、もっと制作されて欲しいですねー。“純愛”とかホラー、TV局絡みの中途半端な大作ばかりじゃなくね。そうした意味では、すごく応援したい作品でもありまつ。

 公式サイトでは、予告編、メイキング、黒川芽以&小阪由佳のお笑いコンビ挨拶映像(笑)が公開中。
 また、4月5日〜12日までオンライン試写会も受付中。

コメント

タイトルとURLをコピーしました