Welcome to airkyon.com , enjoy your stay!

初めての激安サーバーマシン、富士通PRIMERGY TX100 S1。

2011年3月02日 - Posted by reibo - Inside [PC] PC   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
02 3月.

 録画鯖用マシンをどうするか、ここ1か月ほど悩んできました。
 ATOMで組むか、激安サーバーを探すか。はたまた現在のマシンを転用し、新たにメインマシンを組むか…。
 録画鯖は24時間運用になるので、安定していて静かなことが優先事項。
 ATOMで組めば小さくなって設置場所にも困らず、消費電力が抑えられるものの、安定感では? 発熱の激しい2TBクラスのHDDを複数台、組み込むのだから。って、通常のATOMマザーボードならS-ATAポートが2個しかないじゃん。うーん。。。

 やはり激安サーバーを探すのがいいかなと、NTT-X Storeでの激安販売が話題のHPやNEC鯖をチェック。
 が、それより気になっていたのは富士通のPRIMERGY TX100 S1。HPのProLiant ML110 G6や、NECのExpress5800より静音性能が高く、作りもしっかりしているらしい。CPU性能はやや劣るものの、デュアルコアPentiumであれば問題ないはず。
 一時期は楽天にて14,000円程度で販売されていたのですが、どうしようかなと躊躇するうちに完売。いつでもその程度の価格で買えるのかと思っていたら、どうやら違うらしいと気づいた頃には後の祭り。その後も何度か販売があったものの、価格は16,000円~18,000円程度に上がってしまい、それも数日で完売に。NTT-X StoreでのHP、NEC鯖も完売が続き、激安鯖ブームなことを実感させられつつ、購入機会を逸してしまったかと後悔していたところ。。。
 OTTOサーバー店にて、3月1日~13日の期間限定で激安販売されているのを発見! 同店で19,800円にて販売されていることは以前から知っていましたが、今回はHDDレスモデルが9,980円、160GBのHDD付きモデルが11,980円。これは激安も激安ですわ。
 ただ、通販ではクレジットカードが使えないのが難。が、電話で問い合わせてみると、店頭販売ならカード払いもOKとのこと。送料とガソリン代を考えると直接出向くほうが若干高くつきそうだけれど、アキバでついでに買い物をすればいいかと、速攻で出発。

 初めて訪れるOTTOサーバー店は、いわゆる激安PCショップ風の店舗なのかと思いきや…。法人向けの高級サーバー専門店といった風情で、自分など完全に場違いな雰囲気が漂います(苦笑)。あらかじめ電話で購入と来店を告げておいたので、台車に乗った2つの箱が用意されていました。それをクルマまで運んでくれるなど、激安サーバーをひょこひょこ買いに来た自分も立派なお客様扱いで。すごいぞ(^^;;
 個人事業主で小規模のサーバーを構築するのだから、同店向きな“お客様”なことに間違いはないのですが。。。
 しかし、噂には聞いていたものの、その箱のデカさには参りました。トランクの開口部に干渉してしまい、積み込むことができません。トランクが大きいとは言えないクルマですが、これほど巨大な箱だとは…。後部ドアからは何とか入れることができたので、後部座席にデーンと2つの箱が鎮座することに。
 そうです。あまりの激安さに、2つ買ってしまいました。HDDレスと、HDD付きを各1台ずつ。

 TX100 S1と外箱 付属品
 【↑ (左)PC本体に比べ、驚くほど巨大な外箱 (右)箱の上部1/4ほどは、キーボードなどの付属品】

 説明書・保証書類 梱包されたTX100 S1本体
 【↑ (左)説明書・保証書類を入れるクリアケースが付属するのもサーバーならでは? (右)付属品類の下に本体が】

 内部構造はあちこちのサイトで見ていましたが、実際に目にしてみると感動的ですね。
 まず、ケースの裏側にネジがないケースを見るのは生まれて初めて(苦笑)。なもので、ケースの開け方がわかりません(大苦笑)。
 側板に取っ手らしきものが付いているので、おそらくこれを引っ張ればいいのだろうと予想しますが、ちょっと引っ張ったぐらいでは開きません。思い切り引っ張って壊れたらどうしよう…などとビビりつつ力を入れてみると、パカッと開きました。これが簡単に開いてしまうようでは、サーバーとしてマズいのでしょう。

 TX100 S1 製造シール
 【↑ 側板上部、緑色の部分を引っ張ると側板が外れます。製造は2010年7月】

 側板を取り外すと、宙に浮いた形(?)のHDDケージが出現します。
 この特殊構造ゆえに、他社サーバーや一般的なケースより短い奥行き:386mmを実現できているんですね。設置スペースの自由度を考えると、PCのサイズは奥行きがもっとも重要なのではないでしょうか。このマシンを選んだ一因も、奥行きの短さですから。
 ケージには手回しネジがひとつあるので、これをクルクル緩めると…緩めると…ラック全体が持ち上がる仕組みに見えるのですが、動きません。ラックを支える軸の部分にネジがあり、ひょっとしてこれも緩めるのか? でも、ドライバーなしで扱えるはずなのに?
 ドライバーを取り出し、緩めてみます。動きません。
 軸の部分にCRCを吹き付けてみます。動きません。
 ほとんど意味のないペラペラの説明書:「はじめにお読みください」をよく見ると、こんな但し書きが。

ハードディスクケージを開ける際、ケージのヒンジ部が硬くなり開けづらい部分がありますが故障ではありません。そのまま注意しながら力をかけてハードディスクケージを開けてください。

(原文まま)

 何だか妙な日本語ですが、要は力を入れればいいだけらしい。
 ドライバーで緩めたヒンジ部のネジを元に戻し、今度は力を入れながら引っ張り上げてみると。。。動いた! なるほど!
 もう完全に、気持ちがケースに負けてます。初めての“サーバー”に、ビビりまくって完敗です(苦笑)。
 だから、勝負してどうする。。

 側板を外す PC内部
 【↑ 側板を外すと、こんな感じ。右側の緑色のネジを手で緩め、HDDケージを引っ張り上げます】

 HDDを固定するマウンタをケージから取り外すのも、おっかなびっくり。HDD付きモデルなので「なるほどね…」と構造を見ながら外せましたが、これがHDDレスモデルだったら、何がどうなっているのか「???」だったかも…。

 HDDマウント HDDマウント2
 【↑ ケージから緑色のマウントを引き抜き、HDDに合わせ(ネジ穴位置に突起が付いている)、再びケージに押し込めば固定される】

 もっとも、理解してしまえば簡単です。各部分とも、要は力の入れ加減。ドライバーを使わずに作業が行なえ、なおかつしっかりと固定できる。そのためには、ある一定の力加減が必要なのだとわかってきます。
 HDDケージには、電源やS-ATAケーブル類も固定されています。この固定方法がまた見事で、ケーブル長にアドバンテージがある部分を引っかけて固定する仕組みになっていたり、隅々まで各種構造の利便性が考慮されていることも見えてきます。HDDケージを開けると登場するマザーボード周りも然りで、その整然としたレイアウトには感動を覚えるほど。
 しばし、見とれてしまいました。。。
 これがサーバーマシンなのですね。
 こんなシロモノが1万円で買えるなんて、自作PCがアホらしくなってくる…。

 HDDマウント用ケージ PC内部2
 【↑ 配線の長さ、取り回し、未使用な配線の固定場所まで熟慮されていて、Micro-ATXサイズながら作業性は秀逸】

 ちなみに、購入前に疑問だったのがS-ATAポートの数。スペックを見るとポート数は4になっていて、内蔵HDD用3.5インチベイも4。が、DVDドライブが内蔵されているので、実際に使えるS-ATAポートは3なのか? と思っていたら。
 マザーボード上にはS-ATAポートが6個あり、HDDケージに4本、DVDドライブに1本のケーブルが接続。つまり、計5個が埋まっている状態。使われていない6番目のポートが、内部配線されているのかどうかは不明。
 (その後テストしてみたところ、問題なく使えるようです)
 いずれにせよ、HDDを4台きっちり積めることは確か。 
 (さらにその後、S-ATA:4の1ポートだけは2TB超HDD接続不可=MBRのみ対応/GPT非対応だと判明。他5ポートはGPTにも対応)
 (*参照:HDD増設でアクシデント発生(2.2TB超のHDDに対する、TX100 S1の謎仕様)

 さて、HDD組み込みも完了したので、とりあえず起動。
 と、BIOSの立ち上げ方がわかりません…。試した結果、F2キーでした。ケースの構造についてもそうですが、もうちょっと詳しい説明書を付属させて欲しいところ。それが唯一の不満かなぁ。
 BIOSでは、「Advanced」項目の「SATA RAID Enable:」をDisableに。(デフォルトではEnable)
 Windows7のインストールに必要なのは、それだけ。ドライバ類の用意は一切不要、お任せでOK。にしても、インストールの速さには驚きでした。エ、もう終わっちゃったの? 的な感覚で。これがXPだと、それなりに手こずるようですが…。
 現在のPCに載っているCPUは、Celeron D320 (2.4GHz/シングルコア)。いっぽうこちらは、Pentium E5400(2.7GHz/デユアルコア)。その違いなのか、あるいはXPから進歩したWindows7だからなのか。あまりに呆気なく起動してしまい、拍子抜け(苦笑)。
 で、試しにm2tsファイルを再生させてみると。。。
 現在のマシン(ビデオカードはGeForce FX5200)より、滑らかに再生されちゃいますよ(^^;; オンボードのビデオチップ(ATI ES100)はダメダメなので、サーバーでなく日常使用するならビデオカードの追加は絶対条件…などと言われるTX100 S1ですが、フツーに使っても今のマシンより高スペックなのですね(苦笑)。

 最大の特徴である静音さは、見事です。静かすぎます。起動時は噂通りの爆音ですが、ほんの一瞬で静かになるため問題なし。
 今のマシンが、うるさくて仕方ないように感じてしまう。。。
 いや、素晴らしすぎますって。

 もう1台のHDDレスモデルを、メインPCとして使うかなぁ。本気で考えよう。

  Check  拍手する

コメントを投稿する

CAPTCHA


*