SONY DCR-TRV33K インプレッション

[Audio&Visual] Misc

 2003年8月に購入したビデオカメラ、SONY:DCR-TRV33Kを数回使用してのインプレ。

 *参考日記 2003.08.17/ビデオカメラ購入

  • 店頭でズーミングするとTRV33Kは異様に早い(早すぎて操作しにくい)ものの、テープを入れて録画状態にすると、ズームスピードがTRV22Kと同程度に落ちる不思議な仕様。これって、他社比でズームが遅いと言われていたSONYが店頭販売用に考えたテなんでしょーか(^^;; 初めてのビデオカメラ購入に店頭でお試しする素人さんには、TRV33Kのほうが上級機だというわかりやすいポイントでもあるのかも(苦笑)。
  • バックが抜けていてコントラスト比があると、後ピン気味になるのは相変わらず(おそらくSONYのオートフォーカスは全機種)。
  • 今のところCCD小型化の弊害は特に見られないが、仕事先で使ったDCR-PC120に比べると、明暗の変化にやや弱いかも。まぁ、CCDの大きさ、レンズ径が違うのだから当然と言えば当然なんですが。100万画素を越えてしまえば、画素数の差は関係ない。
  • TRV620Kの総画数69万画素→107万画素への変化は、ノイジーさが減少してクリアになった印象の画像に表れる。14ビットDXP回路の効果なのかも。と言っても劇的な変化ではなく、VHSビデオ&20型以下のテレビしか使ったことがないレベルの人なら気づかない差かも(想像)。
  • タッチパネルは使いづらい。特に、タッチパネル上でしかマニュアルフォーカス操作ができない点は、オートフォーカス以外は使うな、と言われているようなもの。動きのある被写体をマニュアル撮影するのはまず無理。
  • ただし、スポット測光は便利。コントラスト差が大きく、ド正面や真上からスポットを当てるバカ照明が多いイベントではかなり有用(苦笑)。そのためにタッチパネル機種が欲しかったんですけどね。
  • 付属品のバッテリーは標準サイズと同じ大きさながら持ち時間がやや短い。ガワは同じでも中身が薄い(質量が少ない)んですな。カタログ上の全体重量を軽くするためのセコい方法です(苦笑)。
  • 対応コンバージョンレンズ径は30ミリなので、37ミリ径が多い旧タイプを使用するにはアダプターが必要。
  • 液晶精度は数年前のモデルと比較してかなり進歩。(でもまだまだ)
  • やっぱ小さい&軽い。持ち運びが楽。でも手持ち撮影での疲労度はそれほど変わらない気もする…。小さいので、固定するために腕に余計な力が入るのかも。ズームするとどうしても画面が揺れてしまうので、SONYの強力な手ブレ補正機能で助かってる面が多々あり(苦笑)。このへんは持ち方に慣れれば変わってくる?
  • 持ちやすさではDCR-PC120のほうが楽な印象。薄くて四角いのでバッグに入れての持ち運びもTRV型より便利。ただ、細かく早い切り替えのズーム連続撮影は、縦型では辛いものがある。力加減が難しくて、どうしても動きすぎてしまうのも、慣れの問題?
  • 小型化されてマイクが前面むき出しのような位置にあるため、風に弱い。予想以上に風切り音を拾う。TRV620Kと比べると、マイク部も小型化された分だけ音質はやや悪化。CDとMP3の音質の違いがわからないレベルの人なら感じない差でしょうが(苦笑)。
    とは言え、縦型タイプの上部にあるマイクに比べれば音の指向性はいい。縦型しかない仕事先の担当者に撮影した画像を見せたところ、その差に驚いていた。ちなみにそこではガンマイク必須です。
  • あとは…早送り&巻き戻しが速くなった。って、これはDigital8とDVのメカ差だな。

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