高千穂鉄道、存続の危機に…
21 9月.
9月、九州各地に大きな被害をもたらした台風14号により、高千穂鉄道が全区間不通に。川水流−上崎間、亀ヶ崎−槙峰間の鉄橋流失がその主要因で、同社サイトには被害状況が写真入りで解説されている。
それによると、被害はテレビニュースでも報道された橋梁流出のみならず、路面崩壊、のり面の崩壊、日之影駅構内の道床流出など多岐に渡っているよう。中でも、橋桁どころか橋脚までが流されてしまった第1五ヶ瀬川橋梁(北方町川水流)、第2五ヶ瀬川橋梁(北方町滝下)の被害は甚大ですねぇ…。
しかし、公式サイトでこのように被害状況を詳しく、写真入りで発表するというのも珍しいこと。それだけ、今回の被害が同社にとって大きな痛手であり、列車運行の再開が困難を極めるということなのでしょうね。地元では既に「運転再開は不可能、このまま廃止か…」という意見も多く聞かれるようで…。
同社の黒木睦郎社長(高千穂町長)によると、今回の台風による災害保険は最高で約4億円。被害総額はまだ明らかでないものの、復旧費用は国、県と沿線自治体が各4分の1を負担し、残りを同社が負担することになるらしい。同社は赤字経営で基金も3億5000万円まで減っているため、同社長は「心情的には存続させたいが、長い将来を考えたら、厳しい事態だ」と述べたそう。
なんとか運転再開をと願うものの。。。高千穂への観光手段として脚光を浴び、また、トロッコ列車名や駅内温泉(日之影温泉駅)など鉄道に乗車すること自体が観光として注目されるなど、様々な経営努力がようやく実り始めてきたとも思えるだけに、このまま終わらせて欲しくないところです。






